ブログ引越ししました。(2011年12月5日) ≫ http://aisin.i-ra.jp/
2009年10月23日
認知症の介護家族講座のファシリテーターとして参加
認知症の家族講座In掛川
4回シリーズ 第2回目
(静岡県長寿政策室介護予防課主催)
長寿政策室介護保険予防課辻本主査より認知症関連の背景や認知症対策の概要についてお話があり、その後娘、嫁、妻、夫、息子の立場でグループに分かれ一人ひとり発表され、皆さんで出されてた議題について話し合われました。
認知症対策については、家族に介護が必要になった場合の希望のアンケート調査では、サービスなど利用しながら自宅で介護したいと思っている方が38.65%と多いのに驚きました。認知症対策における課題として
■早期発見・早期対策
・年齢とともに誰もが認知症になる可能性があるが、自覚や周りの気づきが遅くなる恐れ(重度になって発覚等)
・心配事の相談先は主に家族だが、独居の高齢者だけの世帯が増え、相談もままならない。。
・予防への関心は高いが、実践につながっているか
■認知症になっても安心して暮らせる地域づくり
・居宅での対応が多くなる(本人や家族もそのように希望)
・地域の人々の理解と協力が求められる






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4回シリーズ 第2回目
(静岡県長寿政策室介護予防課主催)
長寿政策室介護保険予防課辻本主査より認知症関連の背景や認知症対策の概要についてお話があり、その後娘、嫁、妻、夫、息子の立場でグループに分かれ一人ひとり発表され、皆さんで出されてた議題について話し合われました。
認知症対策については、家族に介護が必要になった場合の希望のアンケート調査では、サービスなど利用しながら自宅で介護したいと思っている方が38.65%と多いのに驚きました。認知症対策における課題として
■早期発見・早期対策
・年齢とともに誰もが認知症になる可能性があるが、自覚や周りの気づきが遅くなる恐れ(重度になって発覚等)
・心配事の相談先は主に家族だが、独居の高齢者だけの世帯が増え、相談もままならない。。
・予防への関心は高いが、実践につながっているか
■認知症になっても安心して暮らせる地域づくり
・居宅での対応が多くなる(本人や家族もそのように希望)
・地域の人々の理解と協力が求められる
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2009年10月23日
認知症を理解する パート5
認知症を理解する パート5
(認知症サポーター養成講座標準教材より)
身の回りのことに支障が起こってくる
排泄の失敗をれに認知症が進行すると、入浴、更衣、排泄、食事、など、基本的な生活動作に援助を必要とします。本人にとっても非常にショッキングな出来事ですが、周りの対応で本人のプライドを傷つけずにすみます。排泄の失敗の原因は1つではないことを理解しておくことが大切です。
①.トイレの場所が分からなくなる
場所の見当識障害、はじめは夜間だが、その後日中でも分からなくなる。
②.衣類の着脱に手間取って汚してしまう
脳血管性認知症で運動障害がある場合、アルツハイマー型認知症で行為がうまくできなくなっている場合など
③.切迫するまで尿意、便意を感じなくなる
④.尿意、便意を全く感じなくなる
最初に起こるのは、①か②です。①では、トイレの場所を分かりやすく、風呂場、玄関のたたきなど、トイレと間違えやすい場所のドアを隠す。夜間は、廊下の明かりをつけておく、トイレの明かりをつけドアを開け放しておく。②であれば、脱ぎ着に時間がかからない衣服で着慣れているものをにする。こうしたちょっとした工夫である程度解決します。③の場合は、排尿、排便の周期を観察して、定期的なトイレの遊動で対応できます。オムツが必要になるは④です。
排泄の失敗にはぜんりつせんひだいや膀胱炎など、身体の病気が原因のこともあります。本人が痛みなど身体の異常を感じにくくなるということもあるので、周囲の人が気をかける必要がああります。
周囲の人が疲弊する精神症状
しまい忘れから、もの取られ妄想へ
幻覚、妄想、抑うつ、夜間せんもうなどにの精神症状についてどう理解したらいいででしょう。なくしたものを盗まれたと思い込む、もの取られ妄想を例に考えて見ましょう
大事なものをしまい忘れるのは認知症の人なら多くの人に起こる中核症状です。いつものしまい忘れでなく、違う場所にしまいこみ、すっかり忘れたために、「通帳がなくなった!!」と始まります。人に頼らず自立して生きていきたいという気持ちの強い人では、じぶんがわすれるわけなどない(忘れたなどということが受け入れられない)と思うあまり、そばで世話をしてくれている人が盗んだという、もの取られ妄想がしばしば起こります。
これは、もの忘れという中核症状に、自立心が強いという性格や、心ならずも家族に迷惑をかけているという状況が影響して起こる周辺症状です。なくし物が出てくればそれで収まる妄想ですから、周囲の人はあまり振興にならず、疑われている介護者が疲弊しないように心理的な支援をすることが大事です。こういう妄想は時間が来れば自然に見られなくなります。
もの取られ妄想がより複雑な妄想になることも
妄想的になりやすい素質をもった人に、ストレスがかかった時に、単純なもの取られ妄想から、「嫁は家の財産をねらっている」とか「家を乗っ取られる」といった妄想に発展します。これには「妄想になりやすい」という素質が深く関与しているので、妄想を治療する抗精神薬が効果を上げるげることが少なくありません。
単純なもの取られ妄想にしては訴えがオーバーだったり、執拗だったたりするときは、妄想の対象となっている人を守るためにも、本人の症状を軽減するためにも、認知症をよく理解する専門医に相談することが重要です。

