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2009年10月31日

認知症介護 家族の接し方10か条 第2条

家族の接し方10か条
                             (認知症予防協会より)

第2条 心の受容
意に添って 心受け止め 温かく



認知症老人の介護が上手にできるか、挫折してしまうかには、種々の要因が関連しますが、何より重要なことは介護者が老人の言動をいかに受け止めることができるかにかかっています。認知症老人は明らかに事実とは違ったことを口走ったり、間違った行動や理解できない行動をしばしば示したりします。



例えば、自分の家にいながら自宅に帰りたいと言って飛び出して行ったり、定年退職しているのにこれから会社に出勤すると言って身支度を始めたり、誰かが財布を盗んだと言って騒いだりします。また、執拗な要求や理由もなく突然怒り出したりすることもあります。



認知症老人とっては、たとえ事実とは違っていても自分なりの考えや思い込みががあってそのように口走ったり、要求したり、行動したりしているようです。そのような時に、間違っているからと言ってその度に強い調子で間違いを正したり、理屈で説明したり、頭ごなしに叱ったりすることは避けなければなりません。特に頼っている人からの叱責は認知症老人の心を強く傷つけます。叱られることによって認知症老人は、時に向きになって反発し興奮したり、あるいはどんな態度をとったらよいのかわからなくなり、途方にくれ遂には混乱してしまったりします。。



落ち込んだり認知症が進むことさえみられます。少しぐらい失敗や問題があっても認知症老人が思っていること、行動しようとしていること、心配していることをよく聞いてあげ、その心をくみ取って納得が得られるような、意に沿った温かい対応をしてあげることが何よりも大切です。



それには、介護者が認知症老人にみられる特性を十分に理解し、少しくらいなら間違いは多めにみて上げるくらいの心のゆとりを持ち、本人の欠点ばかり目を向けないで、残された健康な心の部分を支えてあげましょう。








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2009年10月30日

火災を想定した避難訓練



本日すみや電器内山様の指導にて

火災を想定した避難訓練を実施しました

火災通報装置の通報訓練や自動火災報知設備を

使用した避難訓練を実施しました。
















  
タグ :避難訓練


Posted by 2人3脚 at 17:18Comments(2)2人3脚の日常

2009年10月30日

生きがい生きがいづくりボランティア来訪



昨日健康づくりアドバイザーの鈴木啓司様来訪

皆さんで楽しく体操をしました

いつも有難うございます 顔02




























  


Posted by 2人3脚 at 16:49Comments(0)2人3脚の日常

2009年10月30日

2人3脚の菜園



本日アネモネとチュウリップの球根を植えました













 



  


Posted by 2人3脚 at 15:53Comments(0)2人3脚の日常

2009年10月29日

Q&A誤嚥性の肺炎を予防する方法を教えて

Q 46 重度の認知症で最近寝たきりとなってしまいました。在宅で訪問介護の支援を得ながら頑張っています。痰がらみが多くなってきました。歯磨きも拒否気味で歯ブラシをかんでしまい思うように歯磨きもできません。肺炎を起こさないか心配です。起こさない方法を教えてください。

A:口腔ケアで誤嚥性肺炎の予防をしましょう。高齢者や免疫力が低下している人が、口腔内を不潔な状態にしておくと、口腔内の細菌が気管に入り増殖し感染を起こし、誤嚥性肺炎になることが多いいのです。特に寝たきりの介護が必要なご質問者の場合は、誤嚥性肺炎になりやすく、結果的に命に関わることもまれではありません。



ご自身で歯ブラシのできる方は誤嚥性肺炎にはなりにくいのですが、寝たきりなどで、ご自身で口腔内の清掃が不可能の方の場合は、周囲の人による協力が必須です。



理想的には訪問診療を実施している歯医者さんに来てもらって、定期的な口腔ケア、歯周病や虫歯の治療、入れ歯の治療をしてもらい、毎日の口腔ケアについても指導してもらうのも良いでしょう。



身内の方などによる毎日の口腔ケアの方法を簡単に説明しましょう。可能なら状態をベッドから起こした姿勢で行ないます。無理なら首だけ横に向けて、行ないます。入れ歯があれば必ず外してください。入れ歯がお口に入っているときれいに口腔内を清掃できません。



やわらかめの歯ブラシで、歯と歯肉の境目を中心に、歯肉をマッサージするつもりで、ブラッシングしてください。歯磨き粉は毎回しようする必要はありません。歯と歯の隙間は歯ブラシで清掃できないので歯間ブラシを使用してください。ブラッシング後はブクブクうがいをしますが、できればイソジンなどで薄めたお水ですすぐとより良いでしょう。また、外して入れ歯は流水で入れ歯専用のブラシを使って、ジャブジャブ洗ってください・



口腔ケアを行なうことは誤嚥性肺炎を予防するだけでなくご本人のQOL(生活の質)を向上させることにつながります。アイスマーサージもお勧めです。綿棒の大きいもの(メインディップ)をぬらして凍らせたもので、口腔内の上顎や頬、舌などをマッサージしながら刺激しますと、唾液の分泌が良くなり、食べ物を飲み込むときの助けになります。唾液の効果は殺菌作用や食べ物の消化を助けたり嚥下をしやすくさせます。メインディップやうがい用イソジンはは薬局で購入することができます。一度お試しください。







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2009年10月29日

認知症介護 家族の接し方 10か条 第1条

家族の接し方10か条
                                   (認知症予防協会より)

