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2011年06月29日
認知症予防財団・新時代に認知症の人・家族等への支援
避難所でがんばっている認知症の人・家族等への支援ガイドパート3
認知症介護研究・研修東京センタがHPに支援ガイド
センター方式研修でお世話になっている認知症介護研究・研修東京センターが支援ガイドをホームページに載せました。
*避難所には、認知症の人や認知症様の症状が出始める人がいます。
*人一倍ストレスに弱い特徴をもつ認知症の人は、避難所で混乱しやすく、心身状態が増悪したり、家族や周囲の負担も増大しがちです。
*ちょっとした配慮で本人が安定し、周囲の負担軽減が、できることがあります。
*避難所で認知症の本人、家族、周囲の人が少しでも楽に過ごせるように。
以下の点を参考に、できる工夫を、どうぞ試してみてください。
6.体を動かそう
■じっとしたままだと、筋力の低下や血液の滞り、風邪などにかかりやすくなります。
↓
同じ姿勢を続けずにに、時々姿勢を変えたり、体を動かすように声かけしましょう。
↓
足首を回すように声かけしましょう。一人でできない場合、、やって見せたり、手助けを。
↓
時々、一緒に伸び伸び、体を動かしましょう。
7.落ち着かない場合、抑えるのではなく、早めに本人にそった対応を
■声をだす、立ち上がる、動き回ろうとする場合、抑えようとすると逆効果です。
↓
本人がどうしたいか、そっと尋ねてみましょう。(本人なりの要望や理由があります)本人の要望に応えられない場合も、否定しないで、まずは要望を親身に聴き取りましょう。
↓
何もすることがないと落ち着かなくなりがちです。本人のできそうなことを活かして、本人が力を発揮しながら、エネルギーを発散できる場面を作り、感謝を伝えましょう。(例)一緒にたたむ、片づけをお願いする、運ぶ、拭く、配る手伝いをしてもらう。見回りや監督役を一緒にお願いする、子ども達や赤ちゃんのそばで、見守り役をお願いするなど。
↓
落ち着かなさ、興奮などが高まった場合は、関わる人を限定する。(いろいろな人が関わると混乱を強める)。関わる方が落ち着いていると、本人も落ち着くことができます。(例)笑顔とアイコンタクトを。静かな場所で過ごせるように身振りで誘導する。本人が安全に歩き回れるようにそばについて歩く。本人が嫌がらないか反応をみながらそっとタッチし、ペースダウンをはかる、など。
8.本人を見守る家族や介護職員が、解放される時間の確保を、現状や要望の確認を
■家族や職員は、本人から目を離せず、周囲に気を使い想像以上に消耗しがちです。
↓
本人の言動に対し、周囲の人から苦情がでないよう、周囲の人たちをねぎらい、本人と家族、職員らへの理解と協力をお願いしましょう。
↓
家族や職員が、トイレにいったり、飲食、休憩、仮眠などの際、安心して本人のそばを離れられる(解放される)よう、周囲の支えが必要です。(注)やむを得ず目を離したすきに、本人が避難所から行方不明になったケースがあります。
↓
短時間でもいいから本人の見守りを交替しましょう。その場合、本人がしっかりしているようでも、、本人から目をそらさずに、そっと見守りましょう。家族と交替するときに、本人の好む呼び名、好きな話題を教えてもらうと、会話しやすくなります。
↓
できたら避難所の中にいる認知症の本人となじみの人(家族、職員、近所の人等)が集まって一緒に過ごせる、一角を確保し、一緒に見守ったり、交替で休む体制をつくりましょう。
↓
定期的に巡回し、本人の状態を確認するとともに、家族、職員、そして本人の要望を具体的に聴き取りましょう。互いの心身をいたわって、一日も早く普通の生活に戻れますように。
<ホーム長のつぶやき>
今回で最終回となります。認知症の方の対応方法が詳しく載っていますので参考にしてください。いつ静岡県も東南海沖地震が来るかわかりません。この支援ガイドブックは日常でも使用できます。またパート1で過去記事を載せましたが、日本認知症学会マニュアル本がBDFとして下記をクリックすると見ることができます。参考にしてください。とっても役に立ちますよ。
↓
被災した認知症の人と家族の支援マニュアル

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認知症介護研究・研修東京センタがHPに支援ガイド
