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2010年02月25日

認知症の人と家族の会 パート3

認知症の人と家族の会】とは パート3
  ( 認知症の人と家族の会 群馬県支部代表 デイみさと施設長 田部井 康夫氏より)


活動内容


啓発

介護家族も認知症について理解することで力を得てきました。「ぼけても心は生きている」という認識もその理解の中から生まれたものです。そして、周囲の人の思いがけない言葉に助けられる体験などから、介護家族だけでなく地域の人たちが認知症について理解してくれることの大切さを学んできました。「家族の会」では、講演会やシンポジウムを開いて認知症の啓発に努めています。



また、最近では、「オレンジリング」の認知症サポーター養成に積極的に取り組んでいます。厚生労働省では「2009年度末までに全国100万人の目標を掲げていますが、「家族の会」はその達成に向けて大きく貢献しています。



調査・研究

「家族の会」では、結成以来調査・研究に積極的に取り組んできました。1991年にいち早く「初老期痴呆」の実態を調査し注目してきました。また、ぼけの人の思いを知るアンケート、聴き取り調査を行い「認知症新時代」到来の先鞭を付ける、時代に先駆けた調査・研究に取り組んでいます。



介護保険制度の施行後には、1年目、3年目、、5年目そして2007年には千名を超える会員から回答を得る大きなアンケートを実施するなど、「家族の会」の調査研究は、各方面から高い評価を得ています。専門職・研究者には有益な情報として、提供できる成果がたくさんあります。




社会保障制度への要望、提言


「家族の会」では、生活の安定や認知症の人の処遇の改善を求めて、毎年のように厚生労働省に要望書を提出し、各支部でも自治体に対する要望活動を行い、一定の成果を挙げてきました。



そして、それらの蓄積と生活不安を招くような最近の社会の動きを背景に、2007年には、「提言・私たちが期待する介護保険」をまとめ、「ぼけても安心して暮らせる社会」という大きな目標を実現するための活動に踏み出しました。


国際交流



「家族の会」は、国際アルツハイマー病協会に加盟し、2004年には京都で国際会議を4000名以上の参加者を得て盛大に開催し、国際交流の実を挙げました。益々高度化、複雑化する国際社会との交流について新しい道を探る時期に来ていると考え、検討に入っています。





最後まで読んでいただき有難うございました。是非家族の会にご入会ください。私たちのような介護職の方、認知症のご本人、ご家族の皆様、大きな輪となって、認知症になっても高福祉の対応で、地域や行政の助けを受けながら「その人らしく生活ができる社会」にするために、一緒に頑張りませんか。
認知症の人と家族の会 静岡県支部 代表 佐野三四子  富士市松岡912-2
℡ 0545-63-3130  FAX0545-62-9390
電話相談 (毎週土曜日 10時~15時)  0545-64-9042(フィランセ内)



認知症の人と家族の会 パート3





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