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2010年02月15日
死なないで!殺さないで!生きよう!メッセージ集より
認知症の人と家族の会

いま、介護でいちばんつらいあなたへ、思いとどまった介護者からの渾身のメッセージ集の中からお届けします。
吐き出す
ー言葉に出せばきっと楽になるー
否定しないことを第一に、
孤独にならない、絶望的にならない
(静岡県・女性・57歳)
義母享年88歳の介護は否定しないことを第一に考え、理解できないことは私の判断で処理してしまっていました。自分でかけた玄関の鍵が開けられず中二階から出て危ないので、鍵はかからないようにしました。化粧品を食べているのが分かったときは、黙って片付けました。一人でお風呂に入るとタオルを何枚も持ってい行ってしまうので、着替えを介助したところ、もって行かなくなりました。
軽い脳梗塞で一週間入院した後、認知症も加速し、ヒステリーを起こすようになりました。昔の記憶に戻り、家の中のトイレがわからず外で用をたしていました。寒くなり、否定せずトイレに連れて行くのが大変でした。
ヒステリー気味になると仕方なく、夫が胴を私が足を持ってトイレに連れて行き、出ても出なくても温水を出しました。そのうち気持ちがよいのが分かり、支えている夫に「ありがとう」「出たよ」というようになり、その間に私は、布切れを電子レンジで温め蒸しタオルにし、お尻を拭きました。
その後は部屋で自由にさせていました。良く動くので転びもしましたが、ケガもなく、あざ程度でした。押入れに布団を入れたり出したり、時には自分も入っていました。服を脱いだり、また着ようとしたり、全裸でいたこともあります。最初は驚きましたがそのうちに私もなれました。食べて、オムツがきれいで、ヒステリーを起こさなければよしとしました。
入眠も困難で夜は夫と3人で寝ていました。。夫は戦死した自分の兄、私は隣のおばさんでしたが、それでも良いと思いました。夫と二人で介護できたのが幸いで 、「家族の会」の方々に親身になって聞いていただき、接し方も教えていただいたおかげで、落ち着いていられました。
会報「ぽ~れぽ~れ」を読むと、色々な立場の人がいると思え、孤独にならない、絶望的にならないことを心がけました。義母とは元気なときは、仲良くなれませんでしたが、、無事送ることができ、安堵しています。
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吐き出す
ー言葉に出せばきっと楽になるー
否定しないことを第一に、
孤独にならない、絶望的にならない
(静岡県・女性・57歳)
義母享年88歳の介護は否定しないことを第一に考え、理解できないことは私の判断で処理してしまっていました。自分でかけた玄関の鍵が開けられず中二階から出て危ないので、鍵はかからないようにしました。化粧品を食べているのが分かったときは、黙って片付けました。一人でお風呂に入るとタオルを何枚も持ってい行ってしまうので、着替えを介助したところ、もって行かなくなりました。
軽い脳梗塞で一週間入院した後、認知症も加速し、ヒステリーを起こすようになりました。昔の記憶に戻り、家の中のトイレがわからず外で用をたしていました。寒くなり、否定せずトイレに連れて行くのが大変でした。
ヒステリー気味になると仕方なく、夫が胴を私が足を持ってトイレに連れて行き、出ても出なくても温水を出しました。そのうち気持ちがよいのが分かり、支えている夫に「ありがとう」「出たよ」というようになり、その間に私は、布切れを電子レンジで温め蒸しタオルにし、お尻を拭きました。
その後は部屋で自由にさせていました。良く動くので転びもしましたが、ケガもなく、あざ程度でした。押入れに布団を入れたり出したり、時には自分も入っていました。服を脱いだり、また着ようとしたり、全裸でいたこともあります。最初は驚きましたがそのうちに私もなれました。食べて、オムツがきれいで、ヒステリーを起こさなければよしとしました。
入眠も困難で夜は夫と3人で寝ていました。。夫は戦死した自分の兄、私は隣のおばさんでしたが、それでも良いと思いました。夫と二人で介護できたのが幸いで 、「家族の会」の方々に親身になって聞いていただき、接し方も教えていただいたおかげで、落ち着いていられました。
会報「ぽ~れぽ~れ」を読むと、色々な立場の人がいると思え、孤独にならない、絶望的にならないことを心がけました。義母とは元気なときは、仲良くなれませんでしたが、、無事送ることができ、安堵しています。
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Posted by 2人3脚 at 09:00│Comments(0)
│介護者からの渾身のメッセージ集