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2010年05月23日

わが家流でいい!ほがらか介護

わが家流でいい!
ほがらか介護
                                (介護カウンセラー羽成 幸子氏より)


介護の先取り
夫婦で今の生活を見直そう



最近男性の介護者が急増しています。仕事を辞め、親の介護をしている男性も多いと聞きます。それまで家のことは妻任せ、親任せの男性が、介護にかかわる場合もあるでしょう。自分の世話に、介護がプラスされるわけですから、大変です。苦しさも不安も、相当なものだと思います。とはいえ、日々の生活から逃げるわけにはいかないのです。




私の父は亭主関白型、母は良妻賢母型でした。私はその組み合わせの夫婦を間近に見て育ちました。父は自分の手足のように母を使いました。母もそれが当たり前のように動いていました。結果自分のことすらできない父と自立できない母という夫婦になったのです。私はわがままな父と闘いました。同時に母のような生き方はしたくないと思いました。




子どもから見て、母にはもっと輝いてほしいと思ったのです。しかし、父と母の時代には、それが当り前だったのかもしれません。家事を何もしない男性は、何もできないまま老いていきます。ですが、それは女性にも責任があるような気がします。



私の夫も今でこそ家事にかかわってくれますが、以前は自分が使った食器を台所に運ぶことさえ、「どうして俺がこんなことをしなくてはならないんだよ」と不満顔を見せていました。私はあきらめずに「助かるわ」と声を掛け、根気よく向き合いました。食器運びから食器洗いへと少しずつ進歩。水がシンクの外に飛び跳ね、床が水浸しになっても、見てみぬふりで「助かるわ」 の一声を掛け続けました。やがて、夫は私にお茶を入れてくれるようになりました。




皆さんはこの話を聞いてどう思うでしょう。受け止め方は人それぞれでしょうが、私は、やがて必ずかかわる介護を意識し、「今の生活の見直し」をお勧めします。家族やお互いの幸せのために、介護の先取りは、きょうから、今から始められます。少しずつ先手を打っていきましょう。




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