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2010年11月22日
レビー小体型認知症の介護が分かるガイドブックパート8
レビー小体型認知症の介護が
わかるガイドブックパート8
アルツハイマー型認知症よりも難しい、レビー小体型認知症の介護
「どうしよう?」「困った・・・」に対する具体策
(小坂憲司・羽田野政治著 レビー小体型認知症家族を支える会編集)
幻視や見まちがいを減らすには環境から
幻視や見まちがいは、室内の環境が誘発している場合が少なくありません。そのため、まずはそうした環境的誘因がないかどうか点検してみることが必要です。具体的にいうと、部屋の廊下の照明の具合、光と影の状態、見まちがいやすいものの有無などです。
その中でも照明は大きな要素です。蛍光灯は影をつくりやすいとともに、高速でチカチカと瞬いているため、見まちがいや幻視を誘発しやすいといえます。したがって、蛍光灯を白熱灯に変えるのも1つの方法です。
また、なるべく室内の照度を統一することも必要です。「とても明るい居間」「少し明るい個室」「暗めの風呂場」「とても暗いトイレ」といったように、それぞれの明るさが異なっている環境は、レビー小体型認知症にとって好ましいとはいえません。どの場所も同じ照度や電球にするだけでも、幻視や見まちがいの頻度を減らすことにつながります。
見まちがいは、暗い場所ではさらに多くなります。そのため、影のできる場所を少なくするよう努めることも必要です。幻視や見まちがいを誘発しそうなものをなくすことも大事なポイントです。
壁に洋服をかけない(人と見まちがうため)、畳やカーペットのしみを取り除く、壁の図柄や模様はシンプルなものに替えるといった工夫です。なお、人物の誤認に対しては、洋服など考慮するといいかもしれません。いつも同じ色の洋服を着たり、エプロンを必ずつけたりすることで、人に対する認知を高められることが期待できます。
<ホーム長のつぶやき>
上記のような心配りができると幻視の誘発を少なくすることがよく理解できました。夜間幻視体験が起きたときは、室内の電気をつけ落ち着くのを待った経験があります。また、廊下の床の模様を手で摘まんで虫を退治している姿をよく見かけました。これで納得です。環境を整えてあげることで本人の苦しみやつらさをぬぐいさってあげることができるのですね。さらに照明についてはだいたい普段使わない箇所は照度が小さくなっています。どこのご家庭もそうですね。しかし、ちょっと工夫すれば、見まちがいや幻視を軽減できる。また、よくどこの家庭も壁に洋服はかけてあります。しかし、それらが大きく見まちがう原因だったこと分かりました。家族へのアドバイスができます。

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わかるガイドブックパート8
アルツハイマー型認知症よりも難しい、レビー小体型認知症の介護
「どうしよう?」「困った・・・」に対する具体策
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幻視や見まちがいを減らすには環境から
幻視や見まちがいは、室内の環境が誘発している場合が少なくありません。そのため、まずはそうした環境的誘因がないかどうか点検してみることが必要です。具体的にいうと、部屋の廊下の照明の具合、光と影の状態、見まちがいやすいものの有無などです。
その中でも照明は大きな要素です。蛍光灯は影をつくりやすいとともに、高速でチカチカと瞬いているため、見まちがいや幻視を誘発しやすいといえます。したがって、蛍光灯を白熱灯に変えるのも1つの方法です。
また、なるべく室内の照度を統一することも必要です。「とても明るい居間」「少し明るい個室」「暗めの風呂場」「とても暗いトイレ」といったように、それぞれの明るさが異なっている環境は、レビー小体型認知症にとって好ましいとはいえません。どの場所も同じ照度や電球にするだけでも、幻視や見まちがいの頻度を減らすことにつながります。
見まちがいは、暗い場所ではさらに多くなります。そのため、影のできる場所を少なくするよう努めることも必要です。幻視や見まちがいを誘発しそうなものをなくすことも大事なポイントです。
壁に洋服をかけない(人と見まちがうため)、畳やカーペットのしみを取り除く、壁の図柄や模様はシンプルなものに替えるといった工夫です。なお、人物の誤認に対しては、洋服など考慮するといいかもしれません。いつも同じ色の洋服を着たり、エプロンを必ずつけたりすることで、人に対する認知を高められることが期待できます。
<ホーム長のつぶやき>
上記のような心配りができると幻視の誘発を少なくすることがよく理解できました。夜間幻視体験が起きたときは、室内の電気をつけ落ち着くのを待った経験があります。また、廊下の床の模様を手で摘まんで虫を退治している姿をよく見かけました。これで納得です。環境を整えてあげることで本人の苦しみやつらさをぬぐいさってあげることができるのですね。さらに照明についてはだいたい普段使わない箇所は照度が小さくなっています。どこのご家庭もそうですね。しかし、ちょっと工夫すれば、見まちがいや幻視を軽減できる。また、よくどこの家庭も壁に洋服はかけてあります。しかし、それらが大きく見まちがう原因だったこと分かりました。家族へのアドバイスができます。
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Posted by 2人3脚 at 07:00│Comments(0)
│医学講座