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2011年03月13日

健康特急便 高尿酸血症・通風について、生活習慣の見直し

富士ニュースの健康特急便パート1

高尿酸血症・痛風

ご存知ですか?『痛風』
脳血管疾患や心疾患の合併症も



高尿酸血症・痛風は、以前は「贅沢病」や「帝王病」と呼ばれていましたが、現代では誰もがかかる可能性がある身近な病気です。男性に多く見られ、特に30歳代・40歳代の人がかかっています。血液中の「尿酸」の値が高い状態を「高尿酸血症」(痛風)といいます。尿酸は細胞の核などに含まれるプリン体が分解してできる過程と、エネルギー代謝の過程の中でプリン体から尿酸が作られます。





作られた尿酸は主に腎臓でろ過され尿として排泄されていきます。プリン体は食べ物から体に入るだけでなく、体内でも作られているので、私たちの体の中には常に一定の尿酸が存在しています。





高尿酸血症は3つのタイプがあり、「尿酸酸性過剰型」といわれるプリン体を多く含む食品の採りすぎや、アルコールの影響などの原因によるもの、腎臓の機能低下等により尿酸の排泄がされにくい、「尿酸排泄低下型」、療法を併せ持つ「混合型」に分けられます。体内の尿酸が蓄積され7.0mg/dl以上を超えると高尿酸血漿といわれます。この状態が長く続くと、血液中に溶けきらなかった尿酸は間接内に沈着し、足の親指の付け根や、かかとに腫れ、熱激しい痛みを伴う急性関節炎を引き起こします。





急性の痛みは数日から1週間程度で改善していきますが、一般的には尿酸値が高い期間が長いほど痛風発作は起こりやすくなります。しかしこの痛みよりも怖いのは合併症です。腎臓障害や尿路結石、などだけでなく脳血管疾患を始め、心疾患、腎障害などが高尿酸血症により起こります。
                                   ―続く―









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Posted by 2人3脚 at 21:45│Comments(0)医学講座
 
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