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2010年08月14日
防ごう守ろう!たかせクリニック院長の高齢者の脱水パート3
たかせクリニック院長の高齢者の脱水
パート3
(高瀬義昌監修高齢者の脱水小冊子より)
昨日先生の講演を聴きました。高齢者や特に認知症に対して在宅療養医療専門のクリニックを昨年大田区で立ち上げテレビ放映され注目を浴びている医師です。認知症治療とケア・地域連携の必要性について講演されました。250名の患者さんを訪問診療されています。働く医師は10名で各々専門分野で発揮されているそうです。あるときは、自転車で、あるときはバイクで、遠いところは車でと365日24時間の往診診療です。詳しくはトラックバックの許可を得ましたので、ホームページをご覧下さい。今新しい医療連携が始まっています。
脱水に関する素朴な疑問
Q脱水かどうかカンタンにチェックする方法は?
①.脇の下が乾いている
②.口の中や唇が乾燥している
③.腕の皮膚を持ち上げて放したとき、しわができたままになっている
このようなときは、脱水を起こしている可能性があります。
Q寝ているだけなら、そんなに水分をとらなくていいの?
じっとしていても、皮膚や呼吸から失うことを不感蒸泄といいます。大人の場合、体重1キロ当たり約20mℓ。体重50キロでは約1000mℓの水分が失われています。適切な水分を補給しましょう。
Q1日に取る水分量の目安は?
1汁3菜の食事を3食とって約1000mℓ。水やお茶、牛乳などコップ5~6杯で約1000mℓ。高齢者の場合は1日2000mℓを目安にしましょう。
Qスポーツドリンクでも 脱水は改善できますか?
一般にスポーツドリンクの場合、経口補水液よりも電解室濃度が低く、糖分が多めです。健康の人や軽いスポーツ時には適していますが、脱水の予防や改善には、経口補水液が適していることが海外のガイドラインに示されています。
水分の収支は1日2.5ℓ(一般成人の場合)
IN(補給) OUT(排泄)
飲み水から
1.0ℓ 汗や呼吸で
1.2ℓ
食事から
1.2ℓ 2.5ℓ 尿や便で
1.3ℓ
体内でつられる
0.3ℓ
合計 2.5ℓ 合計 2.5ℓ

1956年兵庫県生まれ。1984年信州大学医学部卒業。麻酔科、小児科研修を経て以来、包括的医療・日本風の家庭医学・家族療法を模索する中、民間病院小児科部長、民間病院院長などを経験。2004年東京都大田区に在宅を中心とした医院を開業。認知症などの画像解析、社会ソリューションを学ぶため東京医大霞ヶ浦病院で週1回外来診療をおこなっている。
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(高瀬義昌監修高齢者の脱水小冊子より)
昨日先生の講演を聴きました。高齢者や特に認知症に対して在宅療養医療専門のクリニックを昨年大田区で立ち上げテレビ放映され注目を浴びている医師です。認知症治療とケア・地域連携の必要性について講演されました。250名の患者さんを訪問診療されています。働く医師は10名で各々専門分野で発揮されているそうです。あるときは、自転車で、あるときはバイクで、遠いところは車でと365日24時間の往診診療です。詳しくはトラックバックの許可を得ましたので、ホームページをご覧下さい。今新しい医療連携が始まっています。
脱水に関する素朴な疑問
Q脱水かどうかカンタンにチェックする方法は?
①.脇の下が乾いている
②.口の中や唇が乾燥している
③.腕の皮膚を持ち上げて放したとき、しわができたままになっている
このようなときは、脱水を起こしている可能性があります。
Q寝ているだけなら、そんなに水分をとらなくていいの?
じっとしていても、皮膚や呼吸から失うことを不感蒸泄といいます。大人の場合、体重1キロ当たり約20mℓ。体重50キロでは約1000mℓの水分が失われています。適切な水分を補給しましょう。
Q1日に取る水分量の目安は?
1汁3菜の食事を3食とって約1000mℓ。水やお茶、牛乳などコップ5~6杯で約1000mℓ。高齢者の場合は1日2000mℓを目安にしましょう。
Qスポーツドリンクでも 脱水は改善できますか?
一般にスポーツドリンクの場合、経口補水液よりも電解室濃度が低く、糖分が多めです。健康の人や軽いスポーツ時には適していますが、脱水の予防や改善には、経口補水液が適していることが海外のガイドラインに示されています。
水分の収支は1日2.5ℓ(一般成人の場合)
IN(補給) OUT(排泄)
飲み水から
1.0ℓ 汗や呼吸で
1.2ℓ
食事から
1.2ℓ 2.5ℓ 尿や便で
1.3ℓ
体内でつられる
0.3ℓ
合計 2.5ℓ 合計 2.5ℓ

1956年兵庫県生まれ。1984年信州大学医学部卒業。麻酔科、小児科研修を経て以来、包括的医療・日本風の家庭医学・家族療法を模索する中、民間病院小児科部長、民間病院院長などを経験。2004年東京都大田区に在宅を中心とした医院を開業。認知症などの画像解析、社会ソリューションを学ぶため東京医大霞ヶ浦病院で週1回外来診療をおこなっている。
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Posted by 2人3脚 at 08:00│Comments(0)
│医学講座