ブログ引越ししました。(2011年12月5日) ≫ http://aisin.i-ra.jp/
2010年03月20日
富士山勉強会に参加しました
イーラ・パークの小野由美子さんのブログから富士山勉強会を知り
興味があったので勉強会に参加しました。(富士市交流プラザにて)
「富士山の噴火史と火山防災対策の現状について」静岡大学
小山真人教授の講演を聴きました。先生が監修した漫画本
「セクターコラブス 富士山崩壊」に興味がわきました。今の学生さんは
本を読まないので、分かりやすい漫画本にしたそうです。
火山の恵みと火山の危険性、いつかくる噴火の危険性ハザードマップ
とそれにもとづく防火計画大変ためになりました。


富士さんの噴火は頂上で起こるものと思っていましたが
山腹や山麓で起こっているそうです。火山は貴重な観光資源となり
美しい山体や風景・造形を作り出してくれます。
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2010年03月20日
認知症の予防と備え パート1
脳細胞と血管を守る食生活
認知症の予防と備え
気づいたときから始めよう!
(法研、「ぼけない食べ方」伊藤晴夫書グラフ社など参照)
認知症は、急に発症するものではなく、何年も積み重ねられた生活習慣と、体質など遺伝的な要素が深く関係していると考えられています。ある意味で、誰の身にも起こりうる加齢現象の一つといえます。認知症予防と備えについて2回に分けて掲載します。
アルツハイマー型が半数
認知症は脳の神経に障害が生じ、記憶や思考、行動をつかさどる脳の機能が徐々に失われていく病態のことです。脳の神経細胞が破壊されて減少する「アルツハイマー型」が約半数を、残りの半数以上を脳卒中などの脳血管障害を機に発症する「脳血管性」が占めています。そのほか「レビー小体型」などがあります。
アルツハイマー型患者の脳を調べてみると、ベーターアミロイドという異常蛋白質が多く蓄積されていることが分かっています。これが神経細胞を圧迫し、認知症を発症すると考えられています。一方脳血管性の発症には、食生活や運動といった生活習慣が深く関係しています。高血圧、脂質異常症、高血糖、肥満、といったメタボリックシンドロームの要素が脳血管障害を引き起こしやすくするからです。なお、中には、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症による認知症など、手術で症状が軽減、または、治るものもあります。
魚、野菜などをバランス良く
認知症を防ぐには、食生活が重要です。以下のような食材や栄養素が有効とされています。しかし、どれか一つを極端に多く摂っても効果は低く、むしろ毎日少量ずつでもバランスよく摂ることこそ、大切だといわれています。
◎魚
魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く、含まれ、中性脂肪を低下させる働きがあります。
◎緑黄色野菜
色の濃い緑黄色野菜はベーターカロチンなど、脳細胞を活性酸素から守る抗酸化成分が豊富です。
◎オリーブ油
主に「地中海食」で多く使われるオリーブ油には、身体にいいオレイン酸が多く含まれ、抗酸化作用もあります。
◎ポリフェノール
食物の色素成分のことで、抗酸化作用があります。赤ワイン、ブルーベリー、緑茶、サツマイモなどに豊富
◎カレー
インド人はアルツハイマー型認知症の発症率が低いことで知られています。これはカレーの中のターメリックというスパイスに含まれるグルクミンという成分が、ベーターアミロイドの沈着を防ぐといわれています。
◎アルファーリノレン酸
クルミなどのナッツ、しそ油、ホウレン草などに多く含まれるアルファーリノレン酸は、中性脂肪や、炎症、血栓を抑える作用があります。
甘いもの、塩分、酒、タバコは控える
一方注意したい食べ物や習慣には、以下のようなものが挙げられます。
▼甘いもの
甘い物の食べすぎは肥満を増長し、高血糖を招きます。糖尿病は血管や神経が傷つきやすくなる、代表的な病気の一つです。
▼塩分
日本人が多く摂りやすいのが塩分です。特に高血圧の人は、十分に注意する必要があります。
▼酒
脳はアルコールの影響を受けやすく、多量のアルコールは脳を萎縮させ、認知症を引き起こしやすくするといわれています。
▼たばこ
たばこは、まさに百害あって一利なしです。一酸化炭素をはじめ、有害物質が脳の神経に影響します。これは受動喫煙であっても同様です。
人とのかかわりで活性化
頭を使うためにも外出する
認知症予防のためには、食生活以外にも、適度な運動が欠かせません。。運動は肥満を防ぎ、メタボリックシンドロームを改善します。また、地域の集まりに参加したり、友達と会って趣味を楽しんだりといった、他人と関わるような活動も、認知症を予防し、進行を遅らせるのに大変有効だといわれています。
例えば外出のために準備をし、服を選び、道順を確認するといった行動は、それ自体、脳の活性化につながります。また、待ち合わせ場所まで、足を運ぶことは、自然と脳を活発に働かせると同時に、十分な身体の運動にもなります。こうした習慣は、すぐに身につくものではありません。しかし、決して遅すぎるということもありません。気がついたときから心がけていきたいものです。

