10月1日アルツハイマーデー片山先生の講演内容パート9

2人3脚

2011年11月21日 07:00

アルツハイマーデー記念講演会
片山禎夫ドクター講演内容パート9 最終回




10月1日エイザイ・ファイザー協賛のもと認知症の人と家族の会はアルツハマーデーで片山禎夫先生をお招きし「若年期認知症の人と家族とパートナーと共に」~一人で悩まないで、仲間を作ろう~と題してお話されました。あっという間の2時間でした。会場は先生の話に聴き入り涙ぐむ人もみられました。




認知症三種類の新薬について
                                  講演時の資料から



レミニール使用時





・言葉が出にくい
・昼夜逆転を示す人
・脳血管障害を持っている人
・副作用はアリセプトと同じと考えて良い





イクセロンパッチ使用時




・投与を的確に、介護が安心して行なえる
・比較的引っ込み思案な、活動性低下を示す患者さんに効果が解かりやすい。
・皮膚の保湿を保つことが大切
・痒み、発赤はその都度、対応で重症化しやすい






*アリセプト、レミニール、イクセロンパッチは併用できない




メマリー使用時




・なるべく負の外的環境を排除する
・負の内的因子が出現しているときは投与を考慮する
・できれば正の外的環境を整えるとより良い
・注意力が上昇することでも症状の進行が遅くなる
・長期的な、症状の進行が遅くなることも期待される
・中止時2週間で症状、憎悪、不安、不穏、怒り出現
・高度に入り、全身状態憎悪、睡眠薬などにより心理テスト憎悪
・抗精神病薬内服中の場合、傾眠などの症状に応じて、抗精神病薬の減量を指示しておく




*アリセプト、レミニール、イクセロンパッチのどれか1つと併用可能

















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