ひとりジャンケンで認知症を予防しましょう ♪♪

2人3脚

2011年07月31日 10:18

手間いらず、お金いらずの
「ひとりジャンケン」

両手と頭を使ってボケ・
認知症を予防する

              日本大学文理学部教授 森 昭雄




ひとりジャンケンのやり方


①右手は、グー、チョキ、パーの順に出し、左手はそれに対して必ず勝つようにして出す。
②グー、チョキ、パーを1回として10回行なったら、今度は①と反対に負けるように出すのを続けて10回行なう。慣れたら徐々にスピードアップしていく。





【ひとりジャンケン】は、両手を使って一人でジャンケンをするという、単純そうに見えて、ものすごく脳を使う動作です。両手を意識的に使うことで、脳の広い部分を働かせることができます。





現代人は歩く機会が減って足を使わなくなったといわれますが、実は手も余り使っていません。携帯メールやパソコンで手をよく使っているイメージがありますが、私は脳の活性化にはよくないと考えています。手の動きが小さいからなのか、反応が早すぎるからなのか、前頭葉も活性化しないし、脳の活動も低下してしまうのです。それはともかく、両手をよく使えば、脳の血流がアップし脳が若返ります。





予断ですが、ボケや認知症だけでなく脳梗塞の予防にも大変効果的です。統計的にも手を抑使う人は、脳梗塞になりにくいといわれていることからもうなずけます。【ひとりジャンケン】は血流アップだけではありません。ある一定のルールに従った働きをしている脳に対し、逆の指令を出すと、脳は軽い混乱を招き、戸惑いをみせます。その混乱を修正しようとするとき、前頭葉の特にイメージをつかさどる右側の部分が強く働くことが最近わかっています。つまり頭をよく使いながら、両手で色々な動作をするのが、脳の活性化に驚くほど役に立つということです。





【ひとりジャンケン】は年をとって動きがギクシャクする「加齢性不器用」の改善にも効果的です。これは前頭葉と、体の動きに関わる小脳の動きが低下して起こるものです。【ひとりジャンケン】は前頭葉と小脳の活性化を促すため、加齢性不器用を治すにはもってこいの動作です。毎日両手を合わせて20回ずつ、一日2セット行なえば脳は鍛えられ、若返ります。







<ホーム長のつぶやき>



皆さんやってみていかがでしたか。多分脳が混乱を起しできなかったのではないでしょうか。これも「反復練習」でできるようになるはずです。ちょっと暇になった時、頭の体操として両手を動かしてみましょう。もちろん私もできません。^混乱して勝つことはできても、負ける動作になるとさらに混乱してしまいました。頑張ってやってみましょう!















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