認知症の人と家族の会・静岡県支部・顧問医石田先生講話

2人3脚

2010年12月18日 10:40

認知症の人と家族の会静岡県支部
(すぎなの会)
12月17日つどいが行なわれました。
顧問医の石田孜郎先生
(鷹岡病院精神科医師)の講話よりパート1






認知症の予防



否定しないでゆっくりやるということが大切です。人間そのものがせっかちですが、早めに手を出したくなります。東奔西走ですね。来年新薬が出ますが、アリセプトどう違うかというとこれらの薬もできるだけ進行を止めるだけのものです。ちょっと物足りない。その前に予防です。認知症を早めに、進まないためにどうしたらよいか、これから悪くならないより、予防があって治療です。残念ながら治療はいま一つです。





がんやどんな病気でも1次予防をどうするか。認知症の一時予防ができたとしても安心できない。ちょっと寂しいことです。私は72歳ですが、その間にいい薬ができるか、私が生きている間は駄目かなー。今日は何をお話しましょうか。中学の仲間、高校の仲間、年末になって不幸がありました。高校の仲間は元気だった。ところが急にかえらぬ人になってしまいました。中学の仲間は肺がん、本人、症状に自覚がなかった。手術が不可能です。




息災・多病息災


無病息災、1病息災、前の勤務時代(静岡こころの医療センター)の頃多病息災といっていました。これはわたしが作った造語です。10数年前東京大学の多田先生が冊子に多病息災と使っていました。きちっと病気を管理しているのが条件なんですね。努力すれば長生きします。私は多病ですね。心筋梗塞、1987年発症、危うく生命を落とすところでした。駿東郡清水町にある岡村記念病院に今は三ヵ月に一回通っています。今は院長として活躍されています。それから後はですね、いつの間にか病気になっていた。それは血圧が高い、通風、肥りすぎでした。





今どうしてスリムになったのか、1食抜いてみた。<笑い>抜くと体重を支えることができず間食、一向に体重が変わらない。皆に公言すれば自分をコンとロールできるのではいかと思い公言してみた。「あなたのやっていることは間違っている。3食、食べないといけない。主食は半分、副食は全部食べましょう」と。毎朝排尿排便をしてから体重を測りました。1ヶ月にあきらかに100g単位で減っている。だんだん100g→200g→1年で10kg減りましたその方のいうことが正しかった。脂っこいものおかずも減らしやっと今、71kg。スリムになりました。発症した当事は82~83k、今は71kです。
                                                ―続く―











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