第1条 なじみの関係
顔なじみ 落ち着き与える 安心感


認知症というハンディキャップを持った高齢者に、認知症を一生の問題とし対応してゆくときには、その成果との援助や介護が大きな課題となります。これについては、日常生活の動作(食事、排泄、更衣、清潔、移動など)の介助は必須のものです。しかし、身近な人(家族、親戚、近くの知人等)との人間関係を主にした社会生活活動の援助も、少しでも人間らしく生きていく上で、欠かせない重要なものです。これらについて高齢者の生き方では、良く知り頼りになる“馴染みの人”(普通は家族)とともに、安心した普通の生活が送れるようにすることが、基本的に重視されます。



中等度以上の認知症高齢者の場合には、常に身近にいて心が結びついている人は、他人でも昔から、知って分かっている人(身内、知人、世話になった人、、小学校の同級生)と勘違いして、全くそのつもりで、もっともらしい態度で頼りにして生きていったりします。



この際には、間違っていようが、親近感や同じ仲間という“なじみの心”で結ばれていて、高齢者に最も必要な安心・安住がもたらされていることが注目されます。これを特に施設入所の認知症高齢者で見ていると、その相手は名前は覚えてなくても顔は見知り覚えて、“顔なじみの関係”ができて一緒に暮らしていくと、入所の主な理由の問題行動や精神症状は自然に消えていったりします。



この“なじみの関係”の意義は、個々には安心安住の拠り所があり、一緒に生きいきと楽しげに暮らし、認知症高齢者の生きがいになっています。特になじみの関係に一番近く自然な姿は原則としていうまでもなく家族です。そこは高齢者が最も住みよく生きよいと所で、これは在宅介護の基盤ともなっています。


この反対派、高齢者を冷たく不適切に扱うと、家は不安の場となり身内の人でも他人にされたり、忘れられていったりします。以上のことは、健常な高齢者にも全く同じようにいえることです。






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2009年10月28日

10月のお誕生会







E様84歳、O様79歳 お誕生日おめでとうございますケーキ

恒例の手作りケーキを皆で作りました

スタッフより愛を込めて色紙の寄せ書きをプレゼントします顔05







  
タグ :誕生会


Posted by 2人3脚 at 20:08Comments(2)2人3脚の日常

2009年10月28日

富士市立東小学校3年生来訪



富士市立東小学校3年生授業の一環で来訪されました
男子生徒はリアル野球盤で2人3脚と対抗戦を行い
13:5で東小学校が勝利しました野球(ベースボール) 顔02

女生徒はお店やさんごっこをして遊びました。紙で作った腕輪や
リボンや可愛い動物たちをプレゼントされ利用者さんたちは大満足子(ねずみ)ネコちゃん卯(うさぎ)

また、遊びにいらしてください!!


小学生が来訪された様子ですここをクリックすると大きく見ることができます


                     ↓















  














  




















 





   













 














  


Posted by 2人3脚 at 16:15Comments(4)2人3脚の日常

2009年10月27日

Q&A長谷川式認知症スケールとはどんな検査 パート2

Q45 長谷川式認知症スケールとはどんな検査ですか? パート2


A:長谷川式認知症スケールは全部で9問あります。一昨日にテレビで放映された「明日の記憶」にも出てきました長谷川式認知症スケールです。


設問 6

数字の逆唱です。3桁と4桁の2問で、正答に対し各1点が与えられます。
3桁の逆唱に失敗した場合は、そこで中止し次の設問7へ進みます。


設問 7

(設問4で言った)3つの言葉の想起です。「先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみてください」と問い、3つの言葉の中で自発的に答えられたものがあれば各2点が与えられます。
想起できない言葉があった場合、少し間隔をおいてからヒントを提供し、正答が言えれば1点を与えます。例えば「桜」と「電車」が想起できなかった場合、「一つは植物でしたね」というヒントを与え、正答が言えれば1点。その後、「もう一つは乗り物がありましたね」というヒントを与えます。ヒントは被検者の反応を見ながら1つずつ提示し、「食物と乗り物がありましたね」というように、続けてヒントを出さないようにします。


設問 

5つの物品記銘です。「これから5つの物品を見せます。それを隠しますので、何があったのか言ってください」と伝えます。時計、カギ、歯ブラシ、ペン、クシなどの物品を用意し、「これは?・・・時計ですね。これは?・・・カギですね。これは?」というように物品名を1つずつ確認しながら掲示します。
この後、「では、これらのものを隠しますので、ここにあったものをもう一度言ってみてください。順番はどうでもかまいません」と言って、それらの物品を隠します。各正答に対して、それぞれ1点が与えられます。


設問 

「知っている野菜の名前をできるだけたくさん言ってみてください」と質問します。具体的な野菜の名前を検査用紙の記入欄に記入していきます。重視したものは採点しないように注意します。
この問題は言語の流暢さを見るための質問であり、途中で詰まり10秒程度まっても次の名前が出てこない場合、そこで打ち切ります。採点は5個までは0点、6個は1点、7個は2点、8個は3点、9個は4点、10個は5点。



判定の基準


設問ごとの得点を加算して総得点とします。満点は30点で、20点以下の場合に認知症の疑いがあると評価します。実施にあたっては十分に説明をすること、そしてテストを受けることの了解をとることが大切です。例えば、「物忘れテストですが、短い時間ですみますのでお願いできませんか」など。

