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2011年09月25日

薬のマメ知識・常用に関する注意点

知っておきたい
薬のマメ知識
         東京ミッドタウンクリニック  医師 平石貴久




高血圧や糖尿病などが悪化し、「お薬を飲むようにしましょうか?」と患者さんに勧めると、必ず返ってくる言葉の一つに、「一生飲まなければいけませんか?」があります。病気と薬の種類によっては、一生、薬が必要な場合があります。しかし、高血圧や糖尿病など生活習慣病は、本人の食事療法や生活二仕方を改善すれば、経過によっては十分薬なしの生活に戻れます。





しかし、いつの間にか薬の習慣性がついて、知らないうちに薬をやめられなくなるケース喪あります。例えば、咳止めの成分の「リン酸子で員」は、一般的には100倍に薄めたものを使用します。この薬の10倍散は麻薬扱いとなる、強いものです。処方された薬をちょっと関が世まら内からと飲み続けると、習慣性がついてしまいます。病院からの処方だけでなく、一般の市販約(大衆薬)でも、必要がなくなったら、すぐやめて欲しいと思います。





咳止めや、痒み止めの抗ヒスタミン剤も、習慣性が強い成分です。目薬にも習慣性の強い成分があり、現在、薬局では、限られた数しか買えない制限がついています。リップクリームも塗り続けると、皮膚が「過保護」な状態となって、唇が薄くなる弊害があります。癖のように何度も何度もリップクリームを塗っている方、それが習慣性なんですよ。このような方は、ハチミツを唇に塗るとよいでしょう。ハチミツの抗菌力を生かし、皮膚の再生を促しましょう。唇が荒れてしまった方は、寝る前にたっぷり塗っておやすみください。翌朝には、きれいな唇が戻っていることでしょう。







<ホーム長のつぶやき>




今日テレビで薬の錠剤シートが一方向しかスジが入っていないのは、認知症の人が錠剤をカラのまま飲んでしまうため、わざとバラバラにならないようにしてあるということでした。最近薬をセットするのにハサミを使わなければカットできないため、面倒だと思っていましたが、納得できました。まさか、薬をシートから出さずそのまま飲むとは、私も気づきませんでした。しかし、それもありうることですね。イヤー、もし飲んでしまったら、角はとがっているし、胃や腸が傷だらけになり命も危ない。想定外のことが認知症利用者様には起こることを頭に入れて関わらなければいけませんね。





薬に対する注意点勉強になりました。薬を使わず精神的な不安症状が取れる介護をこころがけたいですね。生活習慣を変えるだけでも、治る病気もあるということです。咳止めは勉強になりました。メタボも高血圧の原因になりうるので気をつけます。さてどうやってメタボを治そうか。運動は長続きしないし、強い意思が必要です。<どうしよう!>






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Posted by 2人3脚 at 07:00│Comments(0)医学講座
 
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