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認知症の予防と備え
気づいたときから始めよう!
(法研、「ぼけない食べ方」伊藤晴夫書グラフ社など参照)
認知症は、急に発症するものではなく、何年も積み重ねられた生活習慣と、体質など遺伝的な要素が深く関係していると考えられています。ある意味で、誰の身にも起こりうる加齢現象の一つといえます。認知症予防と備えについて2回に分けて掲載します。
アルツハイマー型が半数
認知症は脳の神経に障害が生じ、記憶や思考、行動をつかさどる脳の機能が徐々に失われていく病態のことです。脳の神経細胞が破壊されて減少する「アルツハイマー型」が約半数を、残りの半数以上を脳卒中などの脳血管障害を機に発症する「脳血管性」が占めています。そのほか「レビー小体型」などがあります。
アルツハイマー型患者の脳を調べてみると、ベーターアミロイドという異常蛋白質が多く蓄積されていることが分かっています。これが神経細胞を圧迫し、認知症を発症すると考えられています。一方脳血管性の発症には、食生活や運動といった生活習慣が深く関係しています。高血圧、脂質異常症、高血糖、肥満、といったメタボリックシンドロームの要素が脳血管障害を引き起こしやすくするからです。なお、中には、慢性硬膜下血腫や正常圧水頭症による認知症など、手術で症状が軽減、または、治るものもあります。
魚、野菜などをバランス良く
認知症を防ぐには、食生活が重要です。以下のような食材や栄養素が有効とされています。しかし、どれか一つを極端に多く摂っても効果は低く、むしろ毎日少量ずつでもバランスよく摂ることこそ、大切だといわれています。
◎魚
魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く、含まれ、中性脂肪を低下させる働きがあります。
◎緑黄色野菜
色の濃い緑黄色野菜はベーターカロチンなど、脳細胞を活性酸素から守る抗酸化成分が豊富です。
◎オリーブ油
主に「地中海食」で多く使われるオリーブ油には、身体にいいオレイン酸が多く含まれ、抗酸化作用もあります。
◎ポリフェノール
食物の色素成分のことで、抗酸化作用があります。赤ワイン、ブルーベリー、緑茶、サツマイモなどに豊富
◎カレー
インド人はアルツハイマー型認知症の発症率が低いことで知られています。これはカレーの中のターメリックというスパイスに含まれるグルクミンという成分が、ベーターアミロイドの沈着を防ぐといわれています。
◎アルファーリノレン酸
クルミなどのナッツ、しそ油、ホウレン草などに多く含まれるアルファーリノレン酸は、中性脂肪や、炎症、血栓を抑える作用があります。
甘いもの、塩分、酒、タバコは控える
一方注意したい食べ物や習慣には、以下のようなものが挙げられます。
▼甘いもの
甘い物の食べすぎは肥満を増長し、高血糖を招きます。糖尿病は血管や神経が傷つきやすくなる、代表的な病気の一つです。
▼塩分
日本人が多く摂りやすいのが塩分です。特に高血圧の人は、十分に注意する必要があります。
▼酒
脳はアルコールの影響を受けやすく、多量のアルコールは脳を萎縮させ、認知症を引き起こしやすくするといわれています。
▼たばこ
たばこは、まさに百害あって一利なしです。一酸化炭素をはじめ、有害物質が脳の神経に影響します。これは受動喫煙であっても同様です。
人とのかかわりで活性化
頭を使うためにも外出する
認知症予防のためには、食生活以外にも、適度な運動が欠かせません。。運動は肥満を防ぎ、メタボリックシンドロームを改善します。また、地域の集まりに参加したり、友達と会って趣味を楽しんだりといった、他人と関わるような活動も、認知症を予防し、進行を遅らせるのに大変有効だといわれています。
例えば外出のために準備をし、服を選び、道順を確認するといった行動は、それ自体、脳の活性化につながります。また、待ち合わせ場所まで、足を運ぶことは、自然と脳を活発に働かせると同時に、十分な身体の運動にもなります。こうした習慣は、すぐに身につくものではありません。しかし、決して遅すぎるということもありません。気がついたときから心がけていきたいものです。

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