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2011年01月05日
レビー小体型認知症の介護が分かるガイドブック・パート14
レビー小体型認知症の介護が
わかるガイドブックパート14
アルツハイマー型認知症よりも難しい、レビー小体型認知症の介護
「どうしよう?」「困った・・・」に対する具体策
(小坂憲司・羽田野政治著 レビー小体型認知症家族を支える会編集)
3 パーキンソン症状
歩行などに障害あらわれる
パーキンソン体操で身体の硬化を防ぐ
残念ながら、今の医学ではパーキンソン症状を完全に治すことはできません。そのため、抗パーキンソン病薬を用いていくらか緩和させつつ、運動や体操、リハビリテーション(機能訓練)などによって、身体機能を低下させないよう、筋肉や関節が硬くならないよう心がけることが大切です。特に、関節の拘縮(こうしゅく)を防ぐには日々、各関節の屈伸運動を行なうことが欠かせません。
体操といえば、「パーキンソン体操」と呼ばれるものが広く知られています。ポイントは、(ゆっくり」「大きく」動くことです。また、少しずつでもいいので、毎日継続して行なうことです。パーキンソン症状に対して体操や訓練は必要ですが、“やらされている”という気持ちでは、持続させることが難しいため、日常生活の中でも運動を取り入れることを考慮しましょう。たとえば、庭仕事をしたり、手紙を書いてポストに投函に行ったりといったことです。
マッサージや鍼も、直接的にパーキンソン症状を治すわけではありませんが、対症療法として、筋肉の固縮をやわらげたり、精神面で安心感が得られたりといった効果があると思われます。自宅で暮らしている場合には、医療保険による訪問マッサージや訪問リハビリテーションを利用するのも一つの方法です(訪問リハビリテーションは介護保険サービスにもあります)。
パーキンソン体操の例
・口を大きく開く、閉じる
・ほほに息を溜めて膨らませる
・唇の周りを舌で混ぜる
・顔を左右に向ける
・頭を左右に倒す
・腕を上げ、手を握る、開く
・両手を合わせ、手首を左右に倒す
・両手を合わせる、腕を上げる、下げる
・両手を頭の後ろで組み、体を前後に曲げる
・手を振り、かけ声に会わせて足踏みをする
・壁に向かって立ち、両手を壁について背筋を伸ばす
・仰向けになり、両足を曲げ、臀部を持ち上げる
・うつぶせになり上体を起こす
・上半身と下半身を逆方向にねじる
<ホーム長のつぶやき>
上記の体操は今の運動不足の私にぴったりの体操です。早速全部とまではいきませんが、パソコンの前で一息入れることにします。いかにして体操を持続させるかが問題です。楽しみながら音楽に合わせて、一緒にやるのもいいですね。2人3脚でも漫画かイラストで示しながらやってみようと思います。今2人3脚ではイージーウォークという器械を使って足の回転運動を行なっています。運動を行なった利用者さんはシールを貼って自分が行なった運動を評価しています。

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わかるガイドブックパート14
アルツハイマー型認知症よりも難しい、レビー小体型認知症の介護
「どうしよう?」「困った・・・」に対する具体策
(小坂憲司・羽田野政治著 レビー小体型認知症家族を支える会編集)
3 パーキンソン症状
歩行などに障害あらわれる
パーキンソン体操で身体の硬化を防ぐ
残念ながら、今の医学ではパーキンソン症状を完全に治すことはできません。そのため、抗パーキンソン病薬を用いていくらか緩和させつつ、運動や体操、リハビリテーション(機能訓練)などによって、身体機能を低下させないよう、筋肉や関節が硬くならないよう心がけることが大切です。特に、関節の拘縮(こうしゅく)を防ぐには日々、各関節の屈伸運動を行なうことが欠かせません。
体操といえば、「パーキンソン体操」と呼ばれるものが広く知られています。ポイントは、(ゆっくり」「大きく」動くことです。また、少しずつでもいいので、毎日継続して行なうことです。パーキンソン症状に対して体操や訓練は必要ですが、“やらされている”という気持ちでは、持続させることが難しいため、日常生活の中でも運動を取り入れることを考慮しましょう。たとえば、庭仕事をしたり、手紙を書いてポストに投函に行ったりといったことです。
マッサージや鍼も、直接的にパーキンソン症状を治すわけではありませんが、対症療法として、筋肉の固縮をやわらげたり、精神面で安心感が得られたりといった効果があると思われます。自宅で暮らしている場合には、医療保険による訪問マッサージや訪問リハビリテーションを利用するのも一つの方法です(訪問リハビリテーションは介護保険サービスにもあります)。
パーキンソン体操の例
・口を大きく開く、閉じる
・ほほに息を溜めて膨らませる
・唇の周りを舌で混ぜる
・顔を左右に向ける
・頭を左右に倒す
・腕を上げ、手を握る、開く
・両手を合わせ、手首を左右に倒す
・両手を合わせる、腕を上げる、下げる
・両手を頭の後ろで組み、体を前後に曲げる
・手を振り、かけ声に会わせて足踏みをする
・壁に向かって立ち、両手を壁について背筋を伸ばす
・仰向けになり、両足を曲げ、臀部を持ち上げる
・うつぶせになり上体を起こす
・上半身と下半身を逆方向にねじる
<ホーム長のつぶやき>
上記の体操は今の運動不足の私にぴったりの体操です。早速全部とまではいきませんが、パソコンの前で一息入れることにします。いかにして体操を持続させるかが問題です。楽しみながら音楽に合わせて、一緒にやるのもいいですね。2人3脚でも漫画かイラストで示しながらやってみようと思います。今2人3脚ではイージーウォークという器械を使って足の回転運動を行なっています。運動を行なった利用者さんはシールを貼って自分が行なった運動を評価しています。
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Posted by 2人3脚 at 07:00│Comments(0)
│医学講座