ブログ引越ししました。(2011年12月5日) ≫ http://aisin.i-ra.jp/
2011年07月21日
皆さん!北京JAC全国研修セミナーin静岡に参加しませんか

↑
ここをクリックするとチラシの内容を見ることが出来ます
↓

みなさ~ん!
北京JAC全国研修セミナーin静岡に参加してみませんか
↑
北京JACチラシの概要をクリックすると詳細を見ることができます。
PDFがみにくいため上記をクリックしてください。
私は第5分科会にコーディネーターとして参加します。
「高齢者が安心して暮らせるまちづくりをめざして」
国の第3次男女共同参画基本計画を基に
「日常(くらし)から政治を問う」

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2011年07月21日
2011年07月21日
小規模多機能に通っている方は、ブルーべりー狩りに行く
春山ハーブガーデンさんのご好意によりブルベリー狩りを体験させていただきました。
4日間2人3脚のために開放してくださるそうです。有難うございます。
皆さん大変喜んでおりました。「目が良くなるよ」山から見る景色は最高です。

駿河湾が一望できます。2人3脚から7~8分の山にあります。
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2011年07月21日
震災など困っ時に介護保険は使えない・ぽ^れぽ~れより
認知症の人と家族の会・総会
6月5日 分科会報告
震災など困ったときに介護保険は使えない(介護保険分科会)
(58名参加・私も参加しました)
「安心要望書」について「介護保険制度は、もともと申請利用の限定など問題があった」「家族支援を明確にして社会保障の中での介護保険という考えがよく解かる」との発言。介護保険制度改正には、、「介護認定のプロセスで費用がかかりすぎだ」「介護度4の母親を介護中、毎月3万円オーバー、限度額をなくして」「予防給付と日常生活支援は地域格差を広げる」「解かりやすい制度へ」「24時間巡回対応型は町村が可能か」「市民後見人制度は問題点が多い」の意見が出され、震災と介護保険について福島、宮城支部から「今回の震災のように困ったときには、認定など今の制度は使えないことがよくわかった。現場の裁量で必要なサービスが使えることが必要」と発言がありました。
都道府県状況では、「認知症医療疾患センター地域連携単車の配置は」「早期対応には医療と福祉の連携、ヘルパー、医師の質・量アップが必要」の意見が出されました。参加者のうち約3割が5期の介護保険計画策定委員であり、要望書、提言を配布し、意見を述べること、各県の情報交換制度の学習の必要性が確認されました。
【担当理事:勝田、田部井、関、吉野】 (理事 吉野 立)
<ホーム長のつぶやき>
総会後分科会に参加しました。認知症の人と家族の会は理事さんたちに支えられています。H24年度の介護保険改正に向けて、介護保険策定委員が多数おり、力強い見方となっています。認知症の本人や家族のことを第1に考え、皆さんからの要望が提言となり厚生労働省に働きかけていただいています。今回、東北3県の宮城、岩手、福島の家族の会から、震災後の悲惨な状況が生々しく語られました。もしも静岡に東海地震が襲ってきたことを想定したとき、体験談はとても役に立ちました。家族の会の結束の深さも痛感いたしました。2人3脚も防災委員が立ち上がりました。毎月1回会議を開催しています。今後地域との協力を得るために絆を深めていきたいと思います。

