ブログ引越ししました。(2011年12月5日) ≫ http://aisin.i-ra.jp/
2009年09月30日
認知症をよく理解するための8大法則 1原則 第4法則
認知症をよく理解するための
8大法則 1原則
認知症の人と家族の会副代表 杉山孝博医師
第4 法則 まだら症状の法則
認知症の人は、認知症が始まると常に異常な行動ばかりするわけではありません。正常な部分と認知症として理解すべき部分とが混じり合って存在しているというのが、「まだら症状の法則」です。
非常にしっかりした面もありますから、本人が認知症であるとはなかなかとらえられません。家族はついつい、「何故こんなことができないの」と言って叱ったり、教えこもうとしたりします。本人の言動を認知症の症状であるのか、そうでないのかをどう見分けたらよいでしょうか。
介護者のもっとも大きな混乱の原因の一つは、上手く見分けられなくて振り回されることにあります。初めから認知症の症状だとわかっていれば、そして、対応の仕方を上手くすれば、認知症による混乱はほとんどなくなります。
「常識的な人なら行わないような言動をお年寄りがしていて周囲に混乱が起こっている場合、“認知症問題”が発生しているので、その原因になった言動は、“認知症の症状”である」と割り切ることがコツです。
「私の大事なお金を盗んだだろう。ドロボー」という「物盗られ妄想」も、寝たきりの人が言うのと、見かけは正常に近い人が言うのとでは介護者の混乱はまったく違います。しかし、家族に向かって「ドロボー!」呼ばわりすることは異常ですから、いずれも同じ「認知症の症状」なのです。
ところで、認知症のない普通の人でもまだら症状はあるものです。「あの人がどうしてあんなバカなことを・・・」といいたくなる場面は少なくありませんし、会社では有能で素晴らしい判断力や企画力を発揮する人が、家に帰ると「粗大ごみ」扱いされるのですから。
このように認知症の人だけが異常な「まだら症状」を示すのではなく、私たち一人ひとりが日常的にしていることなのだと理解できれば、広い気持で認知症の人と接することができるようになるのではないでしょうか。
にほんブログ村ランキング参加中!よかったらクリックして下さい

にほんブログ
8大法則 1原則
認知症の人と家族の会副代表 杉山孝博医師
第4 法則 まだら症状の法則
認知症の人は、認知症が始まると常に異常な行動ばかりするわけではありません。正常な部分と認知症として理解すべき部分とが混じり合って存在しているというのが、「まだら症状の法則」です。
非常にしっかりした面もありますから、本人が認知症であるとはなかなかとらえられません。家族はついつい、「何故こんなことができないの」と言って叱ったり、教えこもうとしたりします。本人の言動を認知症の症状であるのか、そうでないのかをどう見分けたらよいでしょうか。
介護者のもっとも大きな混乱の原因の一つは、上手く見分けられなくて振り回されることにあります。初めから認知症の症状だとわかっていれば、そして、対応の仕方を上手くすれば、認知症による混乱はほとんどなくなります。
「常識的な人なら行わないような言動をお年寄りがしていて周囲に混乱が起こっている場合、“認知症問題”が発生しているので、その原因になった言動は、“認知症の症状”である」と割り切ることがコツです。
「私の大事なお金を盗んだだろう。ドロボー」という「物盗られ妄想」も、寝たきりの人が言うのと、見かけは正常に近い人が言うのとでは介護者の混乱はまったく違います。しかし、家族に向かって「ドロボー!」呼ばわりすることは異常ですから、いずれも同じ「認知症の症状」なのです。
ところで、認知症のない普通の人でもまだら症状はあるものです。「あの人がどうしてあんなバカなことを・・・」といいたくなる場面は少なくありませんし、会社では有能で素晴らしい判断力や企画力を発揮する人が、家に帰ると「粗大ごみ」扱いされるのですから。
このように認知症の人だけが異常な「まだら症状」を示すのではなく、私たち一人ひとりが日常的にしていることなのだと理解できれば、広い気持で認知症の人と接することができるようになるのではないでしょうか。

にほんブログ村ランキング参加中!よかったらクリックして下さい

にほんブログ
2009年09月30日
Q&A 施設の情報をどこで得たらいいですか
Q 41 母はアルツハイマー病にかかっていますが、在宅での生活はもう限界で、施設にお願いしたいと思っています。母の住んでいる地域の施設についてはどこに尋ねればいいですか?
A:まず、現在何らかの在宅サービスを受けているのであれば、そのサービス提供者やケアマネージャーに聞いてみてください。現在往診を受けているのであれば、開業医の医師に、訪問看護を受けているのであれば訪問看護師に相談してください。それらの専門家が施設を教えてくれるか、または、適切なほかの専門家を紹介してくれると思います。
そのようなサービスを受けていない場合には、地域の在宅介護支援センターや市町村の老人福祉課、福祉事務所に相談してみてください。介護保険課には『介護保険事業者ガイドブック』が置いあります。そこに電話番号や住所が記載されています。電話番号案内に聞いても教えてくれます。また、インターネットからも検索できます。介護保険関係をクリックしても見れますし、ワムネットから介護事業者情報を検索し探すこともできます。
しかし、どのような方法で調べられても、お勧めの施設などは示されていません。
あくまでもお母さんにあった施設をご自分の足で情報を聞き出し、自己負担などの詳細をキャッチして下さい。あなたの目で確認されることが大切です。確かにこうしたことには、相当の苦労が必要になりますが、それに見合うだけの価値は必ずあります。また、知人が推薦される施設にもぜひ足をお運びください。利用者さんたちが生き生きと生活をされているか、独りぼっちでポツンとされている人はいないか、スタッフの動きを観察してください。
優れた施設は入院・入所するまでの待機待ちに時間がかかります。できるだけ早く計画を立てましょう!

にほんブログ村ランキング参加中!よかったらクリックして下さい

にほんブログ
A:まず、現在何らかの在宅サービスを受けているのであれば、そのサービス提供者やケアマネージャーに聞いてみてください。現在往診を受けているのであれば、開業医の医師に、訪問看護を受けているのであれば訪問看護師に相談してください。それらの専門家が施設を教えてくれるか、または、適切なほかの専門家を紹介してくれると思います。
そのようなサービスを受けていない場合には、地域の在宅介護支援センターや市町村の老人福祉課、福祉事務所に相談してみてください。介護保険課には『介護保険事業者ガイドブック』が置いあります。そこに電話番号や住所が記載されています。電話番号案内に聞いても教えてくれます。また、インターネットからも検索できます。介護保険関係をクリックしても見れますし、ワムネットから介護事業者情報を検索し探すこともできます。
しかし、どのような方法で調べられても、お勧めの施設などは示されていません。
あくまでもお母さんにあった施設をご自分の足で情報を聞き出し、自己負担などの詳細をキャッチして下さい。あなたの目で確認されることが大切です。確かにこうしたことには、相当の苦労が必要になりますが、それに見合うだけの価値は必ずあります。また、知人が推薦される施設にもぜひ足をお運びください。利用者さんたちが生き生きと生活をされているか、独りぼっちでポツンとされている人はいないか、スタッフの動きを観察してください。
優れた施設は入院・入所するまでの待機待ちに時間がかかります。できるだけ早く計画を立てましょう!

にほんブログ村ランキング参加中!よかったらクリックして下さい

にほんブログ