介護求職「理想と現実」・県の支援事業

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2010年04月19日 11:26

介護求職と「理想と現実」
県の支援事業

                    {静岡新聞朝刊から)


県の介護職員支援事業で、2009年度は目標を大幅に上回る受け入れ希望事業所と視覚取得希望者(休食者)が合ったものの、雇用契約に至った求職者は3割程度にとどまったことが17日までに、県のまとめで分かった。県介護保険課によると、給与・待遇面の不一致が原因であると見られる。同課は「ミスマッチングの解消に向け、ハローワークなど関連機関を強めていきたい」としている。




事業は介護現場への人材供給と介護取得の“一石二鳥”を狙う。緊急雇用対策のために11年度までの3年間限定。09年度は介護福祉士(ていいん20人)とホームヘルパー{130人)の2コースを用意し、事業活用期間中の人件費や主格取得費用の全額(上限あり)を県が負担。前249の介護・障害者施設が受け入れを希望した。




求職者は、就職先が未内定の高校生をはじめ失業者や高齢者で介護福祉士コースが71人、ホームヘルパーコースが287人だた。内介護福祉士コース26人ホームヘルパーコースが86人が雇用契約に至った。離職対策と、厳しい就職か集おうを強いられる高校生の対策を兼ねた事業として関心は高かったものの、雇用契約者の予想は大きく下回った。





県が助成する人件費は全産業の高卒者平均月給をやや上回る16万5千円。介護・障害者施設などの平均20万3400円(平均35.8歳)に迫る水準を確保しようと、契約段階で県助成に独自の上乗せ支給を提示した事業所もあったという。同課は「ほとんどが介護現場に初挑戦する人だった。とくに働き盛りの失業者にとっては賃金の理想と現実が違ったのでは」と推察する。




また、全産業の平均月給約30万と開きがあることについて同課は「熱意と使命感が不可欠な職場だけに、給与面だけでなく働きがいでも判断してほしい」と漏らす。10年度は、ホームヘルパーコースのみの募集だが、受け入れを希望する事業所がさらに増えたため、枠を230事業所に拡大した。5月7日までに求職者を募っている。












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