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2010年07月24日
認知症介護10か条 第5条 身だしなみについて
認知症介護10か条
(一部ぼけ予防協会より)
第5条 身だしなみ
身だしなみ 忘れぬ気配り 張り生まれ
認知症老人が一日中、寝巻きのまま着替えをしないで、起きたりしていることがよく見かけます。洗面をしても髪にクシを入れなかったり、ひげが伸びたままといったことも珍しくありません。介護する人も、認知症老人だから当たり前と考えています。
しかし、認知症老人が、「身だしなみ」に気配りしない様になれば、生活リズムや張りを失って、認知症状を進めるきっかけにもなります。また、身なりが乱れている様子は、周りの人から、さげすまれるもとにもなります。
したがって、寝間着から昼間着に着替え身づくろいして、日中活動的に過ごすようにすることは、本人の気分転換と快い緊張感、楽しい人間関係のために大切なことです。
人間は文化や生活習慣を背景に持った社会的存在です。老人が周囲から疎外されないで、自分なりに培ってきた文化や、生活習慣を持ち続ける手助けをしてあげることが、認知症老人のQOL(生活の質)のために必要です。
老人の人柄や生活習慣をよく知って衣類の色やデザインの好み、着慣れた服装を把握し、その人なりの身だしなみができるように援助していきましょう。
認知症老人に化粧を取り入れたところ、生き生きしてきたという報告もあります。朝の洗面、歯磨き、髭剃り、髪をとく、化粧をする、好みの服に着替えると言った身だしなみの基本を守っていくことは認知症介護の基本のひとつです。
ファッションは心のリハビリ
☆時々化粧をしかっりとして通ってくる利用者さんがおられます。そういう時はとっても明るい。色々な職員や利用者さん達から 「きれいね、若くなったみたい」と声を掛けられています。ほめられると嬉しいものです。
☆化粧の仕方はしっかり覚えています。若返り、表情も生き生きし、いつもと違った雰囲気となり、穏やかな顔つきで一日を過ごされます。
☆お年寄りが生活の意欲を失い、人とのつながりを持とうとしないとき「衣」の工夫はお年寄りを元気にしてくれます。
☆女性は美しく、男性はかっこよくありたいものです。そんな配慮や気配りをしてあげましょう。
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(一部ぼけ予防協会より)
第5条 身だしなみ
身だしなみ 忘れぬ気配り 張り生まれ
認知症老人が一日中、寝巻きのまま着替えをしないで、起きたりしていることがよく見かけます。洗面をしても髪にクシを入れなかったり、ひげが伸びたままといったことも珍しくありません。介護する人も、認知症老人だから当たり前と考えています。
しかし、認知症老人が、「身だしなみ」に気配りしない様になれば、生活リズムや張りを失って、認知症状を進めるきっかけにもなります。また、身なりが乱れている様子は、周りの人から、さげすまれるもとにもなります。
したがって、寝間着から昼間着に着替え身づくろいして、日中活動的に過ごすようにすることは、本人の気分転換と快い緊張感、楽しい人間関係のために大切なことです。
人間は文化や生活習慣を背景に持った社会的存在です。老人が周囲から疎外されないで、自分なりに培ってきた文化や、生活習慣を持ち続ける手助けをしてあげることが、認知症老人のQOL(生活の質)のために必要です。
老人の人柄や生活習慣をよく知って衣類の色やデザインの好み、着慣れた服装を把握し、その人なりの身だしなみができるように援助していきましょう。
認知症老人に化粧を取り入れたところ、生き生きしてきたという報告もあります。朝の洗面、歯磨き、髭剃り、髪をとく、化粧をする、好みの服に着替えると言った身だしなみの基本を守っていくことは認知症介護の基本のひとつです。
ファッションは心のリハビリ
☆時々化粧をしかっりとして通ってくる利用者さんがおられます。そういう時はとっても明るい。色々な職員や利用者さん達から 「きれいね、若くなったみたい」と声を掛けられています。ほめられると嬉しいものです。
☆化粧の仕方はしっかり覚えています。若返り、表情も生き生きし、いつもと違った雰囲気となり、穏やかな顔つきで一日を過ごされます。
☆お年寄りが生活の意欲を失い、人とのつながりを持とうとしないとき「衣」の工夫はお年寄りを元気にしてくれます。
☆女性は美しく、男性はかっこよくありたいものです。そんな配慮や気配りをしてあげましょう。

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Posted by 2人3脚 at 08:25│Comments(2)
│認知症のケア・ポイント
この記事へのコメント
去年春、認知症の人と家族の会に入会しましたが、【ぽ~れ ぽ~れ】と一緒に財団法人ぼけ予防協会(現 財団法人認知症予防財団)の機関紙 新時代が送られ、その既刊出版物に『ぼけ介護10ヵ条』 と『痴呆(ぼけ)介護 家族の接し方10ヵ条』があったので、プリントして座右の参考書に利用していました。
先日来これを1ヵ条づつ紹介されていますので、復習の意味で眼を通していますが、例えば今回の後段『ファッションは心のリハビリ』は2人3脚からの提言で、プラスアルファに止まらず良いアドバイスになっています。
サッと読むだけでも脳の片隅に残って咄嗟の時に正しい対応が出来ると思います。同じ苦労をしている皆さん、読み易いように区切りがつけられていますので、表題ぐるみ熟読しましょう。
先日来これを1ヵ条づつ紹介されていますので、復習の意味で眼を通していますが、例えば今回の後段『ファッションは心のリハビリ』は2人3脚からの提言で、プラスアルファに止まらず良いアドバイスになっています。
サッと読むだけでも脳の片隅に残って咄嗟の時に正しい対応が出来ると思います。同じ苦労をしている皆さん、読み易いように区切りがつけられていますので、表題ぐるみ熟読しましょう。
Posted by 久保田 稔 79歳 at 2010年07月24日 09:18
久保田稔様
コメント有難うございます。
応援メッセージ恐縮です。
コピーする場合は活字だけコピーしたい箇所までドラックしていき
右クリックでコピーし、デスクトップからワードをクリックし右クリックで
貼り付け、印刷してください。ワードでは自分で字の大きさや改行など
調整することができます。ケアマネさんもて利用者さんに説明したい
箇所をコピーして手渡しているようです。皆さんご自由にコピーしてください!
。
コメント有難うございます。
応援メッセージ恐縮です。
コピーする場合は活字だけコピーしたい箇所までドラックしていき
右クリックでコピーし、デスクトップからワードをクリックし右クリックで
貼り付け、印刷してください。ワードでは自分で字の大きさや改行など
調整することができます。ケアマネさんもて利用者さんに説明したい
箇所をコピーして手渡しているようです。皆さんご自由にコピーしてください!
。
Posted by 2人3脚
at 2010年07月24日 20:30