長谷川式認知症スケールは、あくまで簡単な知能検査であって、これだけで認知症と診断することはできません。例えば検査を受けるお年寄りが感冒やうつ状態など心身が不調なときには、本来の知能より点数が低くなります。また、検査に対するお年寄りの協力度によっても左右されます。あくまでも補助的な検査であることを承知してほしいです









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2009年10月27日

Q&A長谷川式認知症スケールってどんな検査 パート1

Q45 長谷川式認知症スケールとは
    どんな検査ですか? パート1
  


A:認知症への対応は、その第一歩として早期診断・早期発見が大切になります。そのためには、一定の基準・スケールが求められます。これまで多くのスケールが開発されてきましたが、中でも1974年につくられた長谷川式簡易スケールは最も広く用いられてきました。1991年に改定された後現在は「長谷川式認知症スケール」(HDSR)と呼ばれています。内容は主に記憶に関係した質問で構成され、全部で9問あります。


実施の方法


設問 
ご自分の年齢を答えてもらいます。
正答に対し1点があたえられます。


設問 
年・月・日・曜日それぞれにつき正答すると
1点づつ与えられます(合計4点


設問 3

現在いる場所がどういうところであるかがとらえられていたら正答とします
(2点)もし正答が出ないときはヒントを提供します。「自宅ですか?」「病院ですか?」などと問い、正しい選択ができれば1点が与えられます。

設問 

3つの言葉を復唱してもらいます。2つの系列(パターン)が用意されていますが、1つの系列をまず用います。(比較的短い期間に連続して行なうときは、練習効果を避けるため、も委一方の系列を用います)
1つの言葉に1点が与えられます。正解できない場合は、正答な数を採点した後、正しい答えを教え覚えてもらいます。


設問 

100から7を連続で2回引いていきます。「100から7を引くといくつ?」次に」それから7を引くといくつ?」というように訊いていきます。
その場合、検査者は最初の答えを口に出さないことです。もし、最初の答えが間違っていたときにはそこで中止し、次の設問6へ進みます。









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2009年10月26日

風船バレーとハンドベルの練習



2人3脚では時々レクでハンドベル演奏します

各々パーツを決めてベルを鳴らします

















勢い あまって最後はバ~ンと割れてしまいました

この風船はたこの八ちゃんで~す


























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Posted by 2人3脚 at 15:34Comments(6)2人3脚の日常

2009年10月26日

認知症を理解する パート8

認知症を理解する パート8
                               (認知症サポーター養成講座標準教材より)

7.認知症の人と接するときの心がまえ

「認知症の本人には自覚がない」は大きな間違い

認知症の症状に、最初に気づくのは本人です。物忘れによる失敗や、今まで苦もなく家事や仕事がうまくいかなくなるなどのことが徐々に多くなり、何となくおかしいと感じ始めます。とくに、認知症特有の言われても思い出せない物忘れが重なると、多くの人は何かが起こっているという不安を感じ始めます。しかし、ここから先は人それぞれです。



認知症を心配して抑うつ的になる人、そんなことは絶対ないと思うあまり、自分が忘れているのではなく、周囲の人が自分を陥れようとしているのだと妄想的になる人など。認知症になったのではないか、という不安は健康な人の想像を絶するものでしょう。認知症の人は何も分からないのではなく、誰よりも一番心配なのも、苦しいのも、悲しいのも本人です。


私は忘れていない!」に隠された悲しみ

現実には、少なからぬ認知症に人が、私は物忘れなんかない、病院なんかいく必要はない、と言い張り、家族を困らせています。早く診断をし、はっきりとした見通しを持って生活したい、本人を支えていきたいと願う家族にとって、本人のこうした頑なな否認は大きな困惑の元になります。



しかし、その他の事柄はまだまだ十分な理解力や判断力をもっているのに、自分の深刻なもの忘れに対してだけ、不自然なほど目をつぶる理由を考えて見ましょう。


こういう人でも、他の認知症の人のもの忘れが尋常でないということはすぐに分かります。つまり、私は忘れてなんかいない!という主張は、私が認知症だなんて!!というやり場のない怒りや悲しみ不安から、自分の心を守るための自衛反応なのです。


周囲の人が「認知症という病気になった人」の本当のこころを理解することは容易ではありませんが、認知症の人の隠された悲しみの表現であることを知っておくことは大切です。




こころのバリアフリーを


足の不自由な人は、杖や車椅子などの道具を使って自分の力で動こうとします。駅にはエレベーターの設置などバリアフリー化が進み、乗り降りがしやすくなってきています。また、手助けのいるときには援助を頼みます。


しかし、認知症の人は自分の障害を補う「杖」の使い方を覚えることができません。「杖」のつもりでメモを書いてもううまく思い出せず、何のことか分からなくなります。認知症の人への援助には、障害を理解し、さりげなく援助できる「人間杖」が必要です。

交通機関や店など町のあらゆるところで、温かく見守り、適切な援助をしてくれる人がいれば外出もでき、自分でやれることもずいぶん増えるでしょう。こころのバリアフリー社会をつくることが認知症サポーターの役割です。




かかわる人の心がまえ


認知症の問題は、介護問題だと考えるのはやめましょう。誰でも自分や家族が認知症になる可能性があります。。認知症という病気のことを理解したうえで、自分だったらどう生き抜くかということを考えなければ、認知症の人の支援は難しいのです。



