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2010年08月06日

私が受けたセカンドオピニオン・体験手記を紹介 パート1

私が受けたセカンドオピニオン・体験手記 パート1



主治医以外の医師から意見を聞くセカンドオピニオンについて手記を募集したところ、たくさんの方から投稿を頂きました。ほとんどが「セカンドオピニオンを受けてよかった」といった内容でした。そこで2回に分けて紹介します。今回は、がんや腫瘍に関するものです。





紹介状をもらい検査資料を借りて
                           (静岡県伊東市・榎本節子・66歳)


2005年12月のある朝、痛みを伴わない血尿が出たため、すぐに病院へ行きました。エコー検査の結果、腎臓に7センチ大の腫瘍が見つかり、がんである可能性が90%と告げられ、そのまま大学病院を紹介されました。検査の結果、左腎のがんが下大静脈浸潤(細胞が浸入)しており進行度はステージⅢのCとの診断でした。




泌尿器科だけでの手術は困難で、心臓外科とチームを組み、2月に手術を受けることになりました。しかし、がんの全ては摘出できない可能性もあり、、また、下大静脈のがんのせいで、突然死もありうると、ネガティブ(否定的)な話ばかりされました。不安になった私は、周囲の勧めも合って県立がんセンターに電話をしました。




丁寧な対応に、不安であることや、現在の病状などをすべて話すと、泌尿器科部長が、すぐに診てあげるので、紹介状と検査資料を借りて来院してください、とのこと。早速大学病院に連絡すると「セカンドオピニオンですね、いいですよ」と快い返事。2日後、県立がんセンターで先生が「手術も決まっているのに、不安を抱えて連絡してきたのですね。僕でよかったら(がんを)取り除いてあげられるかもしれない」との言葉、“この先生なら、すべてを任せられる”と確信し、2週間後、県立がんセンターで手術を受けました。




以来5年近くたちますが、限りある生命に感謝しながら暮らしています。病院と医師は、患者が主体的に選ぶ時代。納得のいく話し合いで信頼しあったとき、00%以上の結果が出るのだと信じています。






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