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2010年09月05日
歯は生き抜く力の象徴・欠損の2大原因は虫歯と歯周病
歯は生き抜く力の象徴
(東京大学医学部文部教官助手を経て現在」浦崎歯科院長・浦崎聡明氏)
虫歯と歯周病が2大原因
1989年(平成元年)に航路賞と日本しか医師会が提唱して、8020運動(80歳になっても、自分の歯を20本以上保ち、健康生活を維持しようという運動)ガスターとて、早20年が経過しました。ちなみに現在の達成度は、25%超えとなっています。歯がなくなる2大原因は、虫歯と歯周病です。従って虫歯と歯周病の信仰を予防する生活習慣の確立が大事なのです。
人間にとって歯とは何でしょうか。前歯が1本ないだけで、人に会うのも恥ずかしいし、精神的に落ち込んでしまうこともあります。機能的には食べ物を口中に取り込もうとしても、ぽろぽろこぼしてしまいます。顔が見えないからと、電話で話しても、空気がもれて、発音が不明瞭になり相手に奇異な感じを与えます。奥歯が1本なければ、食べ物をかみ砕いたり、飲み込む運動に支障をきたします。歯は“おしくらまんじゅう”をしていますから、抜けたままにしておくと歯列が悪くなります。
さらに言えばかみ砕いて、唾液中の酵素と混ざり、化学的消化により食材を味わうことができるのは人間だけかもしれません。人間は乳歯と永久歯と2回、生えてきます。永久歯が抜けたら、生えてきません。ネズミやウサギのように前歯が生え続けたり、サメのように折れても歯の奥にある予備歯が生えてきたり、ゾウのように60年から70年の間に6回も生えてきたらいいのに、と思うのですが・・・。
病気と密接に関係
ダラダラ食いは飲食の不節制にあ当たります。こらは虫歯のリスクを高めます。理由は唾液緩衝能(酸を中和する能力、この力が強いと歯の再石灰化を促し、虫歯の発生を抑制する)の低下につながるからです。
もう一つたばこと口中の関係です。まず、口臭の元になります。さらにニコチンは、虫歯の原因である、ミュータンス菌を増殖させます。間接(受動)喫煙は、唾液の緩衝作用や自浄作用を低下させますし、血清中のビタミンCを減少させます。
私たちの口中には、300種類を超える細菌がいると言われます。歯頚部や歯周ポケットの周囲に塊となって付着したのが、デンタルプラーク(歯垢)と呼ばれるものです。約80%は細菌の集まりです。この中には毒素を持つ嫌気性菌などもいて、局所では歯周病の原因となります。全身期には唾液に取り込まれて、様々な疾患の原因となります。歯周病がひどいと、早産や低体重児出産のリスクが高くなります。さらに合併症として糖尿病が起こり、心臓病、脳卒中、肺炎に影響があると指摘されています。
<ホーム長のつぶやき>
歯の大切は十分承知されていますが、ブログ中に口腔ケアの必要性をくどいくらい載せている理由のひとつに唾液の働きの重要性に注目しています。しっかりとした歯があり、しっくり合った義歯を装着していると、噛むことによって唾液が分泌されます。2人3脚では口腔体操を重要視しています。
口腔体操のメリット
ゴックン体操で嚥下反射の低下を予防したり
顔面体操で口の機能を向上したり
摂食嚥下体操で背筋伸ばしから首や口の運動や舌の運動をしましょう。
唾液の分泌量をアップさせます。唾液は唾液腺から口腔内に分泌される分泌液です。水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からなっています。1日に1~1.5リットル程度分泌されます。(安静時は700~800ミリリットル程度)分泌されます。成分の99.5%は水分です。残り0.5%は無機質と有機質からできており、食べ物を飲み込みやすくしたり、口腔粘膜の保護や洗浄、殺菌や抗菌作用があります。

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(東京大学医学部文部教官助手を経て現在」浦崎歯科院長・浦崎聡明氏)
虫歯と歯周病が2大原因
1989年(平成元年)に航路賞と日本しか医師会が提唱して、8020運動(80歳になっても、自分の歯を20本以上保ち、健康生活を維持しようという運動)ガスターとて、早20年が経過しました。ちなみに現在の達成度は、25%超えとなっています。歯がなくなる2大原因は、虫歯と歯周病です。従って虫歯と歯周病の信仰を予防する生活習慣の確立が大事なのです。
人間にとって歯とは何でしょうか。前歯が1本ないだけで、人に会うのも恥ずかしいし、精神的に落ち込んでしまうこともあります。機能的には食べ物を口中に取り込もうとしても、ぽろぽろこぼしてしまいます。顔が見えないからと、電話で話しても、空気がもれて、発音が不明瞭になり相手に奇異な感じを与えます。奥歯が1本なければ、食べ物をかみ砕いたり、飲み込む運動に支障をきたします。歯は“おしくらまんじゅう”をしていますから、抜けたままにしておくと歯列が悪くなります。
さらに言えばかみ砕いて、唾液中の酵素と混ざり、化学的消化により食材を味わうことができるのは人間だけかもしれません。人間は乳歯と永久歯と2回、生えてきます。永久歯が抜けたら、生えてきません。ネズミやウサギのように前歯が生え続けたり、サメのように折れても歯の奥にある予備歯が生えてきたり、ゾウのように60年から70年の間に6回も生えてきたらいいのに、と思うのですが・・・。
病気と密接に関係
ダラダラ食いは飲食の不節制にあ当たります。こらは虫歯のリスクを高めます。理由は唾液緩衝能(酸を中和する能力、この力が強いと歯の再石灰化を促し、虫歯の発生を抑制する)の低下につながるからです。
もう一つたばこと口中の関係です。まず、口臭の元になります。さらにニコチンは、虫歯の原因である、ミュータンス菌を増殖させます。間接(受動)喫煙は、唾液の緩衝作用や自浄作用を低下させますし、血清中のビタミンCを減少させます。
私たちの口中には、300種類を超える細菌がいると言われます。歯頚部や歯周ポケットの周囲に塊となって付着したのが、デンタルプラーク(歯垢)と呼ばれるものです。約80%は細菌の集まりです。この中には毒素を持つ嫌気性菌などもいて、局所では歯周病の原因となります。全身期には唾液に取り込まれて、様々な疾患の原因となります。歯周病がひどいと、早産や低体重児出産のリスクが高くなります。さらに合併症として糖尿病が起こり、心臓病、脳卒中、肺炎に影響があると指摘されています。
<ホーム長のつぶやき>
歯の大切は十分承知されていますが、ブログ中に口腔ケアの必要性をくどいくらい載せている理由のひとつに唾液の働きの重要性に注目しています。しっかりとした歯があり、しっくり合った義歯を装着していると、噛むことによって唾液が分泌されます。2人3脚では口腔体操を重要視しています。
口腔体操のメリット
ゴックン体操で嚥下反射の低下を予防したり
顔面体操で口の機能を向上したり
摂食嚥下体操で背筋伸ばしから首や口の運動や舌の運動をしましょう。
唾液の分泌量をアップさせます。唾液は唾液腺から口腔内に分泌される分泌液です。水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からなっています。1日に1~1.5リットル程度分泌されます。(安静時は700~800ミリリットル程度)分泌されます。成分の99.5%は水分です。残り0.5%は無機質と有機質からできており、食べ物を飲み込みやすくしたり、口腔粘膜の保護や洗浄、殺菌や抗菌作用があります。

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Posted by 2人3脚 at 14:03│Comments(0)
│医学講座