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6月5日 分科会報告
震災など困ったときに介護保険は使えない(介護保険分科会)
(58名参加・私も参加しました)
「安心要望書」について「介護保険制度は、もともと申請利用の限定など問題があった」「家族支援を明確にして社会保障の中での介護保険という考えがよく解かる」との発言。介護保険制度改正には、、「介護認定のプロセスで費用がかかりすぎだ」「介護度4の母親を介護中、毎月3万円オーバー、限度額をなくして」「予防給付と日常生活支援は地域格差を広げる」「解かりやすい制度へ」「24時間巡回対応型は町村が可能か」「市民後見人制度は問題点が多い」の意見が出され、震災と介護保険について福島、宮城支部から「今回の震災のように困ったときには、認定など今の制度は使えないことがよくわかった。現場の裁量で必要なサービスが使えることが必要」と発言がありました。
都道府県状況では、「認知症医療疾患センター地域連携単車の配置は」「早期対応には医療と福祉の連携、ヘルパー、医師の質・量アップが必要」の意見が出されました。参加者のうち約3割が5期の介護保険計画策定委員であり、要望書、提言を配布し、意見を述べること、各県の情報交換制度の学習の必要性が確認されました。
【担当理事:勝田、田部井、関、吉野】 (理事 吉野 立)
<ホーム長のつぶやき>
総会後分科会に参加しました。認知症の人と家族の会は理事さんたちに支えられています。H24年度の介護保険改正に向けて、介護保険策定委員が多数おり、力強い見方となっています。認知症の本人や家族のことを第1に考え、皆さんからの要望が提言となり厚生労働省に働きかけていただいています。今回、東北3県の宮城、岩手、福島の家族の会から、震災後の悲惨な状況が生々しく語られました。もしも静岡に東海地震が襲ってきたことを想定したとき、体験談はとても役に立ちました。家族の会の結束の深さも痛感いたしました。2人3脚も防災委員が立ち上がりました。毎月1回会議を開催しています。今後地域との協力を得るために絆を深めていきたいと思います。

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2011年07月20日
2011年07月20日
2011年07月19日
2011年07月18日
2011年07月18日
2011年07月18日
2011年07月18日
昨日は地域の天王祭・2人3脚の日常
昨日は天王祭・ワッショイ、ワッショイの掛け声に皆さん外に出て応援
何のおやつが出来るのでしょうか
タワー積み・集中です。
毛糸のボンボリで作品を作っています。(福祉展に向けて)
楽器を使って音楽療法
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2011年07月18日
Q&A認知症の夫は一日に30回以上もトイレ通いをしますが
Q 80 認知症の夫は一日に30回以上トイレ通いします。特に夜間は家族も寝不足になってしまいます。トイレに行ってもたっぷりと出ないときがあります。また、汚れた下着を時々隠すようになって来ました。悩んでいます。対処方法を教えてください。
A:薬の副作用で尿量が増えたりするときがあります。また、日中あまりトイレへ行かず尿の色が薄い場合、毒素を排泄させるため夜間、尿量が増えてきます。おしっこは腎臓で作られます。他の病気があると、昼間はそちらの方(患っている臓器)に血液が回ります。昼間腎臓が働いていなければ夜間働き、夜間尿量が多く排泄されるようになります。また男性は前立腺肥大症に罹患しやすく尿道を栗のみ大の前立腺が左右から圧迫するため、尿意があっても尿の出が細く残尿感が残り何回もトイレ通いします。膀胱炎になってしまったときも尿意が頻回になります。痛みを訴えることができない方もおります。泌尿器科の医師にご相談ください。
認知症の人は病気の進行に伴って、排泄を失敗することが増えてきます。病気が軽いときは時々下着を汚す程度ですが、そのうち尿意があってもトイレの場所を探しているうちに間に合わなくなって部屋のゴミ箱などトイレ以外のところを汚すようになってきます。さらに進行すると排泄自体分からなくなり、常にオムツが必要な状態になります。
そうならないために2人3脚では利用者様一人ひとりにあった排泄指導をしています。オムツも拘束というとらえ方で関わっています。自分から尿意があっても場所が分からず不穏になられる方。シグナルさえつかんでいれば尿意で不安にさせることはありません。床に放尿された方、こちらが気がつかず我慢できなかったのです。心からシグナルをキャッチできなかったことを謝罪する姿勢が大切です。一生懸命、できない部分だけさりげなくフォロー(尊厳を守りながら)していくと良いコミュニケーションが取れるようになり、信頼関係が生まれます。
汚れた下着をタンスなどに隠したり、紙パンツを洗濯したりする方がいます。恥ずかしい、失敗を知られたくないという気持ちが本能的に働くのです。けして叱ったりさせず、くさい臭いの原因を本人のいないとき探してみましょう。自室のポータブルトイレの排便をわざわざ紙にくるんでゴミ箱に捨てる方もおられます。感染にだけ注意しましょう。目くじら立ててその行為を叱っても本人は理解できません。嫌な介護者のイメージしか残りませんので注意しましょう。ゴミ箱に器用に、床も汚さず排尿される方もいます。ゴミ箱内の袋の排泄物をトイレに流し、きれいに感染対策に則り処理しましょう。(水1㍑ーに対してキャップ1杯のハイターを噴霧し毎日作り換える)むしろ床に放尿されるより、オシッコで滑って骨折される方が怖いのです。ただしその前にシグナルが必ずあるはずです。「そろそろトイレに誘導する時間かな」と思いながら、個人個人の排泄パターンを把握しておきましょう。

