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2009年10月29日
Q&A誤嚥性の肺炎を予防する方法を教えて
Q 46 重度の認知症で最近寝たきりとなってしまいました。在宅で訪問介護の支援を得ながら頑張っています。痰がらみが多くなってきました。歯磨きも拒否気味で歯ブラシをかんでしまい思うように歯磨きもできません。肺炎を起こさないか心配です。起こさない方法を教えてください。
A:口腔ケアで誤嚥性肺炎の予防をしましょう。高齢者や免疫力が低下している人が、口腔内を不潔な状態にしておくと、口腔内の細菌が気管に入り増殖し感染を起こし、誤嚥性肺炎になることが多いいのです。特に寝たきりの介護が必要なご質問者の場合は、誤嚥性肺炎になりやすく、結果的に命に関わることもまれではありません。
ご自身で歯ブラシのできる方は誤嚥性肺炎にはなりにくいのですが、寝たきりなどで、ご自身で口腔内の清掃が不可能の方の場合は、周囲の人による協力が必須です。
理想的には訪問診療を実施している歯医者さんに来てもらって、定期的な口腔ケア、歯周病や虫歯の治療、入れ歯の治療をしてもらい、毎日の口腔ケアについても指導してもらうのも良いでしょう。
身内の方などによる毎日の口腔ケアの方法を簡単に説明しましょう。可能なら状態をベッドから起こした姿勢で行ないます。無理なら首だけ横に向けて、行ないます。入れ歯があれば必ず外してください。入れ歯がお口に入っているときれいに口腔内を清掃できません。
やわらかめの歯ブラシで、歯と歯肉の境目を中心に、歯肉をマッサージするつもりで、ブラッシングしてください。歯磨き粉は毎回しようする必要はありません。歯と歯の隙間は歯ブラシで清掃できないので歯間ブラシを使用してください。ブラッシング後はブクブクうがいをしますが、できればイソジンなどで薄めたお水ですすぐとより良いでしょう。また、外して入れ歯は流水で入れ歯専用のブラシを使って、ジャブジャブ洗ってください・
口腔ケアを行なうことは誤嚥性肺炎を予防するだけでなくご本人のQOL(生活の質)を向上させることにつながります。アイスマーサージもお勧めです。綿棒の大きいもの(メインディップ)をぬらして凍らせたもので、口腔内の上顎や頬、舌などをマッサージしながら刺激しますと、唾液の分泌が良くなり、食べ物を飲み込むときの助けになります。唾液の効果は殺菌作用や食べ物の消化を助けたり嚥下をしやすくさせます。メインディップやうがい用イソジンはは薬局で購入することができます。一度お試しください。

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A:口腔ケアで誤嚥性肺炎の予防をしましょう。高齢者や免疫力が低下している人が、口腔内を不潔な状態にしておくと、口腔内の細菌が気管に入り増殖し感染を起こし、誤嚥性肺炎になることが多いいのです。特に寝たきりの介護が必要なご質問者の場合は、誤嚥性肺炎になりやすく、結果的に命に関わることもまれではありません。
ご自身で歯ブラシのできる方は誤嚥性肺炎にはなりにくいのですが、寝たきりなどで、ご自身で口腔内の清掃が不可能の方の場合は、周囲の人による協力が必須です。
理想的には訪問診療を実施している歯医者さんに来てもらって、定期的な口腔ケア、歯周病や虫歯の治療、入れ歯の治療をしてもらい、毎日の口腔ケアについても指導してもらうのも良いでしょう。
身内の方などによる毎日の口腔ケアの方法を簡単に説明しましょう。可能なら状態をベッドから起こした姿勢で行ないます。無理なら首だけ横に向けて、行ないます。入れ歯があれば必ず外してください。入れ歯がお口に入っているときれいに口腔内を清掃できません。
やわらかめの歯ブラシで、歯と歯肉の境目を中心に、歯肉をマッサージするつもりで、ブラッシングしてください。歯磨き粉は毎回しようする必要はありません。歯と歯の隙間は歯ブラシで清掃できないので歯間ブラシを使用してください。ブラッシング後はブクブクうがいをしますが、できればイソジンなどで薄めたお水ですすぐとより良いでしょう。また、外して入れ歯は流水で入れ歯専用のブラシを使って、ジャブジャブ洗ってください・
口腔ケアを行なうことは誤嚥性肺炎を予防するだけでなくご本人のQOL(生活の質)を向上させることにつながります。アイスマーサージもお勧めです。綿棒の大きいもの(メインディップ)をぬらして凍らせたもので、口腔内の上顎や頬、舌などをマッサージしながら刺激しますと、唾液の分泌が良くなり、食べ物を飲み込むときの助けになります。唾液の効果は殺菌作用や食べ物の消化を助けたり嚥下をしやすくさせます。メインディップやうがい用イソジンはは薬局で購入することができます。一度お試しください。

