知らないと怖い!口の中の汚れパート8入れ歯ののお手入れ
口の中の汚れパート8
監修 医療法人社団 高輪会
理事長/医学博士 深井眞樹
歯科衛生士室長 大塚博子
口腔ケア」ガイドブックよりお届けします。2人3脚でも口腔ケアは特に重要視し食後の歯磨きや口腔体操を行っています。合わない義歯や歯が欠損しますとADL(日常生活自立度)が低下します。今回は口腔ケアの必要性について学んでみましょう!
入れ歯の汚れは、しっかり洗い落としましょう
入れ歯にも歯垢はつきます。手入れが悪いと、細菌の温床となり、残っている歯が虫歯や歯周病になったり、誤嚥性肺炎を起こす危険が高まったりします。1日に1回、できれば毎食後、入れ歯を外して洗いましょう。
●入れ歯の洗い方
入れ歯についた食べかすを、流水で洗い落としてから、入れ歯専用のブラシで歯垢をこすり落とします。葉の裏側の凸凹部分、口の中で接触する部分、金属のばねの部分は念入りに、
入れ歯のお手入れで注意すること
●入れ歯洗浄剤では、汚れは落ちない
入れ歯洗浄剤につけただけでは、歯垢は落ちません。ブラシで入れ歯の汚れをしっかりとってから洗浄剤を使いましょう。
●歯磨き剤をつけてブラシでこすらない。
歯磨き剤には少量でも研磨剤が入って、ているので、歯磨き剤をつけてブラシでこすると、入れ歯に傷をつけます。
●入れ歯を水につけて保管しない
入れ歯の保管は、ふたつきのガラスケースなどに、水につけたままにしていると、細菌が増殖する可能性があります。
●入れ歯をはずしたあとは、お口のケアを
入れ歯をはずしたあとの口の中が細菌だらけではもともこもありません。必ず歯や歯茎(歯肉)、舌の清掃をしましょう。
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