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(認知症サポーター養成講座標準教材より)
身の回りのことに支障が起こってくる
排泄の失敗をれに認知症が進行すると、入浴、更衣、排泄、食事、など、基本的な生活動作に援助を必要とします。本人にとっても非常にショッキングな出来事ですが、周りの対応で本人のプライドを傷つけずにすみます。排泄の失敗の原因は1つではないことを理解しておくことが大切です。
①.トイレの場所が分からなくなる
場所の見当識障害、はじめは夜間だが、その後日中でも分からなくなる。
②.衣類の着脱に手間取って汚してしまう
脳血管性認知症で運動障害がある場合、アルツハイマー型認知症で行為がうまくできなくなっている場合など
③.切迫するまで尿意、便意を感じなくなる
④.尿意、便意を全く感じなくなる
最初に起こるのは、①か②です。①では、トイレの場所を分かりやすく、風呂場、玄関のたたきなど、トイレと間違えやすい場所のドアを隠す。夜間は、廊下の明かりをつけておく、トイレの明かりをつけドアを開け放しておく。②であれば、脱ぎ着に時間がかからない衣服で着慣れているものをにする。こうしたちょっとした工夫である程度解決します。③の場合は、排尿、排便の周期を観察して、定期的なトイレの遊動で対応できます。オムツが必要になるは④です。
排泄の失敗にはぜんりつせんひだいや膀胱炎など、身体の病気が原因のこともあります。本人が痛みなど身体の異常を感じにくくなるということもあるので、周囲の人が気をかける必要がああります。
周囲の人が疲弊する精神症状
しまい忘れから、もの取られ妄想へ
幻覚、妄想、抑うつ、夜間せんもうなどにの精神症状についてどう理解したらいいででしょう。なくしたものを盗まれたと思い込む、もの取られ妄想を例に考えて見ましょう
大事なものをしまい忘れるのは認知症の人なら多くの人に起こる中核症状です。いつものしまい忘れでなく、違う場所にしまいこみ、すっかり忘れたために、「通帳がなくなった!!」と始まります。人に頼らず自立して生きていきたいという気持ちの強い人では、じぶんがわすれるわけなどない(忘れたなどということが受け入れられない)と思うあまり、そばで世話をしてくれている人が盗んだという、もの取られ妄想がしばしば起こります。
これは、もの忘れという中核症状に、自立心が強いという性格や、心ならずも家族に迷惑をかけているという状況が影響して起こる周辺症状です。なくし物が出てくればそれで収まる妄想ですから、周囲の人はあまり振興にならず、疑われている介護者が疲弊しないように心理的な支援をすることが大事です。こういう妄想は時間が来れば自然に見られなくなります。
もの取られ妄想がより複雑な妄想になることも
妄想的になりやすい素質をもった人に、ストレスがかかった時に、単純なもの取られ妄想から、「嫁は家の財産をねらっている」とか「家を乗っ取られる」といった妄想に発展します。これには「妄想になりやすい」という素質が深く関与しているので、妄想を治療する抗精神薬が効果を上げるげることが少なくありません。
単純なもの取られ妄想にしては訴えがオーバーだったり、執拗だったたりするときは、妄想の対象となっている人を守るためにも、本人の症状を軽減するためにも、認知症をよく理解する専門医に相談することが重要です。

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