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2009年08月29日

認知症診断の最前線情報

認知症診断の最前線情報
                 畑澤順氏・大阪大学大学院医学系研究科核医学講座教授


 認知症は脳の病気です。最近のことを思い出せない。物の置き忘れに代表される「記憶力の低下」、自分の居場所がわからない、時間の認識ができないといった「見当識障害」が主な症状です。進行すると夜中の徘徊、怒りっぽくなる、大声を出す、物取られ妄想があるなど、本人だけではなく家族を含めた周囲にも迷惑がかかるようになります。
認知症を起こす病気は様々です。脳腫瘍、脳卒中、慢性硬膜下血腫なども認知症尾原因になります。社会の高齢化の進展に伴い最近増えてきたのがアルツハイマー型認知症です。



この病気の原因はまだわかっていません。アルツハイマー型認知症の発症には生活史、生活習慣、他の糖尿病といった身体的疾患が影響することがわかってきました。遺伝子がまったく同じ一卵性双生児でも、一方がアルツハイマー型認知症で、もう一方がまったく正常なペアーがおります。



アルツハイマー型認知症では、神経細胞の中に”シミ”ができ、脳は萎縮し徐々に機能が低下してしまいます。この病気は症状の進行するのを遅らせる薬(アリセプト)が開発され、医療機関で処方されています。症状が軽いほど効果があるので、早期に診断し早期に治療を開始することがとても重要です。



認知症の診断はまず、ご本人への問診(いままでかかったっ病気、現在の症状、治療している病気、日常生活など)と簡単な記名力テストです。本人が物忘れを自覚している場合は、ほとんどが病的ではありません。付き添ってきたご家族のお話、例えば、「以前に比べ、何か変だ」、「几帳面な人だったのにだらしなくなった」、「正確が変わった」などが大事な情報になります。



次は脳の形の(X線CT,MRI)を撮ります。これを見て脳腫瘍や脳卒中がないかどうか、脳が異常に萎縮していないかどうかを調べます。アルツハイマー型認知症の早期には、脳の形の異常はほとんどありません。その後、脳の血流や代謝の写真を撮ります。(SPECT,PET)

アルツハイマー型認知症では、側頭葉や頭頂葉の機能が低下し、同時に血流や代謝も早期から低下することもわかってきました。神経細胞の情報のやりとりがうまくできなくなり記憶力や判断力、人格に障害があらわれてきます。



認知症はヒトに備わった高次脳機能障害です。脳の機能画像を解析すると、物を覚える力は小学生から高校生の間に急速に成熟します。高校生から成人になるまでの間には情報を統合し、判断する力がついてきます。




認知症では逆に生後何年かかって成熟した脳機能が少しずつ失われ、あたかも気難しい子供に帰っていくかのようです。医学研究はヒトの脳機能を目に見えるようにするところまで進歩しました。
認知症を早期に診断できるようになりました。そして、病気の真の原因を解明し、その治療法を開発する挑戦が続いています。








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2009年08月29日

開所2周年祝賀会

平成19年8月1日オープン・3年目を迎えました。
これもひとえにご家族様・地域の皆様・行政のおかでございます
今後とも2人3脚を宜しくお願い申し上げます 顔02




スタッフ全員より知事褒章のお祝いも兼ねバラの花のプレゼント

スタッフの皆様有難うございます

働きやすい職場を目指して努力いたします

利用者様に寄り添う介護をめざして頑張りましょう

祝賀会の様子です  クリックすると画面を大きく見ることができます





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  カラオケてんてんで行ないました

  持込OKなので自家製のものを持ち込んだり

  採れたてのトマトです

  
タグ :祝賀会


Posted by 2人3脚 at 08:52Comments(6)2人3脚 広報室より