~若年期認知症への理解を深めませんか~
若年期認知症を考えるのつどい
認知症の人と家族の会・静岡県支部
富士市フィランセにおいて若年期認知症のつどいを行います
日時 2月25日 (金) 10:30~14:00
場所 富士市フィランセ3階 ボランティアルーム
参加費 昼食代 500円(当日受付にて)
参加者募集
締めきり 2月15日
FAX TELで申し込み
TEL 0545-63-3130
FAX 0545-62-9390 代表佐野三四子
1.体験発表
「若年期認知症を受け止めて」~地域で安心して暮らせる~
若年期認知症を乗り越えて活躍中 佐野光孝・明美様
2.体験発表
「発症から今日まで・・・・支えられた家族の会」
認知症の人と家族の会 静岡県支部世話人 木下ひでよ様
講演
「若年期認知症考える」
鷹岡病院 精神科医 家族の会顧問医 石田孜郎先生
交流会(グループワーク)
「今、わたしが若年期認知症なったとき、
どのような対応を望みますか?」
昨日の静岡新聞夕刊に若年性認知症の患者さんの声が載っていましたので紹介します。
65歳未満で発症する若年性認知症。厚生労働省の推計では患者は約3万8千に上り、予防や就労支援などの対策が課題になっている。当事者はどんな思いで過ごしているのか。名前や症状を明かし、積極的に発言している2人に聞いた。
地域で普通に暮らしたい
「偏見持たないで」
仙台市青葉区木村克夫さん(67)は50代のときに異変を感じた。製薬会社の営業マンとして昼夜なく働いた。「パソコンで同じことを繰り返すようになって・・・。まずいなと思ったけど、忙しくて病院に行かなかった」。退職後の2008年に精密検査、アルツハイマー型認知症だった。
「がっくりきました。自分はそんなことに絶対ならないだろうと思ってましたから。治りたいと必死でしたが、治らないと分かった。つらかったですね」妻や娘らの理解もあり、今は落ち着いた生活に。「いかに生きるべきか、突き付けられたような感じで、まごつきました。今までの生き方とか人生観を変えないと駄目。難しいですよ」。車の運転はやめた。「家族と一緒にいても、寂しいと思うことがあります。病気への不安から来る感情なのかも知れません」
富山市の山本きみ子さん(61)は、2年前にアルツハイマー型認知症と診断された。「私の場合、仕事柄いろいろな人に接してきたので、これも病気の一つだと受け止めることができた」と振り返る。「認知症だからといってどうこう言われることはないし、隠す必要もない」と、独立した3人の子や親戚、近所の人などにありのまま話した。
家事は「なんとかなると思った」と話す。夫の雅英さん(62)と分担。「できるだけ普通に暮らしたい」と夫婦で外出し、海外旅行にも行くようになった。最近は「前の日のことを覚えていないことがある」ため、大切なことはメモし日記につけている。週2日は看護師としてデイサービス施設で勤務。「家に閉じこもっていたら症状が進むから、・・・。認知症でも受け入れてくれる場がある事がありがたい」雅英さんは「認知症を特別なものと考えず、周囲にも早く知らせたほうが楽。一日一日を大切にしたい。不安なことは「何年か後には、現実が分からなくなるかもしれない。主人が病気になったりしたら、自分はどうなるか」と話す。「一般の人には、この病気に偏見を持たないでほしいと思っているんです」
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