ブログ引越ししました。(2011年12月5日) ≫ http://aisin.i-ra.jp/
2010年03月14日
f-Biz主催のセミナーに参加しました
午前は真の社会起業家像を探ると題して
5名のパネリストが藤沢久美さんのコーディネーターにより
社会起業家像について熱くパネルディスカッションされました。
午後は3つの分科会に分かれてパネルディスかション
ゼロからつくる福祉サービス・女性社会起業家の挑戦と題して
私は第2分科会に参加いたしました。

素晴らしいパネリストのお話が聴けて
とっても有意義な一日でした。

パネリストの方々
大山泰弘氏 お気に入りに入れました。参照してください。
とてもいいお話を載せました。以前富士市産業支援センター
f-Bizへ講演にお越しくださいました。
横石知二氏上勝町 86年地域の農業と山の資源を活かし高級料亭の料理に使われるもみじや南天などの葉っぱ「つまもの」を商品開発 全国に注目 テレビで見たことがありました。
宮城治男氏93年学生起業家支援の全国ネットワーク「ETIC.」を創設若い世代が仕事を生み出していく起業家型リーダーの育成 150名を超える起業家を輩出。
駒崎弘樹氏99年慶応大学入学、在学中学生ITベンチャー経営者となる。卒業後「仕事と育児の両立が当たり前の社会」を目指してフローレンスを立ち上げ、病時保育事業に取り組む。
藤沢久美氏96年日本発の投資信託評価会社を起業、00年シンクタンクソフィアバンクの設立に参画し現在副代表、03年社会起業家フォーラム設立同副代表、07年世界経済フォーラムより「ヤンググローバル・リーダー」に選出。
小出宗昭氏地域産業活性化に向けた活動が高い評価を受け、05年経済産業大臣表彰受賞、08年独立起業しf-Bizの運営を受託500件以上の新規ビジネスの立ち上げを支援。
2人3脚立ち上げ時支援していただきました。 今現在も時々相談にのっていただいています。
第2分科会の様子は後日ブログに載せていきます。乞うご期待!

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2010年03月14日
杉山ドクターのやさしい医学講座
第3章 介護保険における特定疾患
(認知症の人と家族の会 副代表 杉山孝博医師より)
1.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
筋萎縮性側索硬化症とは、脳や脊髄にある運動神経細胞が変性することにより、筋肉の収縮力が低下し筋肉が萎縮していく進行性の神経難病です。英語名(Amyotrophic Latrral Sclerosis)の頭文字をとってALSとも呼ばれています。原因は不明で治療法はありません。介護保険では、第2号被保険者の障害の原因として認められている特定疾病のひとつです。
米国メジャーリーグのルー・ゲーリック選手や宇宙物理学者ホーキング博士がかかった病気として知られています。主に40~60歳で発病し、4~5000人の患者がいるといわれています。持っているものを落とす、足がもつれる、ろれつが回らなくなるなどの症状が初めに出現して、全身の筋力の低下がゆっくり確実に進行します。発病後3~5年で約80%の患者が死亡すると報告されていますが、人工呼吸器が使用されるようになって予後が大幅に延長してきています。
主な症状として
①.筋萎縮・筋力低下:四肢から始まり、駆幹呼吸筋まで進行します。動眼筋は最後まで冒されないので全身が雨後k泣くなっても目を動かすことができます。
②.球麻痺:咽喉頭や舌の筋肉が障害されると言葉が不明瞭になり嚥下が困難になります。
③.筋肉の繊維束性収縮:筋肉が細かく収縮を繰り返してピクピク動きます。
④.腱反射亢進:筋肉が突っ張りやすくなります。
⑤.陰性徴候:知的機能、知覚、直腸膀胱障害等はありません。意識は最後まで正常です。
このように、筋萎縮性側索硬化症は、筋萎縮と筋力低下が確実に進行して、歩行困難、言語障害、嚥下障害、呼吸障害を引き起こす深刻な疾患です。進行すると、嚥下障害のため胃痮設置などによる経管栄養が必要になり、痰の喀出もできなくなって人工呼吸器の装置を余儀なくされるようになります。在宅で療養している患者にとっては、頻繁に痰の吸引が必要なこともあり、患者及び患者を介護する家族にとっての負担は大変なものです。
このような環境をふまえ、患者のQOLの向上や患者及び家族の負担の軽減を図るため、在宅の筋萎縮性側索硬化症患者に対してホームヘルパーが痰の吸引を行なうのはやむを得ないという見解が「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」(報告書、平成15年6月9日)から出されました。「今回の措置は、在宅ALS患者の療養環境の現状にかんがみ、当面やむを得ない措置として実施するものであって、ホームヘルパー業務として位置づけられるものではない。」と限定されていますが、ホームヘルパーによる痰の吸引が厚生労働省管轄の委員会で公式に言及されたことは注目すべきことです。

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(認知症の人と家族の会 副代表 杉山孝博医師より)
1.筋萎縮性側索硬化症(ALS)
筋萎縮性側索硬化症とは、脳や脊髄にある運動神経細胞が変性することにより、筋肉の収縮力が低下し筋肉が萎縮していく進行性の神経難病です。英語名(Amyotrophic Latrral Sclerosis)の頭文字をとってALSとも呼ばれています。原因は不明で治療法はありません。介護保険では、第2号被保険者の障害の原因として認められている特定疾病のひとつです。
米国メジャーリーグのルー・ゲーリック選手や宇宙物理学者ホーキング博士がかかった病気として知られています。主に40~60歳で発病し、4~5000人の患者がいるといわれています。持っているものを落とす、足がもつれる、ろれつが回らなくなるなどの症状が初めに出現して、全身の筋力の低下がゆっくり確実に進行します。発病後3~5年で約80%の患者が死亡すると報告されていますが、人工呼吸器が使用されるようになって予後が大幅に延長してきています。
主な症状として
①.筋萎縮・筋力低下:四肢から始まり、駆幹呼吸筋まで進行します。動眼筋は最後まで冒されないので全身が雨後k泣くなっても目を動かすことができます。
②.球麻痺:咽喉頭や舌の筋肉が障害されると言葉が不明瞭になり嚥下が困難になります。
③.筋肉の繊維束性収縮:筋肉が細かく収縮を繰り返してピクピク動きます。
④.腱反射亢進:筋肉が突っ張りやすくなります。
⑤.陰性徴候:知的機能、知覚、直腸膀胱障害等はありません。意識は最後まで正常です。
このように、筋萎縮性側索硬化症は、筋萎縮と筋力低下が確実に進行して、歩行困難、言語障害、嚥下障害、呼吸障害を引き起こす深刻な疾患です。進行すると、嚥下障害のため胃痮設置などによる経管栄養が必要になり、痰の喀出もできなくなって人工呼吸器の装置を余儀なくされるようになります。在宅で療養している患者にとっては、頻繁に痰の吸引が必要なこともあり、患者及び患者を介護する家族にとっての負担は大変なものです。
このような環境をふまえ、患者のQOLの向上や患者及び家族の負担の軽減を図るため、在宅の筋萎縮性側索硬化症患者に対してホームヘルパーが痰の吸引を行なうのはやむを得ないという見解が「看護師等によるALS患者の在宅療養支援に関する分科会」(報告書、平成15年6月9日)から出されました。「今回の措置は、在宅ALS患者の療養環境の現状にかんがみ、当面やむを得ない措置として実施するものであって、ホームヘルパー業務として位置づけられるものではない。」と限定されていますが、ホームヘルパーによる痰の吸引が厚生労働省管轄の委員会で公式に言及されたことは注目すべきことです。

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