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A:薬の副作用で尿量が増えたりするときがあります。また、日中あまりトイレへ行かず尿の色が薄い場合、毒素を排泄させるため夜間、尿量が増えてきます。おしっこは腎臓で作られます。他の病気があると、昼間はそちらの方(患っている臓器)に血液が回ります。昼間腎臓が働いていなければ夜間働き、夜間尿量が多く排泄されるようになります。また男性は前立腺肥大症に罹患しやすく尿道を栗のみ大の前立腺が左右から圧迫するため、尿意があっても尿の出が細く残尿感が残り何回もトイレ通いします。膀胱炎になってしまったときも尿意が頻回になります。痛みを訴えることができない方もおります。泌尿器科の医師にご相談ください。
認知症の人は病気の進行に伴って、排泄を失敗することが増えてきます。病気が軽いときは時々下着を汚す程度ですが、そのうち尿意があってもトイレの場所を探しているうちに間に合わなくなって部屋のゴミ箱などトイレ以外のところを汚すようになってきます。さらに進行すると排泄自体分からなくなり、常にオムツが必要な状態になります。
そうならないために2人3脚では利用者様一人ひとりにあった排泄指導をしています。オムツも拘束というとらえ方で関わっています。自分から尿意があっても場所が分からず不穏になられる方。シグナルさえつかんでいれば尿意で不安にさせることはありません。床に放尿された方、こちらが気がつかず我慢できなかったのです。心からシグナルをキャッチできなかったことを謝罪する姿勢が大切です。一生懸命、できない部分だけさりげなくフォロー(尊厳を守りながら)していくと良いコミュニケーションが取れるようになり、信頼関係が生まれます。
汚れた下着をタンスなどに隠したり、紙パンツを洗濯したりする方がいます。恥ずかしい、失敗を知られたくないという気持ちが本能的に働くのです。けして叱ったりさせず、くさい臭いの原因を本人のいないとき探してみましょう。自室のポータブルトイレの排便をわざわざ紙にくるんでゴミ箱に捨てる方もおられます。感染にだけ注意しましょう。目くじら立ててその行為を叱っても本人は理解できません。嫌な介護者のイメージしか残りませんので注意しましょう。ゴミ箱に器用に、床も汚さず排尿される方もいます。ゴミ箱内の袋の排泄物をトイレに流し、きれいに感染対策に則り処理しましょう。(水1㍑ーに対してキャップ1杯のハイターを噴霧し毎日作り換える)むしろ床に放尿されるより、オシッコで滑って骨折される方が怖いのです。ただしその前にシグナルが必ずあるはずです。「そろそろトイレに誘導する時間かな」と思いながら、個人個人の排泄パターンを把握しておきましょう。

