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2010年08月28日

知らないと怖い!口の中の汚れ 「口腔ケアガイド」パート3

知らないと恐い!
口の中の汚れパート3
           監修 医療法人社団 高輪会
               理事長/医学博士 深井眞樹
               歯科衛生士室長 大塚博子



「口腔ケア」ガイドブックよりお届けします。2人3脚でも口腔ケアは特に重要視し食後の歯磨きや口腔体操を行っています。合わない義歯や歯が欠損しますとADL(日常生活自立度)が低下します。今回は口腔愛のケアの必要性について学んでみましょう!


口の中で増えた細菌がトラブルを引きおこす



●風邪やインフルエンザにかかりやすくなる


悪玉の細菌が出す酵素によって口やのどの粘膜がダメージを受けると、カゼやインフルエンザのウイルスが体内に侵入。免疫力が低下していると発症します。また、唾液には、病原性のある細菌やウイルスを死滅させる成分が含まれていますが、唾液が少ないと力を発揮できません





●口臭が強くなる


老人臭といわれる独特の臭いの正体は、実は口臭です。唾液の分泌の減少、口の中の乾燥などで細菌がふえると、口臭が多くなります。また、虫歯が進行したり、歯周病で歯肉(歯ぐき)の炎症が進むと、強い悪臭になります。





●虫歯や歯周病で歯を失う


虫歯や歯周病や、細菌が原因で起こる感染症です。口の中が汚れていたり、体の抵抗力が低下すると急速に進行し、最悪の場合、歯を失うことになります。また、歯周病菌を誤嚥すると、肺炎を起こす危険が高くなります。歯周病菌や菌の出す毒素が血液に入ると、動脈硬化や心筋梗塞、骨粗鬆症などを発症することもわかっています。





むせるのは誤嚥したものを吐き出す防御反応


私たちの体には、誤嚥を防ぐ2つの防御反応が備わっています。1つは、食べ物を飲み込むときに働く嚥下反射。嚥下反射によって、喉頭蓋というフタが気管の入り口をふさぎ、食べ物は食道へと送りこまれていきます。もう1つは、セキ反射です。食事中にむせるのは、気管に落ちそうななった食べ物を追い出そうとする防御反応です。この2つの反射の働きが弱まると、誤嚥が起こりやすくなり、肺炎や窒息による死亡につながります。






こんな症状があったら摂食・嚥下障害を疑いましょう
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□食事中や食後に、むせたりセキ込んだりする

□お茶やみそ汁などの水分でむせる

□口から食べ物がこぼれる

□口の中に食べ物が残る

□食べ物がのどにつまる

□食後に声がかれる

□食欲がなくなり体重が減る






知らないと怖い!口の中の汚れ 「口腔ケアガイド」パート3




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Posted by 2人3脚 at 10:40│Comments(0)医学講座
 
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