予防のためのストレス学

2人3脚

2010年05月09日 09:35

予防のためのストレス学
                       (畔柳修・ライフデザイン研究所所長より)


コントロールできない他人
間違ったら引き返す



大リーガーの松井秀喜選手は著書「不動心」の中で「野球は失敗のスポーツ」という趣旨のことを書いています。バッターは3割打てば一流ですが、別の言い方をすれば、7割が失敗。この失敗と上手に付き合うには、過去はもうどうにもならないので、今、自分にできることに集中するしかないとも書いています。




ライバルの成績も自分ではコントロールできません。逆にコントロールが可能な自分のことを考えると集中力が増すわけです。タイトル争いという周囲からの余計なプレッシャーを振りほどき、自分にとって最高のパフォーマンスを出せるように自身のことだけに集中してプレーすることで、結果がついてきます。



自分以外はコントロールできないことばかりです。時間、他人、世の中、どれも思いどうりなりません。コントロールできるのは、自分の行動や態度、考え方などだけです。だからこそ、自分にコントロールできないことは悩まないでおきましょう。



私は余り決断することに悩むことはありません。もし間違っていたら、引き返せばいいと思っているからです。長い時間をかけて考えても結果はそう大きく変わりません。だったら早く歩きだした方が、引き返す時間がたっぷり取れます。そしてそれが私のゆとりとなります。



多くの人は自分が投げたボールがどこへ飛んでいくか(結果)ばかりを気にしているように思えます。私は納得してボールを投げたらあとはあまり気にしません。結果ばかり気にすることよりも、歩み出した自分の納得感を大切にしているからです。



人生、全戦全勝なんてありえません。人生は5勝4敗1分けくらいがちょうどいいと思うのです。そうすると4敗1分けできるというゆとりが生まれます。また、その分、人に優しくなれるような気がします。



この記事を読んだ時、安堵感を抱いてる自分がそこにいました。  納得です。






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