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2011年07月17日
薬のマメ知識・一緒に飲んではいけないもの
健康・知っておきたい
薬のマメ知識パート1
一緒に飲んではいけないもの
東京ミッドタウンクリニック平石貴久と区別外来 医師平石貴久
漢方薬に代表される生薬のほか、抗生物質や降圧剤など、ほとんどの薬には化学製品が入っています。食材によって薬の効能を増強することもあれば、逆に減らしたり、なくしたりすることもあります。薬を正しく生かす薬のお話をします。まず薬を服用するときにジュースや牛乳で飲むことは避けましょう。
グレープフルーツ(ジュースを含む)血圧を下げる降圧剤との相性がよくありません。降圧剤は、商品名は様々でもカルシウム拮抗剤であることが多いですね。グレープフルーツに含まれるナリンジン等の成分は、カルシウム拮抗楽の効き目を強くし、血圧を下げる作用が強くなり過ぎて、気分が悪くなることがあります。同じ果実ジュースでもオレンジジュースやイチゴジュースなど酸度の強いものは、抗生物質のビクシリン、エリスロマイシン、リカミシンの成分を分解するので、効果をなくしてしまいます。抗生物質のドライシロップに多い、フロモックス、クラリス、クラリシッドも、薬剤のコーティングが分解され、苦い薬に変身します。
また、牛乳や乳製品との禁忌はよく有ります。抗生物質のテトラサイクリン系、ニューキノロン系は、牛乳のカルシウムと結合して胃から吸収が低下するので作用は弱まります。
皮膚角化治療剤(ケラチナミン)などはビタミンAを服用中の方には、吸収作用が増加し、効きすぎるので要注意です。アルミニュウム塩の主成分の制酸剤は、牛乳と一緒に飲むとミルクーアルカリ症候群が出現し結石などを作ります。基本的に、抗生物質の入った風邪薬の服用中は、牛乳を避けましょう。抗生物質は、原則、食事2時間後の食間が良いとされています。「胃が弱いので、何か胃に入れてから」と牛乳を飲むと逆効果です。抗生剤は、空腹に多めの白湯がお勧めです。
あなたの体を守るためのお薬です。医師や薬剤師さんに、注意事項を細かく聞いて守りましょう。
<ホーム長のつぶやき>
とっても参考になりました。特に2人3脚では朝の便通を促すために牛乳をよく飲んでいただいています。もちろん薬を服用する時は白湯ですが。起床時牛乳を飲んでいただいています。抗生剤を服用している時には牛乳は中止しようと思います。グレープフルーツは血圧を下げすぎてしまうので要注意は聞いていました。早速、朝のミーティングや勉強会のとき、スタッフに報告しましす。
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薬のマメ知識パート1
一緒に飲んではいけないもの
東京ミッドタウンクリニック平石貴久と区別外来 医師平石貴久
漢方薬に代表される生薬のほか、抗生物質や降圧剤など、ほとんどの薬には化学製品が入っています。食材によって薬の効能を増強することもあれば、逆に減らしたり、なくしたりすることもあります。薬を正しく生かす薬のお話をします。まず薬を服用するときにジュースや牛乳で飲むことは避けましょう。
グレープフルーツ(ジュースを含む)血圧を下げる降圧剤との相性がよくありません。降圧剤は、商品名は様々でもカルシウム拮抗剤であることが多いですね。グレープフルーツに含まれるナリンジン等の成分は、カルシウム拮抗楽の効き目を強くし、血圧を下げる作用が強くなり過ぎて、気分が悪くなることがあります。同じ果実ジュースでもオレンジジュースやイチゴジュースなど酸度の強いものは、抗生物質のビクシリン、エリスロマイシン、リカミシンの成分を分解するので、効果をなくしてしまいます。抗生物質のドライシロップに多い、フロモックス、クラリス、クラリシッドも、薬剤のコーティングが分解され、苦い薬に変身します。
また、牛乳や乳製品との禁忌はよく有ります。抗生物質のテトラサイクリン系、ニューキノロン系は、牛乳のカルシウムと結合して胃から吸収が低下するので作用は弱まります。
皮膚角化治療剤(ケラチナミン)などはビタミンAを服用中の方には、吸収作用が増加し、効きすぎるので要注意です。アルミニュウム塩の主成分の制酸剤は、牛乳と一緒に飲むとミルクーアルカリ症候群が出現し結石などを作ります。基本的に、抗生物質の入った風邪薬の服用中は、牛乳を避けましょう。抗生物質は、原則、食事2時間後の食間が良いとされています。「胃が弱いので、何か胃に入れてから」と牛乳を飲むと逆効果です。抗生剤は、空腹に多めの白湯がお勧めです。
あなたの体を守るためのお薬です。医師や薬剤師さんに、注意事項を細かく聞いて守りましょう。
<ホーム長のつぶやき>
とっても参考になりました。特に2人3脚では朝の便通を促すために牛乳をよく飲んでいただいています。もちろん薬を服用する時は白湯ですが。起床時牛乳を飲んでいただいています。抗生剤を服用している時には牛乳は中止しようと思います。グレープフルーツは血圧を下げすぎてしまうので要注意は聞いていました。早速、朝のミーティングや勉強会のとき、スタッフに報告しましす。