健康な人の心情がさまざまであると同じように、認知症の人の心情もさまざまです。「認知症の人」がいるのではなく、私の友達のAさんが認知症になっただけです。友人としてすべきことは、認知症の障害を補いながら、今までどおり友達のAさんと付き合い続けることです。たまたま駅でまごまごしていたBさんは、認知症のために自動改札が通れられないらしい、だったら、ちょっと手助けして改札を通る手伝いをすればいい。さりげなく、自然に、それが一番の援助です








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2009年10月25日

春山ハーブガーデン・ブルーベリー☆

今日は、Eさんの毎日の散歩の足を伸ばして


車でご近所の 春山ハーブガーデンへ行ってきました










ブルーベリーがなっていました  「好きなだけ食べていい」と言って下さり試食をハート吹き出し

 







クリックしてみてね  ↓




   










風が少し強かったので、伊豆半島がはっきり見え




皆さん喜ばれていました顔02                めるもハートたくさん  


Posted by 2人3脚 at 15:40Comments(0)地域との交流

2009年10月25日

我が家の菜園



苺の苗にミニビニールハウスをかけました。

大きないちごがなりますように 顔12

お嫁さんが丹精こめて育てています。

ブロッコリーは時期が早かったのか虫に食べられて全滅 顔07








































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2009年10月25日

認知症を理解する パート7

認知症を理解する パート7
                               (認知症サポーター養成講座標準教材より)

6.認知症の予防についての考え方

発症のリスクを少なくすする

認知症は脳の神経細胞ネットワークが何らかの原因で壊れてしまうことで生じ、加齢が最も大きな要因です。このため認知症は防ぎようがないと思われがちです。しかし、認知症の2割を占める脳血管性認知症の予防には、高血圧や高脂血症、肥満などの対策がとても有効です。また、認知症の半数以上を占めるアルツハイマー病でも、運動をはじめとする生活習慣病対策が発症のリスクを減らす(発症を遅らせる)ことが示されています。



とくに、楽しく運動することは、脳のアルツハイマー病変を弱めたり、記憶をつかさどる海馬の働きを高めることが示されています。認知症の発症を完全に防ぐことは困難ですが、生活習慣(運動や食事)に気を配ることで、発症や進行を遅らせることが期待されています。


老化によるの脳の病変に廃用(使わないこと)が加わると認知症の発症や進行を早めます。つまり、廃用は認知症の減員というより、加速因子と言えるでしょう。また、廃用の背景には、鬱病やアルツハイマー病初期に見られるうつ状態が、しばしば隠れています。ただ誘い出す対応だけでなく、その方の抱える不安や混乱に理解を示し魔性。また、抗うつ剤などの治療が必要なこともあります。




脳の活性化を図る

脳の活性化には、色々な方法がありますが、大切なことは楽しく行なうことです。仲間と一緒に昔の遊びや仕事などを語る回想法、音読や計算などの学習、音楽や絵画などの趣味活動を通じ、仲間と楽しく過ごすなかで、役割を演じ、前向きに生きる意欲がわいてきます。本人が嫌がるのに強要するのは本人のストレスや自信喪失につながり、逆効果の場合も少なくありません。



自治体では地域支援事業の介護予防事業のプログラムの一つとして「認知症予防」や「閉じこもり予防」などに取り組んでいます。仲間と楽しい時間を共有することによって、認知症の症状悪化、「廃用性認知機能低下」について一定の効果が期待されます。廃用防止の視点から積極的な活用が望まれます。








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2009年10月24日

認知症を理解する パート6

認知症を理解する パート6


5.認知症の診断・治療
                              (認知症サポーター養成講座標準教材より)

早期診断・早期治療が大事なわけ

認知症はどうせ治らない病気だから病院へ行っても仕方ないという人がいますが、これは誤った考えです。認知症ついても早期受診、早期治療は非常に重要です。



治る病気や一時的な症状の場合がある

正常圧水頭症とか、脳腫瘍、慢性硬膜下血腫等の場合、脳外科的な処置で劇的に良くなる場合があります。甲状腺ホルモンの異常な場合は、内科的な治療でよくなります。薬の不適切な使用が原因で認知症のような症状が出た場合は、薬をやめるか調整すれば回復します。ところが、こうした状態のまま長期間放置すると、脳の細胞が死んだり、恒久的な機能不全に陥って回復が不可能になります。一日も早く受診することが重要です。




早い時期に受診することのメリット

アルツハイマー病では、薬で進行を遅らせることができ、早く使い始めると健康な時間を長くすることができます。病気が理解できる時点で受診し、すこしづつ理解を深めていけば生活上の障害を軽減でき、その後のトラブルを減らすことも可能です。障害の軽いうちに障害の重くなったときの後見人を自分で決めておく(任意後見制度)などの準備や手配をしておけば、認知症であっても自分らしい生き方を全うすることが可能です。




初期は専門の医療機関の受診が不可欠

認知症の診断は初期ほど難しく、高度な検査機器と熟練した技術を要する検査が必要です。専門への医療機関受診が不可欠です。




受診の内容


CT,MRI、脳血流検査などの画像検査、記憶・知能などに関する心理的検査に加え、認知症のような症状を引き起こす身体の病気ではないことを確認する検査を行ないます。




認知症の治療

アルツハイマー型は薬で中核症状の進行を遅らせることができる


「塩酸ドネベジル」という薬が開発され、広く使用されています。衰えた海馬の細胞を活性化し、最大でおよそ10ヶ月、進行を遅らせることができますが、脳の細胞が死んでいくスピードを遅くしたり止めたりする作用はありません。本格的な治療薬は現在、開発が進んでおり、遠くない将来ワクチン療法が可能になるかも知れません」。





