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2010年02月05日
Q&A紙や布を裂いたり、物を壊します。どうしたら・・・
Q 56 紙や布を裂いたり、物を壊したりします。どうしたら、やらなくなりますか。?
A:認知症が原因で混乱し、感情的に不安定になって、周囲のものを壊すような行動をとることがあります。大声で止めたりするのではなく、静かに話しかけるようにしましょう。薬の服用で改善することがあります。
2人3脚でもたまに見られます。せん妄の世界に入り混乱している場合に見られます。自分で一生懸命治そうとしてかえってさらに裂いてしまったり、片付けようとおもってもさらにちらかしたりします。また、せん妄が出ているときは、危なくないようにしばらく落ち着くまで見守ります。長くは続きませんので落ち着いてきたら声を掛けます。危険なものは遠ざけておきます。
認知症が進み状況判断ができなくなると、なぜ自分がここにいるのか、周囲の人が誰なのか、思い迷う事が多くなります。また、周囲の人が助けてくれない、自分が孤立している、無視されているといった誤解が生じることもあります。こうしたことが重なると認知症の人は混乱しやすく不安定になり、落ち込んだり、興奮したりします。そして興奮が大きくなると、手近にある新聞紙や寝衣や枕カバーなど裂いたり破いたりします。また、手元にある皿を投げたりという「破壊的行動」をとるのです。
このときは、認知症の人自身も、何をしているのか分からなくなっています。破壊的行動は1回で治まるときもありますが、何度も繰り返すときもあります。こうした行動をとっている認知症の人に理由を聞いても返事はなく、やめるよう説得しても止めることは難しいでしょう。
無理に抱え込むなどしてやめさせても、認知症の人の気持ちは治まりませんので、同じことが繰り返されます。気分が落ち着くまで、やりたいようにさせておくしかありません。このようなことが起こりそうになったら、、周囲に壊したり、破いたりしてもよいものだけ置くようにし、壊しては困るものや危険なものは素早く隠してください。繰り返すようなら、日頃から片付けておくほうが良いでしょう。
破壊的な行動起こさないようにすることが大切ですが、何をきっかけに始まるのか理解できるとは限りません。しかし、後から考えてみると、家族の「おじいさん、またお漏らししたの?ダメねえ」と言う一言がきっかけになっていることもあります。認知症の人にストレスを与えないように心がけることで、破壊的な行動が減ることもあります。
破壊的行動を繰り返すようなら、少量の抗精神薬お服用してもらうことで防止できることもあります。医師に相談してみましょう。

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A:認知症が原因で混乱し、感情的に不安定になって、周囲のものを壊すような行動をとることがあります。大声で止めたりするのではなく、静かに話しかけるようにしましょう。薬の服用で改善することがあります。
2人3脚でもたまに見られます。せん妄の世界に入り混乱している場合に見られます。自分で一生懸命治そうとしてかえってさらに裂いてしまったり、片付けようとおもってもさらにちらかしたりします。また、せん妄が出ているときは、危なくないようにしばらく落ち着くまで見守ります。長くは続きませんので落ち着いてきたら声を掛けます。危険なものは遠ざけておきます。
認知症が進み状況判断ができなくなると、なぜ自分がここにいるのか、周囲の人が誰なのか、思い迷う事が多くなります。また、周囲の人が助けてくれない、自分が孤立している、無視されているといった誤解が生じることもあります。こうしたことが重なると認知症の人は混乱しやすく不安定になり、落ち込んだり、興奮したりします。そして興奮が大きくなると、手近にある新聞紙や寝衣や枕カバーなど裂いたり破いたりします。また、手元にある皿を投げたりという「破壊的行動」をとるのです。
このときは、認知症の人自身も、何をしているのか分からなくなっています。破壊的行動は1回で治まるときもありますが、何度も繰り返すときもあります。こうした行動をとっている認知症の人に理由を聞いても返事はなく、やめるよう説得しても止めることは難しいでしょう。
無理に抱え込むなどしてやめさせても、認知症の人の気持ちは治まりませんので、同じことが繰り返されます。気分が落ち着くまで、やりたいようにさせておくしかありません。このようなことが起こりそうになったら、、周囲に壊したり、破いたりしてもよいものだけ置くようにし、壊しては困るものや危険なものは素早く隠してください。繰り返すようなら、日頃から片付けておくほうが良いでしょう。
破壊的な行動起こさないようにすることが大切ですが、何をきっかけに始まるのか理解できるとは限りません。しかし、後から考えてみると、家族の「おじいさん、またお漏らししたの?ダメねえ」と言う一言がきっかけになっていることもあります。認知症の人にストレスを与えないように心がけることで、破壊的な行動が減ることもあります。
破壊的行動を繰り返すようなら、少量の抗精神薬お服用してもらうことで防止できることもあります。医師に相談してみましょう。

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Posted by 2人3脚 at 09:00│Comments(0)
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