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2011年05月10日
大分県臼杵市の取り組み・介護保険推進全国サミット開催地
大分県臼杵市(うすき)の取り組み
介護保険法が改正され、生活圏内でどれだけスムーズに介護サービスが受けられるかが、今後の焦点になっています。今秋、第12回介護保険推進全国サミットが開かれる大分県臼杵市を取材しました。
( H.23 .5.10付 生活ワイドより)
早期発見と治療
大分県臼杵市の高齢化率は31.7%、全国の水準をはるかに上回っています。2025年、日本の高齢化率は30.5%になると予測されています。日本の未来像を考える手掛かりになる市かも知れません。同士の保健福祉部・保健健康課の惨事である藤澤清晴さんに市の取り組みを聞きました。
臼杵市では①行政②医師③大分大学医学部の3者で「臼杵市の認知症を考える会」を立ち上げています。認知症は、65歳以上の方の10人に1人、85歳以上では、4人に1人が発症するといわれています。症状が表面化したときは、かなり表情が進行しているケースも多く、早期の診断も欠かせません。
専門家の講演会とあわせ、希望者の方に認知症の自己診断ができるタッチパネルを操作してもらっています。お年寄りの徘徊に関する心配ごとを相談できる窓口を開設。認知症のご家族を抱える家庭への支援も考えています。最近で医薬品の研究も進んでいます。早く発見できれば、病気の進行を緩やかにすることも可能です。
恥かしがることはありません。誰もがかかり得る病気です。認知症への偏見をなくすことが大切ではないでしょうか。認知症に優しい町というのが、ひいては誰もが住みやすい町に通じると信じています。臼杵市では総世帯の約18%が65歳以上の単身世帯。登録を希望した方に「安心生活のお守りキット」を配っています。筒状の容器の中に、かかりつけの病院、服用中の薬、緊急連絡先などを収め、自宅の冷蔵庫に入れておいてもらうものです。万が一の場合、救急隊員が、大切な情報をキャッチできるようになっています。また、郵便事業者とも契約し、郵便物を届ける際に、一声かけてもらう「安心お届けサービス」もあります。
認知症の偏見をなくす
包括支援センター
臼杵市医師会・地域包括支援センターコスモスで管理者をしている久保田美代子さんに、同センターの機能などについて聞きました。当センターは、臼杵市医師会が受託して運営。主任ケアマネージャー、社会福祉士、保健師などの専門家で構成され、高齢者の方の暮らしや介護に関する悩みなどの相談窓口です。それぞれの相談内容について、行政や福祉関係者のパイプ役になり、具体的なサービスや情報を提供できるよう心掛けています。
臼杵市は認知症の早期発見にも力を入れており、当センターでも協力体制をとり、認知症サポーター養成講座開き、行政の講座と合わせると2000人以上のサポーターが誕生し、認知症の方やその家族の生活を見守っています。「認知症を理解し、誰もが住みやすいと感じられる臼杵市を」が目標です。最後に、認知症予防のポイントとして①栄養②運動③気分転換が挙げられます。趣味を持つことも大切です。もし今まで楽しみにしていたカラオケやゲートボールのような娯楽に、急に興味を失ったら、注意が必要です。
<ホーム長のつぶやき>
富士市のH23..4.1付の高齢化率は21%です。地域によっては高齢化率の高いところもあり、富士市でも油断はできません。最近では市町で「認知症対策」に取り組んでいるところが多くなってきました。富士市では26箇所のまちづくりセンターがあり、その中で活発にいろいろな推進員が活動しています。例えば福祉推進会、区の活動、生涯学習推進会、自主防災委員会、地区まちづくり推進会、社会福祉協議会等と連携をは図っています。
富士市介護保険課では認知症を理解するためのツールの1つとして、センター方式の普及に力を注いで下さっています。センター方式の認知症ケア地域推進員の育成をしており、多くの認知症ケア推進員が育ち、今活動しています。富士市も臼杵市に負けないよう頑張りましょう。安心生活お守りキットや郵便事業者の安心お届けサービス良いですね。
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介護保険法が改正され、生活圏内でどれだけスムーズに介護サービスが受けられるかが、今後の焦点になっています。今秋、第12回介護保険推進全国サミットが開かれる大分県臼杵市を取材しました。
( H.23 .5.10付 生活ワイドより)
早期発見と治療