脳血管性認知症は進行を止められることもある

脳血管障害の再発や、怪我、身体の病気、環境の激変など大きなストレスによって階段を落ちるように進行することが多いので、これらを防ぐことにより進行が止まることがあります。事故や環境の変化が起こってしまったときは、本人がストレスにさらされないよう、できるだけ保護的に支援することが重要です。




精神症状には原因や状況に応じた療法を


中核症状以外の幻覚、妄想、うつなどの精神症状、失禁などの行動上の問題は、原因や状況に応じて、薬物療法、心理療法、環境の調整、周囲の人の理解など対応方法の工夫をします。
周辺症状と呼ばれるこれらの精神症状や、行動障害は、脳の細胞が壊れたこと(気質因子)、が複合的に関与して起こります。したがって、まず正しい見立てをして原因の推定をし、合理的な治療方針を決定し、現実的な対応をすることが重要です。




認知症の経過と専門家との関係



認知症の経過

認知症の経過は個人差が大きく、認知症が80代、90代で起こった場合は、脳の萎縮が進む前に別の病気や老衰で亡くななくます。早い時期に始まっても、進行が非常に遅い人や進行が止まってしまう人もあります。しかし、認知症によって脳の障害がどんどん進行する場合、精神機能の障害だけでなく身体機能の低下が起こり、数年から十数年の経過で歩行ができなくなり、寝たきりになります。最終的には口から食べ物を飲み込むことができなくなり、肺炎を繰り返すようになって亡くなります。




軽症のうちから専門家と信頼関係を築く


認知症が進行して寝たきりになる頃には、自分で介護や医療上の決定ができなくなります。しかし、現在の日本では、誰かにインフォームドコンセントの権限を委任するという法的制度がありません。法的後見人にも医療上の代諸権はないとされています。



早期に診断を受けても、できるだけ自分の力で生きていきたいと思う人、あるいは頼るべき人もなく、自分で生きていかざるを得ない人も少なくありません。そういうときは、地域福祉権利擁護や新しい成年後見制度(補助や任意後見)を活用しましょう。



かかりつけ医に相談に乗ってもらうケアマネジャーを持ち、これらの制度を十分利用すれば、かなり進行するまで自分の意思に沿った生活をすることができます。終末医療や介護の方針については、信頼できる誰かに任せなければならないので、自分の周りにいる人たちと十分コミュニケーションを保ち、自分の生き方や考え方を理解してもらいましょう。



本人に代わって意思決定を代行するときは、本人のこれまでの人生、価値観、現在の状況、、医学的な現状の評価と予後の見通しなどを参考に、決定をしなければなりません。








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2009年10月23日

認知症の介護家族講座のファシリテーターとして参加

認知症の家族講座In掛川
4回シリーズ 第2回目

                            (静岡県長寿政策室介護予防課主催)

長寿政策室介護保険予防課辻本主査より認知症関連の背景や認知症対策の概要についてお話があり、その後娘、嫁、妻、夫、息子の立場でグループに分かれ一人ひとり発表され、皆さんで出されてた議題について話し合われました。
認知症対策については、家族に介護が必要になった場合の希望のアンケート調査では、サービスなど利用しながら自宅で介護したいと思っている方が38.65%と多いのに驚きました。認知症対策における課題として  
■早期発見・早期対策
 ・年齢とともに誰もが認知症になる可能性があるが、自覚や周りの気づきが遅くなる恐れ(重度になって発覚等)
 ・心配事の相談先は主に家族だが、独居の高齢者だけの世帯が増え、相談もままならない。。
 ・予防への関心は高いが、実践につながっているか
■認知症になっても安心して暮らせる地域づくり
 ・居宅での対応が多くなる(本人や家族もそのように希望)
 ・地域の人々の理解と協力が求められる



























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2009年10月23日

認知症を理解する パート5

認知症を理解する パート5
                      (認知症サポーター養成講座標準教材より)


身の回りのことに支障が起こってくる

排泄の失敗をれに認知症が進行すると、入浴、更衣、排泄、食事、など、基本的な生活動作に援助を必要とします。本人にとっても非常にショッキングな出来事ですが、周りの対応で本人のプライドを傷つけずにすみます。排泄の失敗の原因は1つではないことを理解しておくことが大切です。



①.トイレの場所が分からなくなる

場所の見当識障害、はじめは夜間だが、その後日中でも分からなくなる。

②.衣類の着脱に手間取って汚してしまう

脳血管性認知症で運動障害がある場合、アルツハイマー型認知症で行為がうまくできなくなっている場合など

③.切迫するまで尿意、便意を感じなくなる
④.尿意、便意を全く感じなくなる

最初に起こるのは、①か②です。①では、トイレの場所を分かりやすく、風呂場、玄関のたたきなど、トイレと間違えやすい場所のドアを隠す。夜間は、廊下の明かりをつけておく、トイレの明かりをつけドアを開け放しておく。②であれば、脱ぎ着に時間がかからない衣服で着慣れているものをにする。こうしたちょっとした工夫である程度解決します。③の場合は、排尿、排便の周期を観察して、定期的なトイレの遊動で対応できます。オムツが必要になるは④です。