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2011年07月16日
今日は地域の春山祭りに参加し2人3脚では日高昆布を販売
2011年07月16日
2011年07月16日
2011年07月15日
夕方からはスタッフ会議です。
今日の夕方からはスタッフ会議
まずは、ヒヤリハット・高齢者虐待対策委員会より日ごろのわれわれのケアについて報告
・2人3脚開所記念祝賀会 ・家族参加型バス旅行
・2人3脚祭り(10月2日) ・利用者家族との食事会など企画していきます
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2011年07月15日
2011年07月15日
今日はNTT東日本伊豆病院へすぎなの会のメンバーと見学
今日はNTT東日本伊豆病院へ認知症の人と家族の会のメンバーと面談していただくために
出かけていく。東部地区認知症機関病院として医療技術主任・ソーシャルワーカー安田仁様
に病院内を案内していただく。4万坪の敷地に平屋の建物。中庭が随所に見られ緑が多い
!
リハビリテーション精神科部長の安田秀先生と面談し認知症の人と家族の会の役割をお話
させていただきました。今後医師間の医療連携を強化していけたらと思います。
病院内の食堂でお食事、安くて美味しい

病院の中に体育館が設備されています














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2011年07月14日
今日はきらり交流会議視察研修でかながわ女性センターへ
今日はきらり交流会議のメンバーに便乗させていただき江ノ島へ
江ノ島の中にある、「かなざわ女性センター」に視察研修に行かせて頂きました。
また、昼食からは「NPOかなざわ女性会議」の皆様と交流会、充実した一日でした。
帰りは鎌倉の八幡宮へ参拝、池には水練が満開でした。


