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2011年09月11日

興味あるものにチャレンジ脳のトレーニングや作業療法に熱中




花柄や模様のを開けるパンチで色画用紙に穴を開け作品作りにチャレンジ。

色々な模様があります。










ペットボトルのキャップを使って50音を早く並べる練習













額縁が出来上がったようです。













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Posted by 2人3脚 at 19:29Comments(0)2人3脚の日常

2011年09月11日

認知症を理解するための8大法則 第7法則

認知症を理解するための
8大法則 1原則
                         
                          (認知症の人と家族の会 副代表杉山孝博医師)




第7法則 症状の了解可能性に関する法則  





老年期の知的低下の特性や、第1~第6法則でまとめたような認知症の特徴を考えれば、認知症の症状のほとんどは、認知症の人の立場に立ってみれば十分理解できるものである、という内容の法則です。





夜間不眠といって、夜間になると目を覚まして、家族、特に介護者の名前を呼んで起こすことがあります。家族にとっては大変な悩みとなります。どうしてこのようなことが起こるのか考えてみましょう。認知症が始まると、時間や場所の見当がつかなくなる「見当識障害」が知的機能の低下の一面として出てきます。そうすると、今自分が寝ている所も分からなくなる。目を覚ますと、真っ暗でシーンとして誰もいない。認知症の人にとってみれば、自分がどこにいるのかわからなくなって、大変な恐怖感を覚えるわけです。





私たちが旅館に泊まって、夜中に目を覚ましたときのことを考えてみて下さい。自分の寝ているところがいつもの部屋と様子が違うので、誰れでも一瞬不安を感じます。ところが次の瞬間、旅館に泊まっていることを思い出して安心し、再び何事もなかったように眠るのです。もし、そのとき、いくら考えても自分がなぜここにいるのかが分からなかったらどうでしょう。「いったいなぜ、こんな知らない所にいるんだろう」「家族は自分を置き去りにして、どこかへ行ってしまったのではないか」「眠っている間に誘拐されて、ここに閉じ込められているのではないか」





さまざまな考えが次々と頭に浮かんできて、数分後にはひどい恐怖に襲われることになるでしょう。そういう時に私たちはどうするかというと、誰もいなければ一番頼りになる人の名前を呼んで、その人が来てくれるまで呼び続けるでしょう。また、歩く自由があれば、あらゆる部屋を探し回って自分の知っている人がいないか、つまり夫や妻はいないか、子供はいないかと探し回るはずです。





認知症の人も、このような状態に置かれたのと全く同じ行動を示していると考えれば、そんなにおかしくないはずです。したがって夜間の徘徊をおさえるにどうすればよいかということは、認知症の人の気持ちになってみればよく分かります。まず、ここは自分の部屋だと分かるようにしてあげて恐怖感を和らげてあげることがポイントです。





そのコツには以下のようなことがあげられます。部屋も廊下も明るくしておく、目を覚ました時に、いつも使っているタンスや衣類が分かるようにしておく、夜中でもテレビやラジオを適切な音量でつけておく、家族の声や好きな歌など録音したテープを流すなどいろいろな音が聞こえるようにしておくなど。大事なことは、認知症のひとの恐怖感をいかにおさえるかということです。





(公)認知症の人と家族の会のベテラン介護者は、こういうケースで困ったときは、添い寝をしてあげ、目を覚ましたときには「大丈夫よ」と言って手を握ってあげるということをしていました。そうすると、それほどひどく騒がないで眠ってくれるし、自分もよく休めるという事でした。私たちも子どもの頃何年間も母親に添い寝をしてもらいながら眠りについたことを思い出せばよいでしょう。





ところで、認知症の人の言動を正しく了解する上では、過去の経験が現在の認知症の症状と深い関連をもっている場合も少なくないことを覚えておいて下さい。周囲の人は本人の生活歴・職業歴を詳しく知って、認知症の人の気持ちを理解するように務めることが大切です。







<ホーム長のつぶやき>



認知症の人の立場に立って介護を支援すると言うことは、認知症という病気を理解していないとできません。不安症状で人の名前を呼ぶ利用者様、2人3脚でも毎晩のようにおります。そっとそばに寄り添い、手を軽くさすりながらそばにしばらく寄り沿います。30分くらい寄り添っていると、大声がだんだん小声になってきます。不安から助けを求めているわけですから、無視しているとますますエスカレートし声のトーンが大きくなります。小声となり眠気がくるのに30分~1時間くらいかかります。





それが毎日続きますので、在宅で介護されている方は大変ですね。できるだけ休息をとる意味からも、介護保険制度のショートステイなどを利用し、何日か預かって頂き、介護家族の休養をとることが必要です。疲れていたら、本人にとっても良い介護はできません。以前、認知症の人と家族の会のつどいで紹介した「私の手帳」など利用してはいかがでしょうか。自分が元気なうちから生活歴、職業歴、趣味、家族構成、医療関連、近隣の方、友人など手帳に残しておくと、いざ病気を患った時、便利です。ご本人のことをいち早く理解ができ、対応方法の手助けになります。













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