私が受けたセカンドオピニオン・体験手記 パート3
私が受けたセカンドオピニオン
体験手記 パート3
主治医以外の医師から意見を聞くセカンドオピニオンについて手記を募集したところ、たくさんの方から投稿を頂きました。ほとんどが「セカンドオピニオンを受けてよかった」といった内容でした。そこで2回に分けて紹介します。今回は、がんや腫瘍に関するものです。
娘のアドバイスで専門病棟へ
(相模原市緑区・鶴間百代・58歳)
直腸の腫瘍
2008年一月の終わりに夫が、腰が痛いというので大学病院へ。そこで直腸の管の外に腫瘍が見つかりました。担当医からは、良性か悪性かの細胞検査もせずに手術を進められました。しかし、術後は人口肛門になると言われ、まだ60代の夫に人工肛門をつけさせたくないと悩みました。
娘から「セカンドオピニオンを受けてみたら」とアドバイスを受け、紹介状を書いてもらい、がん専門の病院へ。検査の結果、夫の体質に合う抗がん剤が見つかり、それを一年近く飲み続け、腫瘍が小さくなったところで昨年7月に摘出手術を受けました。術後3ヶ月間傷口がふさがるまでは、人口肛門をしていました、11月には、それも外すことができました。
今では、元気に仕事と学会活動に大忙しの日々を送っています。
国内屈指の専門医に恵まれ
(愛知県尾張旭市・蟹江徳治・71歳)
悪性リンパ腫
5年前の10月、夫婦で自主的に胃と大腸の検診を受けました。その結果、私は悪性リンパ腫と診断され、大腸にも4センチほどの腫瘍が発見されました。11月に摘出術を受け、無事成功。しかし、、悪性リンパ腫がステージⅣと診断され、苦痛の抗がん剤治療が始まりました。主治医の勧めでセカンドオピニオンを受けることに。
そこで国内屈指といわれる悪性リンパ腫の専門医の講座を受ける機会に恵まれ、現在治療を受けている病院に転院することができました。一時はどうなるかと不安でしたが、抗がん剤の効果はてきめん。1ヶ月で不思議にもステージ0になり、リンパ腫もすっかり消えて家族もびっくりするほどです。
入院中の年末、妻が私の肩にそっと手を置いて「来年こそは二人そろって最高の年にしましょうね」と激励してくれたのが、何より嬉しかったです。翌年一月、晴れて退院することができました。現在は1年のうち4、5日程度入院し、それ以外は通院しながら治療を続けています。
更腸寿命(きょうし)に感謝し、これからの悔いのない勝利の人生を願い、頑張って参ります。
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