ブログ引越ししました。(2011年12月5日) ≫ http://aisin.i-ra.jp/

2009年05月21日

認知症を受け入れるということ


認知症を受け入れるということ

記念講演

昨日の5/20(水)富士宮市総合福祉会館 安藤記念ホールにおいて、富士宮・芝川地区介護保険事業者連絡協議会の総会が行なわれる前に「認知症を受け入れること」と題して若年性認知症本人の佐野光孝様、奥様の佐野明美様が講演を行ないました。私石田がコーディネーターを務め、佐野さん夫妻から以下の項目について質問しお話をお聞きしました。



1.ご本人の佐野光孝様 自己紹介をお願いします!

2.奥様の明美様にお尋ねいたします。
  私の経験上、皆さん若年性認知症と診断されるまでに
  2~3年経過していますが佐野さんはいかがでしたか?
 
3.認知症を理解してくれる友人が(Sさん)貴女にとってよきアドバイザー
  とお聞きしました。早期治療につながったのですか?

4.佐野光孝さんにお伺いします。
  今貴方にとって何が”脳”にとって良いと思っていますか?
  自分の病気を理解していますか?
  ご自分の脳の病気について自分が解かっているところだけで
  よいです。お話ください

5.奥様にお聞きします。
 会社の上司が脳の病気の理解者とお聞きしました。認知症の症状が
 出始めたころは自宅での気づきはなかったのですか?

6.光孝さんにお聞きします。
  若年性認知症本人が仕事をするということは、とても大切です。
  どのような会社のシステムがあれば仕事を銃けられたと思いますか?

7.光孝さんに伺います。
  自分の物忘れに気づき病気かなと思われたのは
  いつ頃のことですか?

8.今まだ車の運転をしているとお聞きしました。
 まだヒヤとしたことがないから車の運転を続けられて
 おられると思いますが
 医師から「車の運転はやめましょう」と言われたら
 運転をやめることができますか?

9.奥様明美さんに伺います「。
  普通どの家庭でも認知症という病気を受容するのに2~3年かかります。
  奥様が病気を受容し共感され、ボジティブシンキングを身につけられ
  今現在も実践されています。短期間の間に受容共感ができたのは
  何がそうさせたのでしょうか?

10.お二人に伺います
  これからどのような生活を望んでいますか?
  まずは奥様から経済的、精神的、健康的な
  不安があると思いますがでいかがでしょう。

  光孝様はいかがですか
  ボランティア活動の継続はいかがでしょうか

11.奥様にお尋ねします
  いま認知症でお困りの方が沢山おります。
  アドバイスはございますか
  介護家族に向けてのメッセージをお願いします  
                 ホーム長 石田


↓にほんブログ村ランキング参加中!よかったらクリックして下さい
にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村





同じカテゴリー(石田 ホーム長のひとり言)の記事画像
昨日は認知症モールセンターの当番日
昨夜エクレールお菓子放浪記上映会富士市実行委員発足式
11/26、27の東海ブロック会議・意見交換介護保険要望
富士商工会議所女性会・エコーレ30周年記念事業
11/26~27認知症の人と家族の会東海ブロック会議岐阜へ
認知症の人と家族の会「ぽ~れぽ~れ」リレーエッセイから
同じカテゴリー(石田 ホーム長のひとり言)の記事
 昨日は認知症モールセンターの当番日 (2017-06-25 07:34)
 昨夜エクレールお菓子放浪記上映会富士市実行委員発足式 (2011-12-02 11:12)
 11/26、27の東海ブロック会議・意見交換介護保険要望 (2011-11-29 15:31)
 富士商工会議所女性会・エコーレ30周年記念事業 (2011-11-28 16:22)
 11/26~27認知症の人と家族の会東海ブロック会議岐阜へ (2011-11-27 20:40)
 認知症の人と家族の会「ぽ~れぽ~れ」リレーエッセイから (2011-11-21 15:51)

この記事へのコメント
自分が自分でなくなったとき、今考えていることが、消しゴムで、消されるように、ぼろぼろと、崩れていく記憶。

認知症になるということは、そんなことなのでしょうか?

人間歳をとるということは、過去に膨大な記憶があるのだけれど、記憶に書き込まれた新しい事が、磁気ヘッドの異常かなにかで、書き込まれなくなった。

そんな記憶装置の異常を認知症というのでしょうか?

私の父も亡くなる前は、ボケてたのですが、若いころの記憶は、鮮明に覚えているようで
”試験なのに、何故おこさない。”なんて、真剣になって起こられた記憶があります。


そうか、そんなことは、ボケであって、認知症じゃない?

”日常生活を動かすプログラム”までもが、おかしくなってしまった。

”ウイルス”にやられた状態なのかもしれないのですね。

そんなとき、人間は、どのように、対応したら、いいのでしょうか?

神に祈るしかない。

夜中に徘徊しようと、一日に10回ご飯を要求しようと、ぼけた老人は、幸せです。

なにもわからないのですから。

ただ回りの看病する人間は、たいへんですよね。

そんなこと考えてしまいました。

大変なお仕事。

がんばってください。
Posted by OFFICE TOSHI at 2009年05月21日 14:15
TOSHIさま

認知症の方も何も判らないのではなく
わからなくなっていく事 の不安が恐怖・・・と
最近、認知症のかたご本人の 講演会が活発です

奥深いです 社会問題ですね・・・めるも
Posted by 2人3脚 at 2009年05月21日 21:02
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
認知症を受け入れるということ
    コメント(2)