生きるということ~静岡がんセンター総長山口建氏講演より

2人3脚

2010年12月04日 21:52

~生きるということ~
女性経営者と考えるパート2

                 第20回静岡県商工会議所女性連合会交流会
                       富士商工会議所 エコーレ


3.身体を守る
パート1の続き



①.予防


ワクチンを1本打てばほぼ完璧に抑えることができる。病気を半分くらいに抑えて病気を遅らせることができます。がんや心筋梗塞を後ろに遅らせることができます。




②.がん検診・特定検診(メタボ健診)



がんには2000~3000位の種類があります。がん検診によって胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・子宮がんが6~7割占めています。安い費用でほぼ最高の検査が受けられます。市町村が実施している健診・検診か人間ッドックを受けましょう。1000人検診受診者のうち要精密検査10人→子宮、100人→胃、マンモグラフィーによって乳がんが低下。これらのうち1名ががん発見につながります。要精密検査の案内が来ると自分ががんになったと思ってしまうが1/100の割合で2割りの方がここでやめてしまっているので注意しましょう!検診のターゲットは6~7割、見落としがかなりあります。予防が1/3、検診1/3、自覚症状で1/3





③.症状留意


思い当たる症状があれば、必ず医者に言ってそれが心配ないことを確認しましょう。
ここに書いてある症状があったら、癌ではない別の病気が見つかる場合があります。




がんで見られる症状


舌がん                         食道がん
●舌にしこり、直りにくい潰瘍ができる。      ●飲み込むときに、つかえるとか沁みたりする


喉頭がん                        肺がん
●声がかれたりかすれたりする。          ●セキが続く、タンに血が混じる。
                              自覚症状もないこともあるが定期
                              検診で見つかることもある。

乳がん                         胃がん
●乳房のしこり、乳首の微少出血。        ●胃の具合が悪い。食欲がない。
自己検診で見つかることも多い。          好みが変わる。自覚症状の
                              ないことも多い。定期検診が大切。


皮膚がん                       大腸(直腸)がん                              
●直りにくい潰瘍ができたり            ●便に血や粘液が混じる        
イボが急に大きくなる。               痔と間違えないこと。



黒色種                        腎臓・膀胱がん
●新しいほくろができたり             ●尿に血が混じる。
ほくろが大きくなったりする。
特に足の裏のほくろに注意。

                            前立腺がん
子宮がん                      ●尿の出が悪苦なる。
●おりもの。不正出血              
ただし、早期には自覚症状のない
ことも多い。定期健診が大切。
   













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