働く喜びから人を活かす職場づくりへ! パート 3
<企業経営のあり方>
1.その場でその子のレベルで段取りすると集中でき一生懸命になれる
2.彼らの中からリーダーを作る (従業員トータル7割が知的障害者)
営業、開発、経営、生産部門では12~13人に一人の健常者がつきます。
彼らの理解力でJISチョークが出来たのです
<検査部門での工夫>
一日100万本型に流し込んで固まった粘土が口金から出てきます。
口金の管理はノギスで行ないますが検査棒がすーと入ったら
交換するようにしました。製品の検査は2つの穴を用意すると
±の上限、下限が彼らには出来ます。
自分の理解の中で安心して集中できるのです。
<寿命を伸ばし、社会保障費削減に貢献>
障害者の寿命は45~46歳と短いのですが今15歳の子が65歳になります。
50年働いています。65歳の子が6人います。
また、社会保障費削減にも貢献しています。
40年この子たちが施設で過ごすとしたら、一人あたり年間 500万
2億のお金が必要なのです。
これからの中小企業の生き方は
職人文化を大事にすることです。
その後コーディネーターの小出宗昭氏、パネリスト会長の息子さん
大山隆久社長、大山泰弘氏のディスカッションが行われました。
経営戦略、方針をお聞きしました。
<会社理念>
日本理化学工業(㈱)では、全体の75%が知的障がいのある社員です。
障害があっても、彼らの能力にあわせて作業方法を工夫すれば、
立派な労働者として、こんなにイキイキと活躍してくれています。
最後に不思議なチョークキットパスについてお話します。
主原料は化粧品にも使われているパラフィンで安心素材です。
さらにつるつるしたところなら濡れたタオルでサッと消せるので
お子様も安心して、のびのびとお絵かきが楽しめます。
空をキャンパスにお絵描きしましょう!
窓ガラスで外の風景を見ながら描く遊びは、幼児の五感を刺激することになり
人格形成に必要な”感じる心”を目覚めさせることで、子育てに役立ち
しかも知的障害の出現率を減らすことにも役立つと言われています。
人間3歳までに良い感性を育てると言われています。
<お問い合わせ>
日本理化学工業株式会社
電話:044-811-4121
http://www.rikagaku.co.jp/
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