排泄の失敗にはぜんりつせんひだいや膀胱炎など、身体の病気が原因のこともあります。本人が痛みなど身体の異常を感じにくくなるということもあるので、周囲の人が気をかける必要がああります。




周囲の人が疲弊する精神症状


しまい忘れから、もの取られ妄想へ


幻覚、妄想、抑うつ、夜間せんもうなどにの精神症状についてどう理解したらいいででしょう。なくしたものを盗まれたと思い込む、もの取られ妄想を例に考えて見ましょう


大事なものをしまい忘れるのは認知症の人なら多くの人に起こる中核症状です。いつものしまい忘れでなく、違う場所にしまいこみ、すっかり忘れたために、「通帳がなくなった!!」と始まります。人に頼らず自立して生きていきたいという気持ちの強い人では、じぶんがわすれるわけなどない(忘れたなどということが受け入れられない)と思うあまり、そばで世話をしてくれている人が盗んだという、もの取られ妄想がしばしば起こります。



これは、もの忘れという中核症状に、自立心が強いという性格や、心ならずも家族に迷惑をかけているという状況が影響して起こる周辺症状です。なくし物が出てくればそれで収まる妄想ですから、周囲の人はあまり振興にならず、疑われている介護者が疲弊しないように心理的な支援をすることが大事です。こういう妄想は時間が来れば自然に見られなくなります。




もの取られ妄想がより複雑な妄想になることも

妄想的になりやすい素質をもった人に、ストレスがかかった時に、単純なもの取られ妄想から、「嫁は家の財産をねらっている」とか「家を乗っ取られる」といった妄想に発展します。これには「妄想になりやすい」という素質が深く関与しているので、妄想を治療する抗精神薬が効果を上げるげることが少なくありません。




単純なもの取られ妄想にしては訴えがオーバーだったり、執拗だったたりするときは、妄想の対象となっている人を守るためにも、本人の症状を軽減するためにも、認知症をよく理解する専門医に相談することが重要です。






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2009年10月22日

第3回 2人3脚 運動会



今日は第3回2人3脚の運動会です

この日のために毎日練習をしてきました

晴天に恵まれ元気一杯頑張りました

ラジオ体操、ビーチバレー、パン喰い競争

応援合戦玉いれ、表彰式が行われました



ここをクリックすると運動会を大きく見ることができます
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Posted by 2人3脚 at 16:53Comments(4)2人3脚の日常

2009年10月22日

傾聴のすすめ 人に役立ち、自分も成長パート2

傾聴のすすめ 人に役立ち、
自分も成長 パート2

                          (ホールファミリーケア協会 鈴木絹英理事長に聞く)

尊重・共感・受容が土台

ここではボランティアの講習時に強調している、傾聴を行なうための基本姿勢を、幾つか紹介しましょう。
傾聴は一般の会話とは違う。「傾聴モード」で望むことが大切です。主人公は相手ですから、自分の口は極力閉ざすこと。また、話の腰を折らずに最後まできちんと聴きます。傾聴の土台には尊重・共感・受容があります。






尊重するという点で▼自分の考えを押し付けない▼助言(アドバイス)しない▼結論を出さない▼お説教しない
ことが傾聴においては重要です。


そして共感とは、自分よりも相手の気持ちを尊重し、相手の身になって素直に聴くことから生まれます。注意すべきは、共感は同感とは違うこと。「まったく、その通り」などと言うのは、同感であって共感にはなりません。また、共感は同情とも違います。相手の話を聞きながら、“かわいそうに” “何とかしてあげたい”等と思うのは、同情であって共感とは異なってしまいます。


受容とは、相手の言い分や気持ちに評価を加えず、ありのまま受け入れること。相づち・うなずき・促しを用いて会話を進めます。安易にはげましたり、元気付けたりしませんが、ほめたりしみじみと労う言葉をかけます。「よく頑張ってこられましたね」「よく辛抱なさいましたね」「ご立派ですね」など、どこまでも相手を認め、敬意を表していくことが大切です。








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2009年10月22日

傾聴のすすめ 人に役立ち自分も成長 パート1

傾聴のすすめ 人に役立ち、
自分も成長 パート1

                           (ホールファミリーケア協会鈴木絹英理事長に聞く)

傾聴ボランティアに以前から興味を持っていました。高齢者のケアを行なう上で欠かすことができないのが傾聴です。この技法を身につけると認知症や高齢者のコミュニケーションに役立ちます。新聞にとても参考になる話が載っていましたので、学んでみましょう




相手のことを肯定的に受け止めながら聴くことを「傾聴」と呼びます。より良い人間関係を結ぶコミュニケーション方法として注目され高齢者の心のケアを行なう傾聴ボランティアの活動が中高年世代を中心に全国的に広がっています。



聴くことは心の援助に


傾聴とは、注意深く耳を傾けることから始まります。その意味から「聞く」と「聴く」とは区別しています。私たちの傾聴ボランティアは、相手のお話を傾聴的に聴く、傾聴的に相手と関わる活動です。具体的には、カウンセリングの基本を学んだ元気な高齢者自身が、悩みや寂しさをを抱える高齢者の話し相手をするものです。



人は誰でも、自分の言動を否定されることが嫌いです。傾聴は、何より相手を否定しない、ありのままを受け止めることが大切です。傾聴という行為、相手の「心の援助」になります。ゆっくりと丁寧に聴くことで、相手は自分の本音や、考えをどんどん語りだします。胸の奥から気持ちをはき出し、感情を発散できれば、、心がすっきりします。