大分県臼杵市の高齢化率は31.7%、全国の水準をはるかに上回っています。2025年、日本の高齢化率は30.5%になると予測されています。日本の未来像を考える手掛かりになる市かも知れません。同士の保健福祉部・保健健康課の惨事である藤澤清晴さんに市の取り組みを聞きました。
臼杵市では①行政②医師③大分大学医学部の3者で「臼杵市の認知症を考える会」を立ち上げています。認知症は、65歳以上の方の10人に1人、85歳以上では、4人に1人が発症するといわれています。症状が表面化したときは、かなり表情が進行しているケースも多く、早期の診断も欠かせません。
専門家の講演会とあわせ、希望者の方に認知症の自己診断ができるタッチパネルを操作してもらっています。お年寄りの徘徊に関する心配ごとを相談できる窓口を開設。認知症のご家族を抱える家庭への支援も考えています。最近で医薬品の研究も進んでいます。早く発見できれば、病気の進行を緩やかにすることも可能です。
恥かしがることはありません。誰もがかかり得る病気です。認知症への偏見をなくすことが大切ではないでしょうか。認知症に優しい町というのが、ひいては誰もが住みやすい町に通じると信じています。臼杵市では総世帯の約18%が65歳以上の単身世帯。登録を希望した方に「安心生活のお守りキット」を配っています。筒状の容器の中に、かかりつけの病院、服用中の薬、緊急連絡先などを収め、自宅の冷蔵庫に入れておいてもらうものです。万が一の場合、救急隊員が、大切な情報をキャッチできるようになっています。また、郵便事業者とも契約し、郵便物を届ける際に、一声かけてもらう「安心お届けサービス」もあります。
認知症の偏見をなくす
包括支援センター
臼杵市医師会・地域包括支援センターコスモスで管理者をしている久保田美代子さんに、同センターの機能などについて聞きました。当センターは、臼杵市医師会が受託して運営。主任ケアマネージャー、社会福祉士、保健師などの専門家で構成され、高齢者の方の暮らしや介護に関する悩みなどの相談窓口です。それぞれの相談内容について、行政や福祉関係者のパイプ役になり、具体的なサービスや情報を提供できるよう心掛けています。
臼杵市は認知症の早期発見にも力を入れており、当センターでも協力体制をとり、認知症サポーター養成講座開き、行政の講座と合わせると2000人以上のサポーターが誕生し、認知症の方やその家族の生活を見守っています。「認知症を理解し、誰もが住みやすいと感じられる臼杵市を」が目標です。最後に、認知症予防のポイントとして①栄養②運動③気分転換が挙げられます。趣味を持つことも大切です。もし今まで楽しみにしていたカラオケやゲートボールのような娯楽に、急に興味を失ったら、注意が必要です。
<ホーム長のつぶやき>
富士市のH23..4.1付の高齢化率は21%です。地域によっては高齢化率の高いところもあり、富士市でも油断はできません。最近では市町で「認知症対策」に取り組んでいるところが多くなってきました。富士市では26箇所のまちづくりセンターがあり、その中で活発にいろいろな推進員が活動しています。例えば福祉推進会、区の活動、生涯学習推進会、自主防災委員会、地区まちづくり推進会、社会福祉協議会等と連携をは図っています。
富士市介護保険課では認知症を理解するためのツールの1つとして、センター方式の普及に力を注いで下さっています。センター方式の認知症ケア地域推進員の育成をしており、多くの認知症ケア推進員が育ち、今活動しています。富士市も臼杵市に負けないよう頑張りましょう。安心生活お守りキットや郵便事業者の安心お届けサービス良いですね。

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Posted by 2人3脚 at 14:02│Comments(2)
│石田 ホーム長のひとり言
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西日本新聞によると、臼杵市は認知症患者を診察できる市内の病院や、介護保険によるサービスが受けられる施設、相談窓口となる施設などを載せた「臼杵市認知症お助けマップ」を作成...
臼杵市が「認知症お助けマップ」を作成【大分インフォ】at 2011年11月25日 15:40
この記事へのコメント
自己診断 タッチパネル を見たいものですね。
長谷川式のようなものでしょうか?
長谷川式のようなものでしょうか?
Posted by 久保田 稔 at 2011年05月10日 21:33
久保田稔様
私も見たいです。どんなものなんでしょうか?
興味があります。
私も見たいです。どんなものなんでしょうか?
興味があります。
Posted by 2人3脚
at 2011年05月11日 13:35