センター方式研修でお世話になっている認知症介護研究・研修東京センターが支援ガイドをホームページに載せました。
*避難所には、認知症の人や認知症様の症状が出始める人がいます。
*人一倍ストレスに弱い特徴をもつ認知症の人は、避難所で混乱しやすく、心身状態が増悪したり、家族や周囲の負担も増大しがちです。
*ちょっとした配慮で本人が安定し、周囲の負担軽減が、できることがあります。
*避難所で認知症の本人、家族、周囲の人が少しでも楽に過ごせるように。
以下の点を参考に、できる工夫を、どうぞ試してみてください。
6.体を動かそう
■じっとしたままだと、筋力の低下や血液の滞り、風邪などにかかりやすくなります。
↓
同じ姿勢を続けずにに、時々姿勢を変えたり、体を動かすように声かけしましょう。
↓
足首を回すように声かけしましょう。一人でできない場合、、やって見せたり、手助けを。
↓
時々、一緒に伸び伸び、体を動かしましょう。
7.落ち着かない場合、抑えるのではなく、早めに本人にそった対応を
■声をだす、立ち上がる、動き回ろうとする場合、抑えようとすると逆効果です。
↓
本人がどうしたいか、そっと尋ねてみましょう。(本人なりの要望や理由があります)本人の要望に応えられない場合も、否定しないで、まずは要望を親身に聴き取りましょう。
↓
何もすることがないと落ち着かなくなりがちです。本人のできそうなことを活かして、本人が力を発揮しながら、エネルギーを発散できる場面を作り、感謝を伝えましょう。(例)一緒にたたむ、片づけをお願いする、運ぶ、拭く、配る手伝いをしてもらう。見回りや監督役を一緒にお願いする、子ども達や赤ちゃんのそばで、見守り役をお願いするなど。
↓
落ち着かなさ、興奮などが高まった場合は、関わる人を限定する。(いろいろな人が関わると混乱を強める)。関わる方が落ち着いていると、本人も落ち着くことができます。(例)笑顔とアイコンタクトを。静かな場所で過ごせるように身振りで誘導する。本人が安全に歩き回れるようにそばについて歩く。本人が嫌がらないか反応をみながらそっとタッチし、ペースダウンをはかる、など。
8.本人を見守る家族や介護職員が、解放される時間の確保を、現状や要望の確認を
■家族や職員は、本人から目を離せず、周囲に気を使い想像以上に消耗しがちです。
↓
本人の言動に対し、周囲の人から苦情がでないよう、周囲の人たちをねぎらい、本人と家族、職員らへの理解と協力をお願いしましょう。
↓
家族や職員が、トイレにいったり、飲食、休憩、仮眠などの際、安心して本人のそばを離れられる(解放される)よう、周囲の支えが必要です。(注)やむを得ず目を離したすきに、本人が避難所から行方不明になったケースがあります。
↓
短時間でもいいから本人の見守りを交替しましょう。その場合、本人がしっかりしているようでも、、本人から目をそらさずに、そっと見守りましょう。家族と交替するときに、本人の好む呼び名、好きな話題を教えてもらうと、会話しやすくなります。
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できたら避難所の中にいる認知症の本人となじみの人(家族、職員、近所の人等)が集まって一緒に過ごせる、一角を確保し、一緒に見守ったり、交替で休む体制をつくりましょう。
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定期的に巡回し、本人の状態を確認するとともに、家族、職員、そして本人の要望を具体的に聴き取りましょう。互いの心身をいたわって、一日も早く普通の生活に戻れますように。
<ホーム長のつぶやき>
今回で最終回となります。認知症の方の対応方法が詳しく載っていますので参考にしてください。いつ静岡県も東南海沖地震が来るかわかりません。この支援ガイドブックは日常でも使用できます。またパート1で過去記事を載せましたが、日本認知症学会マニュアル本がBDFとして下記をクリックすると見ることができます。参考にしてください。とっても役に立ちますよ。
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被災した認知症の人と家族の支援マニュアル

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Posted by 2人3脚 at 07:00│Comments(0)
│認知症のケア・ポイント