傾聴の主人公は、あくまでも相手です。寛容な心で、「ああこう思っていらしゃるだ」「こういう考え方もあるんだ」としっかり聴く訓練をしていくと、それは自分の器を広げ、人間的な成長をもたらします。さらに相手を温かく受容することは自己をしっかり認められる自信に変わってきます。



実際に傾聴を行なうと、お互いに優しい言葉と善意の循環が生まれてきます。聴くことはよりよい人間関係を結ぶための、重要なコミュニケーションの方法となるのです。






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2009年10月21日

観賞菊毎年持参してくれます



毎年この時期になると原在住の鈴木忠義様が

皆さんで観賞してくださいと持参されました

枯らさないように1日1回たっぷり水やりします

多くの人に見ていただきましょう 顔02

























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Posted by 2人3脚 at 16:10Comments(2)地域との交流

2009年10月21日

東小の小学3年生3名来訪し折り紙遊びをしました



小学3年生が折り紙を教えてくれました

ペンギン、アサガオ、かえるを作成

Sちゃん、Aちゃん、Sちゃん有難う  また遊びに来てね


















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Posted by 2人3脚 at 15:44Comments(0)2人3脚の日常

2009年10月21日

浮島地区ふれあい昼食会に参加 園児とのふれあい



恒例の浮島地区ふれあい昼食会に参加し

地区の高齢者と愛生保育園児がふれあいました。

4歳児の楽器・歌の演奏 6歳女児によるフラダンス

 男児によるチビクロサンボの演劇を鑑賞しました。光る紙芝居も観賞。

お昼は地区の皆さんの手つくりの昼食を頂き、 また、園児たちからは

ワンちゃんバッグとお手紙をプレゼントされ大喜びでした。

花の会の渡辺様も参加していました。







































いつもお世話になっている花の会の渡辺様




















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Posted by 2人3脚 at 15:14Comments(0)地域との交流

2009年10月21日

認知症予防10か条 第10条くよくよしない

認知症予防10か条
                                      (認知症予防協会より)

第10条 くよくよしないで 明るい気分で生活を


人との付き合いで起こる些細なトラブルや気持ちの行き違い。毎日の生活で起こる出来事などにとらわれて、いつまでもくよくよと考え込まないこと。ストレスをため込まずに現実的に物事を処理していく心構えが大切です。



気分の落ち込むうつ病は感情の病気です。認知症とはまったく違った心の病ですが、年をとってからのうつ病は、気力の低下、注意力の衰えのために頭の回転が遅くなったり、物忘れがひどくなるので、一見して認知様の症状になることがあります。これは仮性認知症といって、真の認知症ではありませんうつ病が治れば、また正常に戻ります。



しかし、何度もうつ病を繰り返していると、高齢になるほど脳の神経細胞は障害を受けやすいので、やがて本物の認知症になってしまう可能性があります。高齢者では、親近者との死別や定年による退職、身体の健康を失うなど、喪失体験が続いて起こることが多く、これらを契機にしてうつ病や気分の落ち込みを起こしやすいといわれています。



うつ病は身体の免疫機能を低下させ、気力の低下や食欲の低下を伴うので、体力も消耗して、寝たきり状態になることがあります。寝たきり状態は認知症に通ずる近道です。不幸にしてうつ病になったら、早期に治療をすることです。何よりも大切なことは、普段から明るい気持ちで過ごすことに努めて、心の健康を高めることは、認知症予防として大切なことです。







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Posted by 2人3脚 at 08:00Comments(0)認知症を防止する

2009年10月20日

認知症を理解する パート4

認知症を理解する パート4
                             (認知症サポーター養成講座標準教材より)

症状5ー感情表現の変化


認知症になるとその場の状況が読めない

通常、自分の感情を表現した場合の周囲のリアクションは想像がつきます。私たちが育ってきた文化や環境、周囲の個性を学習して記憶しているからです。さらに相手が知っている人なら、、かなり確実に予測ができます。



認知症の人はときとして周囲の人が予測しない、思いがけない周囲の反応を示します。それは認知症による記憶障害や、見当識障害、、理解、判断の障害のため、周囲からの刺激や情報に対して解釈できなくなっているからです。


たとえば、「そんな馬鹿な」!ということばを、その場の状況を読めずに、自分が「馬鹿」と言われたと解釈した認知症の人にストレートに怒りの感情をぶつけられたら、怒られた人は、びっくりしてしまいます。認知症の人の行動が分かっていれば、少なくとも本人にとっては不自然な感情表現ではないことが理解できます。




4.周辺症状とその支援

元気がなくなり、引っ込み思案になることがある


認知症の初期にうつ状態を示すことがありますが、原因には「物忘れなど認知機能の低下を自覚し、将来を悲観してうつ状態になる」 という考え方と、「元気や、やる気が出ないこと自体が、脳の細胞が死んでしまった結果である」という考え方があります。



自身を失い、すべてが面倒に

認知症の症状が出てくると、周囲が気づく前から、本人は漠然と気づいています。これまでテキパキできた料理も手順が悪く来たら出前をとることになり、日ごろの食事もできあいの惣菜ですますようになります。



家の整理、整頓や掃除も同じです。片付けるつもりが散らかって収拾がつかなくなり、室内はごちゃごちゃ、大事なものはどこかにいってしまうことになります。意欲や気力が減退したように見えるので、うつ病とよく間違えられます。周囲からだらしがなくなったと思われることもあるよです。全てが面倒で、以前はおもしろかったことでも、興味がわかないと感じる場合も多いようです





