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2010年09月26日
知らないと怖い!口の中の汚れパート7・美味しく食べましょう
口の中の汚れパート7
監修 医療法人社団 高輪会
理事長/医学博士 深井眞樹
歯科衛生士室長 大塚博子
口腔ケア」ガイドブックよりお届けします。2人3脚でも口腔ケアは特に重要視し食後の歯磨きや口腔体操を行っています。合わない義歯や歯が欠損しますとADL(日常生活自立度)が低下します。今回は口腔ケアの必要性について学んでみましょう!
美味しく食べるための口腔ケア
口の中の状態に合わせた正しい歯みがき
歯がたくさんある人も、歯が数本しかない人も、総入れ歯で歯がない人も歯と歯ぐき(歯肉)をきれいにする必要があります。本人は「みがいている」と思っていても客観的に「みがいている」とはいえないケースが多く見られます。歯科衛生士に定期的に口のチェックをしてもらい、どこを、どうみがけばよいのか指導してもらうことも大切です。
ポイント1
夜寝ている間は、だ液の分泌が少ないので細菌が増殖しやすくなります。寝る前には必ず歯みがきしましょう。食事をした後に毎回みがくと細菌の増殖をおさえるのに効果的です。
ポイント2
歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、かみ合わせの面など、歯垢がつきやすい場所は、丁寧にみがきましょう。
ポイント3
歯みがき剤は少量。奥歯から、歯の裏側から、きき手側奥からみがくなど、順番を決めると、みがき残しが少なくなります。
ポイント4
歯ブラシの毛先が広がらない程度に歯にあて、軽く力を入れて小きざみに20回ほど動かします。
ポイント5
歯ブラシの毛は柔らかめ、毛先は小さめのものを選びます。歯間ブラシなど、自分の歯の状態に合うものを選びましょう。
舌の表面や上あごの汚れをとりましょう
舌の表面をおおう舌苔の中身は、食べかす、細菌、細菌の分泌物、舌からはがれた古い細胞などです。口臭の原因になるだけでなく、味がわかりにくくなる原因にもなります。ある程度の舌苔はだ液で洗い流されたり、舌を動かすことで落ちますが、だ液が少なかったり、口が乾燥していたり、舌の動きが悪かったりすると、舌苔がこびりついてしまいます。また、口の機能が、低下している高齢者は、上あごに食べかすや痰がくっつきやすいので注意しましょう。
舌苔と上あごの汚れのとり方
汚れは少しずつとりますが、やりすぎは禁物。舌や上あごをこすり過ぎると、粘膜を傷つけてしまいます。頑固な汚れは、歯科医や歯科衛生士に相談しましょう。歯の奥から手前に、やさしくこすります。乾燥して固まっているときは、水などで湿らせてから、少しずつこすりましょう。水で湿らせたガーゼやウエットティッシュなどで、上あごの奥から手前に、やさしくこすります。

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口の中の状態に合わせた正しい歯みがき
歯がたくさんある人も、歯が数本しかない人も、総入れ歯で歯がない人も歯と歯ぐき(歯肉)をきれいにする必要があります。本人は「みがいている」と思っていても客観的に「みがいている」とはいえないケースが多く見られます。歯科衛生士に定期的に口のチェックをしてもらい、どこを、どうみがけばよいのか指導してもらうことも大切です。
ポイント1
夜寝ている間は、だ液の分泌が少ないので細菌が増殖しやすくなります。寝る前には必ず歯みがきしましょう。食事をした後に毎回みがくと細菌の増殖をおさえるのに効果的です。
ポイント2
歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目、かみ合わせの面など、歯垢がつきやすい場所は、丁寧にみがきましょう。
ポイント3
歯みがき剤は少量。奥歯から、歯の裏側から、きき手側奥からみがくなど、順番を決めると、みがき残しが少なくなります。
ポイント4
歯ブラシの毛先が広がらない程度に歯にあて、軽く力を入れて小きざみに20回ほど動かします。
ポイント5
歯ブラシの毛は柔らかめ、毛先は小さめのものを選びます。歯間ブラシなど、自分の歯の状態に合うものを選びましょう。
舌の表面や上あごの汚れをとりましょう
舌の表面をおおう舌苔の中身は、食べかす、細菌、細菌の分泌物、舌からはがれた古い細胞などです。口臭の原因になるだけでなく、味がわかりにくくなる原因にもなります。ある程度の舌苔はだ液で洗い流されたり、舌を動かすことで落ちますが、だ液が少なかったり、口が乾燥していたり、舌の動きが悪かったりすると、舌苔がこびりついてしまいます。また、口の機能が、低下している高齢者は、上あごに食べかすや痰がくっつきやすいので注意しましょう。
舌苔と上あごの汚れのとり方
汚れは少しずつとりますが、やりすぎは禁物。舌や上あごをこすり過ぎると、粘膜を傷つけてしまいます。頑固な汚れは、歯科医や歯科衛生士に相談しましょう。歯の奥から手前に、やさしくこすります。乾燥して固まっているときは、水などで湿らせてから、少しずつこすりましょう。水で湿らせたガーゼやウエットティッシュなどで、上あごの奥から手前に、やさしくこすります。

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Posted by 2人3脚 at 08:00│Comments(0)
│医学講座