ブログ引越ししました。(2011年12月5日) ≫ http://aisin.i-ra.jp/

2010年10月01日

世界アルツハイマーデー松本一生先生の講演内容パート2

2010年世界アルツハイマーデー
「記念講演会」



認知症の予防と家族支援


地域でともに生きるために  パート2 


2010年(平成22年)9月26日(日)
公益法人 認知症の人と家族の会 静岡県支部主催
認知症の人と家族の会常任理事 
松本診療ものわすれクリニック 松本一生医師





【一部講演内容より】


皆さんこんにちは。2010年世界アルツハイマー記念講演会、皆さんと共に一緒に勉強しましょう。地域の人と、どのように支援していくか共有していきましょう。





●若年性認知症について


若年性認知症は元気な方が多い。手がかかるというイメージがあり、差別が起こります。特別の病気ではない。ただただ若いだけ。20代で高血圧の人もいます。認知症も同じです。若年性認知症だと皆さん分かったとします。若年性認知症の家族の立場もわかってください。若いからこそ大変な症状で混乱します。30分で治まる人、1時間から2時間くらい混乱が続く人。家族の疲弊があります。若年性認知症家族は経済的危機がおきます。40歳以下ですと精神保健法ではカバーできますが、介護保険ではカバーできません。






●認知症の人の気持
            (2443名の松本クリニックもの忘れ外来・初診データー記録より)


①.これまでの自分と違う              
        地域が気づいてくれるが
        本人は家族に相談しない
        周りが自分に接する目が変


②.何か変だ


③.私はどうなるのだろう
        家族にストレスがかかる。
        地域の人が目を向けて
        家族にいえないことが言える。        
        ここが早期発見の見分けとなります。


④.これまであんなこともできたのに


⑤.誰か私に悪いことをする!

⑥.私はどこも悪くないのに
   28%   ①~④は72%

        先生は私と20分お話なさいましたよ
        注射も、聴診器もあてない。
        私どこも悪くないのに



大学での医師のときはこの割合は逆転していました。
 自分の病気   3割
 気付かない人  7割
独居、高齢、若年ケアをしないことを虐待ネグレクトといいます。







世界アルツハイマーデー松本一生先生の講演内容パート2





にほんブログ村ランキング参加中!よかったらクリックして下さい
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ











同じカテゴリー(医学講座)の記事画像
長谷川和夫先生の医学講座パート4 最終回
アルツハイマー病国内10年ぶり新薬・効果は従来並み
10月1日アルツハイマーデー片山先生の講演内容パート9
10月1日アルツハイマーデー・片山先生の講演内容パート8
介護予防講習会・認知症に強い脳を作ろう 講演内容パート2
10月1日アルツハイマーデー・片山先生に講演内容パート7
同じカテゴリー(医学講座)の記事
 長谷川和夫先生の医学講座パート4 最終回 (2011-12-04 20:19)
 アルツハイマー病国内10年ぶり新薬・効果は従来並み (2011-11-23 07:00)
 10月1日アルツハイマーデー片山先生の講演内容パート9 (2011-11-21 07:00)
 10月1日アルツハイマーデー・片山先生の講演内容パート8 (2011-11-17 10:15)
 介護予防講習会・認知症に強い脳を作ろう 講演内容パート2 (2011-11-13 20:38)
 10月1日アルツハイマーデー・片山先生に講演内容パート7 (2011-11-12 07:00)

Posted by 2人3脚 at 10:59│Comments(0)医学講座
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
世界アルツハイマーデー松本一生先生の講演内容パート2
    コメント(0)