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2010年04月18日

ほがらか介護 わが家流の見つけ方

わが家流でいい!
ほがらか介護
                                (介護カウンセラー羽成 幸子氏より)


わが家流の見つけ方
まずは自分で考え先手を打つ



介護には教科書はありません。人生の数だけ介護方法はあります。言い換えれば、「介護に教科書などいらない」ということです。介護の講演会や介護体験の書籍などは参考としての情報ですが、情報は多いほど自分でアレンジして、介護法のメニューを増やすことができます。



人の介護体験を聞いて、“わが家流”を考える。大事なことは人と比べないことです。人と比べられないのが介護だと言った方が適切かもしれません.私の講演を聴いてくださった方や、本を読んでくださった方の中には、「羽成さんだからできるのよ」という方がいます。実はこのときに、“私には無理”と思うか、“私ならこうする”と思うかが、“わが家流介護”を生み出す分かれ道だと思います。




あるときを境に、介護がうそのように楽になったという女性がいました。それまで頑張って、必死に介護と向き合ってきた方です。心が張り詰めて“これ以上、もう頑張れない!”と思ったとき、思わず「ま、いいか」という言葉が口から出たそうです。この「ま、いいか」こそ、重い気持ちを救ってくれた言葉でした。





彼女は口うるさい姑に仕えてきた、素晴らしいお嫁さんでした。介護が始まっても、口うるささは消えず、苦しみの毎日だったそうです。ですが、「ま、いいか」の一言が、彼女を元気にしてくれました。「もう少し早く、そう思えていれば、もっと、楽だったと思うのですが・・・・・。ま、いいか」と彼女は楽しそうに笑っていました。



言葉一つでも、」気持ちは左右されます。嫌になっちゃったと嘆くか、「ま、いいか」で、次の手を考えます。最初の一歩を考えて実践してみましょう。あの手この手を考えているうちに、自分流が確立してきます。





さらに、わが家流介護のリズムをつかめば先手を打つことができるでしょう。先手を打てると介護に余裕ができ、余りができれば、介護者自身の人生を広げられます。まずは自分で考えることから始めましょう




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