「家族の会」顧問リレートーク パート2
認知症の人と家族の会・結成30周年
公益社団法人認定
記念公開講演会 パート2
(講演内容の一部より京都産業会館・シルクホールにて 2010.6.6)
中村重信氏
京都大学医学部卒業、1980年京都大学医学部神経内科助教授、90年広島大学第3内科教授、二〇〇二年洛和科医音羽病院勤務。現在洛和科医京都治験・臨床研修支援センター所長、広島大学名誉教授。2004年国際会議に向けて、習慣国際会議ニュースを69回に渡り執筆、会議成功に尽力、(社)「家族の会」顧問。
認知症を治す薬はいつ?
薬がなくても認知症の人は、どこまで生きられるか。高見代表の話と違う人が出てきて申し訳ありません。神経内科医として認知症の方に少しでもお役に立てればと思います。当事イギリス、アメリカでは認知症はアセチルコリンをつくる酵素が少ないらしい、アセチルコリンを増やす努力ができないものかといったいる中。エイザイ(株)の杉本八郎氏(京大の客員教授)アリセプトをつくりました。これはすごいことです。
日本人は結構のろまででアメリカに先を越されました。1999年・10年前日本でもアリセプトが出ました。その後いろんな薬の効果をみても上手に事がいかない。早く先生薬を出してくださいと言われました。あれは辛くてね、力のないことを思いしらさレ他のです。厚生省が認めてくれない。昨年の8月厚生省へ早く薬を出してくれとお願いしました。今年の2月審査することになった3つの薬の審査がおりました。来年には何とかなると思います。
アセチルコリンを働きを低下させる「ガランタミン」、アリセプトとは違う切れ味です。「リバスチグミン」これは貼り薬です。認知症の人は薬を飲むのを嫌がる人がいます。本人の手の届かないところに貼ることができます。「メバンチン」はアセチルコリンの働きの他にグルタミン(味の素)の働きもあります。いま、まな板の上に乗っています。
5/10付けのブログのカテゴリー欄の認知症を予防
アルツハイマー型認知症治療薬相次ぎ販売へと題して載せました。
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