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タグ :誤嚥性肺炎の予防
2009年10月29日
認知症介護 家族の接し方 10か条 第1条
家族の接し方10か条
(認知症予防協会より)
第1条 なじみの関係
顔なじみ 落ち着き与える 安心感
認知症というハンディキャップを持った高齢者に、認知症を一生の問題とし対応してゆくときには、その成果との援助や介護が大きな課題となります。これについては、日常生活の動作(食事、排泄、更衣、清潔、移動など)の介助は必須のものです。しかし、身近な人(家族、親戚、近くの知人等)との人間関係を主にした社会生活活動の援助も、少しでも人間らしく生きていく上で、欠かせない重要なものです。これらについて高齢者の生き方では、良く知り頼りになる“馴染みの人”(普通は家族)とともに、安心した普通の生活が送れるようにすることが、基本的に重視されます。
中等度以上の認知症高齢者の場合には、常に身近にいて心が結びついている人は、他人でも昔から、知って分かっている人(身内、知人、世話になった人、、小学校の同級生)と勘違いして、全くそのつもりで、もっともらしい態度で頼りにして生きていったりします。
この際には、間違っていようが、親近感や同じ仲間という“なじみの心”で結ばれていて、高齢者に最も必要な安心・安住がもたらされていることが注目されます。これを特に施設入所の認知症高齢者で見ていると、その相手は名前は覚えてなくても顔は見知り覚えて、“顔なじみの関係”ができて一緒に暮らしていくと、入所の主な理由の問題行動や精神症状は自然に消えていったりします。
この“なじみの関係”の意義は、個々には安心安住の拠り所があり、一緒に生きいきと楽しげに暮らし、認知症高齢者の生きがいになっています。特になじみの関係に一番近く自然な姿は原則としていうまでもなく家族です。そこは高齢者が最も住みよく生きよいと所で、これは在宅介護の基盤ともなっています。
この反対派、高齢者を冷たく不適切に扱うと、家は不安の場となり身内の人でも他人にされたり、忘れられていったりします。以上のことは、健常な高齢者にも全く同じようにいえることです。

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(認知症予防協会より)
第1条 なじみの関係
顔なじみ 落ち着き与える 安心感
認知症というハンディキャップを持った高齢者に、認知症を一生の問題とし対応してゆくときには、その成果との援助や介護が大きな課題となります。これについては、日常生活の動作(食事、排泄、更衣、清潔、移動など)の介助は必須のものです。しかし、身近な人(家族、親戚、近くの知人等)との人間関係を主にした社会生活活動の援助も、少しでも人間らしく生きていく上で、欠かせない重要なものです。これらについて高齢者の生き方では、良く知り頼りになる“馴染みの人”(普通は家族)とともに、安心した普通の生活が送れるようにすることが、基本的に重視されます。
中等度以上の認知症高齢者の場合には、常に身近にいて心が結びついている人は、他人でも昔から、知って分かっている人(身内、知人、世話になった人、、小学校の同級生)と勘違いして、全くそのつもりで、もっともらしい態度で頼りにして生きていったりします。
この際には、間違っていようが、親近感や同じ仲間という“なじみの心”で結ばれていて、高齢者に最も必要な安心・安住がもたらされていることが注目されます。これを特に施設入所の認知症高齢者で見ていると、その相手は名前は覚えてなくても顔は見知り覚えて、“顔なじみの関係”ができて一緒に暮らしていくと、入所の主な理由の問題行動や精神症状は自然に消えていったりします。
この“なじみの関係”の意義は、個々には安心安住の拠り所があり、一緒に生きいきと楽しげに暮らし、認知症高齢者の生きがいになっています。特になじみの関係に一番近く自然な姿は原則としていうまでもなく家族です。そこは高齢者が最も住みよく生きよいと所で、これは在宅介護の基盤ともなっています。
この反対派、高齢者を冷たく不適切に扱うと、家は不安の場となり身内の人でも他人にされたり、忘れられていったりします。以上のことは、健常な高齢者にも全く同じようにいえることです。

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