将来の望みを失ってうつ状態になる場合も


能力の低下を強く自覚し、密かに認知症に関する本で調べたりしている人もいます。そして自ら認知症を疑って将来に望みをなくし、うつ状態になることもあります。周囲の対応としては、本人に恥を欠かせないようにすることが大事です。「できることをやってもらう」ことは必要ですが、できたはずのことができなくなるという経験をさせ、本人の自信をなくすという結果になったのでは逆効果です。自分の能力が低下してしまったことを再認識させるようなことは、ますます自信を失わせます。例えば、昔、書道が上手かったからといって書道を強調すると、本人にとっては下手になった文字を見るのは辛いと考えることもあるのです。



それとなく手助けして成功体験に結びつけることができれば、少しでも笑顔が戻るようになるでしょう。うつ状態にあるときには周囲からの「がんばれ」が負担になるので、注意が必要です。









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2009年10月19日

運動会の応援合戦



今日は運動会の応援の練習です

1拍子!2拍子!3・3・7拍子!

息もしっかり合っています

 

 























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Posted by 2人3脚 at 21:51Comments(2)2人3脚の日常

2009年10月19日

認知症予防10か条 第9条 いつも若々しくおしゃれを

認知症予防10か条
                                (認知症予防協会より)

第9条 いつも若々しく おしゃれ心を忘れずに


気持ちが老け込むと何をするにもおっくうになります」。おっくうになると外出するのも面倒になり。つい、家に閉じこもって、愚痴ばかり言っている。ということになりかねません。生き生きした感じがなくなります。これでは若い人たちも敬遠してしか寄ってきません。




心をいつも若々しく保つためには、いつでも考えを柔軟にもつことです。何かにこだわってくよくよ悩むことは』、ほどほどにしておきましょう。そしてここはひとつ、気分を一新して、思い切って、若い人たちと一緒に、何か新しいことに取り組んでみましょう。



どんな些細のことでも結構です。若い人たちも、あなたの人生経験がいかに貴重なものであるか分かれば、あなたをみる目が変わってくるでしょう。生き生きした態度や表情は、あなたをさらに魅力的なものにします。いつも輝いていましょう。




身だしなみにも気をつけて、ちょっとしたおしゃれ心も必要です。ユーモアの心も忘れずに、楽しいときには、遠慮することはありません。鼻歌のひとつも歌ってみましょう。認知症はこのような心に最も近づきにくいものですから。






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Posted by 2人3脚 at 09:00Comments(0)認知症を防止する

2009年10月19日

新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザ対策
                                 (10月10日付け静岡新聞より)

院内感染対策(2人3脚感染対策)

飛沫予防、手洗いを徹底



病院には抵抗力の低下した人々が多数入院している。そのような人がインフルエンザウイルスに感染すると、重症化する可能性がある。そのため院内感染対策を徹底しなければならない。インフルエンザの感染経路は「飛沫」と「手指」である。



飛沫は感染者が咳やクシャミをした時に、口や鼻から飛び出すものであり、1~2メートル程度の飛距離をを移動する。したがって、感染者から2メートル以上の距離を』保てば感染しないことになる。また、感染者がマスクをしたり、咳やクシャミをするときに口や鼻をティッシュなどで覆うことによって、飛沫の拡散を防ぐことができる。



手指を介する感染についてはウイルスが付着しているドアノブなどに手指が触れると、手指にウイルスが移動する。その手指で目や鼻の粘膜に触れればそこから感染する。そのため、手洗いが大変重要である。もちろん手指が頻回に触れる環境表面(ドアノブや机の上など)を家庭用洗剤でふき取ることも大切である。



インフルエンザウイルスは凸凹のある環境表面に8~12時間、平滑な表面に24~48時間生存することができる。そのため衣類などにウイルスが付着したとしても、よく自治には感染源とならないが、ドアノブの洋画平滑な表面では最大2日間は生き残る.拭き取りが大切なのである。



院内感染対策の基本は、「飛沫予防」と「手洗い」である。感染者の診療をするときにはマスクを装着し、診療の前後には手洗いをするのである。もちろん感染者も咳エチケットを忘れてはならない。咳エチケットは、病院の受付の団塊で、マスクをして手洗いをするというものである。



病院では新型インフルエンザの重症患者に酸素療法や人口呼吸器を用いることがある。しかい、このような医療行為によって、新型インフルエンザウイルスを含む微細粒子、エアロゾルは空気中を漂うため、空気を汚染する。したがって空気の入れ替えを徹底しなければならない。



インフルエンザにに罹患した人は発症後3日間は感染力が強く、発症の1日前から発症7日後まで感染性を示す。そのため、医療従事者が感染した場合には入院患者や外来患者にウイルスを感染させないように、7日間は勤務できないことになる。インフルエンザ大流行時の医療従事者の欠勤を最小限にして十分な医療を継続するために、また、医療従事者が入院患者への感染源にならないようにするために、医療従事者にインフルエンザワクチンを接種することは大変重要である。
                                               (矢野邦夫・県西部浜松医療センター副院長)






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Posted by 2人3脚 at 08:52Comments(1)2人3脚 広報室より

2009年10月18日

運動会の練習



10月22日の運動会に向けて玉入れの練習です


























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Posted by 2人3脚 at 16:49Comments(2)2人3脚の日常