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2011年10月22日

レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブックパート36

レビー小体型認知症の介護がわかるガイドブックパート36



レビー小体型認知症の介護が
わかるガイドブック パート36最終回



アルツハイマー型認知症よりも難しい、レビー小体型認知症の介護



「どうしよう?」「困った・・・」に対する具体策
          (小坂憲司・羽田野政治著 レビー小体型認知症家族を支える会編集)




家族・介護者はどうすればよいか



一般に高齢者は、心臓病や腎機能障害、糖尿病など、複数の病気をかかえ、多種多様な薬を服用していることが多くあります。そこに新たな薬を追加するような場合、いったん最小限必要な薬のみに絞った上で試す必要があります。そうしないと、薬の効果や、副作用を判断しにくいからです。また、薬は徐々に減らす、または徐々に増やすことが定石といえます。





なお、漢方薬中断や変更を行なった場合には、それによる別の危険性(例えば悪性症候群など:抗パーキンソン病薬を急に中止したり、抗精神病薬など初めて投与されたときなどに起こる副作用。ドーパミン作用を過剰に抑制することにより筋肉運動や体温調節機能が障害される。高熱、筋肉硬直、頻脈、意識障害を起こし、重症の場合死に至ることもある)が生じる可能性もあるため、注意が必要です。





いずれにしても、家族や介護者は、日ごろから体温や血圧、睡眠、排泄などに気を配り、とりわけ薬の追加や変更、中止、増量などがあった際は不調や症状の悪化がないかどうか見極め、記録することが重要です。薬に対して「少し我慢して使ってみましょう」などと言う医師もありますが、本人の状態をいちばん把握できる立場にいる家族や介護者は、きちんと変化を伝える役割を担いましょう。





レビー小体型認知症家族を支える会



レビー小体型認知症と家族を支援するとともに、社会への啓発活動を進めている。また、レビー招待方認知症の専門的な治療と介護の向上、福祉の充実を図るための諸活動を行っている。2008年結成。






活動内容



・レビー小体型認知症に関する電話、FAX相談
・家族、専門色による交流会
・市民講座、研修会、講演会の開催
・ホームページによる情報提供
・国民ならびに医療、介護現場に対する啓蒙活動
・国、地方自治体、構成労働省などへの政策提言





本部事務局


〒225-0014神奈川県横浜市青葉区荏田西3-30-4
横浜福祉研究所内
TEL 045-914-7087  FAX 045-914-7028










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Posted by 2人3脚 at 07:00│Comments(0)医学講座
 
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