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2011年07月14日
2011年07月14日
医師の目・人の目 認知症 第38条 人間関係はお互いさま
医師の目・人の目
「知ってますか?認知症」 パート38
公益法人認知症の人と家族の会・公益法人認知症の人と家族の会副代表
神奈川県支部代表・公益法人認知症グループホーム協会顧問
川崎幸(さいわい)病院 杉山孝博
共同通信社の配信で、下記の地方紙に平成21年4月以降1年間にわたって毎週連載されました。杉山先生の許可を得まして連載52回シリーズをお届けいたします。(高知、中国、埼玉、上毛、徳島、千葉、下野、佐賀、岐阜、新潟日報、山陰中央新報、山梨日日、宮崎日日、熊本日日中部経済、日本海、秋田魁新報、山形、愛媛、琉球などの新聞社から配信されました。
人間関係はお互いさま
人と人との付き合いは、相手の立場の気持ちをどれくらい思いやれるかによって、うまくいくかいかないかが決まってくるものだ。相手の立場に立って物を考えるには、それなりの知識と経験が必要だ。知識と経験の深まりが人間性を高め、人柄を決めると言ってよい。どのように深い知識と経験を持っていても、相手のことをすべて知ることはできない。自分の考え方の枠を押し付けないで、相対的な考え方、つまり寛容さが大切だ。
絶対的に正しい人はいないし、皆から非難されていようともその人なりの理由はあるものだ。例えば『世の中の人はどうして認知症問題を理解しないのだろう。家族はこれほど苦しんでいるのに・・・」と思う気持ちは分かるが、むしろ、「数年前までは自分も全く関心を持っていなかった。以前と比べれば、社会的関心は高まってきた。『認知症の人と家族の会』の活動を通して、もっと社会に訴えていこう」と考えたほうがよい。
認知症の人の介護に当たって、理解不足からくる二つの大きな混乱がある。一つは認知症の人と介護者の混乱、もう一つは、介護者と周囲の人との間の混乱である。認知症の人は知的機能の低下によって、介護者の誠意や説明・説得を理解できないし、介護者もまた、この連載で取り上げてきた認知症の特徴を理解できないでい。るそのために介護では、大きな混乱が生じている。
多くの場合、介護者の人たちは、「認知症の人はいつも世話をする最も身近な人に対してひどく出て、時々会う人には軽く出る」という「認知症の症状強度に関する法則」を知らない。そのため、周囲の人達は自分達が観察できる症状がその人の普段の状態であると思い込んでしまい、介護者の本当の苦労が理解できないという問題が存在する。
こうした理解不足を解消するにはどうしたらよいだろうか。まずは必要に応じて知識を得ようとする姿勢が大切だ。十数年前と比べたら信じられないくらい認知症の関する書物や、記事、ラジオ・テレビの特集が増えているので、気持ちさえあれば、正しい知識を得るのは容易だ。しかし最も重要なことは、認知症の人を「二度童(わらし)として、赤ちゃんと同じように理解して受け入れてあげられる社会全体の寛容な雰囲づくりであろう。「思いやり」の気持ちで、「お互いさまです」と言い合えるような人間関係をつくり上げたいものである。
<ホーム長のつぶやき>
いいですね。「お互いさま」の精神で思いやる気持ちを持ちたいと思います。私がこのブログを始めたのも、自分も学びながら成長し、多くの方に認知症の知識を得ていただき、少しでも認知症の人の気持ちがわかる介護をしていただきたいためです。それには少しでも知識を得ることだと思います。認知症が進行していきますと、先生のいう「わらし」に戻ってしまいます。赤ちゃんはどんどん脳の細胞が成長していきますが、認知症の人は脳が萎縮することにより脳細胞が減り、後退してしまいます。
認知症の症状は、いつも世話をしてくれる最も身近な人に対して、周辺症状がひどく出てしまいます。症状が特にひどくでてしまう対象の人はお嫁さんや我が娘や息子です。こんなに世話をしているのに「情けない」と思わないで下さい。お辛い気持ちはよく分かりますが、一番頼りにしているからこそ周辺症状(物取られ妄想、嫉妬妄想などの被害妄想)が出現します。頼られているのだと思ってください。私を見捨てないでと思う気持ちが表と裏逆にあらわれてしまうです。それは認知症という病気がさせるものです。過去記事の「症状の出現強度に関する法則」をご覧下さい。もう一度学んでみましょう。

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「知ってますか?認知症」 パート38
公益法人認知症の人と家族の会・公益法人認知症の人と家族の会副代表
神奈川県支部代表・公益法人認知症グループホーム協会顧問
川崎幸(さいわい)病院 杉山孝博
共同通信社の配信で、下記の地方紙に平成21年4月以降1年間にわたって毎週連載されました。杉山先生の許可を得まして連載52回シリーズをお届けいたします。(高知、中国、埼玉、上毛、徳島、千葉、下野、佐賀、岐阜、新潟日報、山陰中央新報、山梨日日、宮崎日日、熊本日日中部経済、日本海、秋田魁新報、山形、愛媛、琉球などの新聞社から配信されました。
人間関係はお互いさま
人と人との付き合いは、相手の立場の気持ちをどれくらい思いやれるかによって、うまくいくかいかないかが決まってくるものだ。相手の立場に立って物を考えるには、それなりの知識と経験が必要だ。知識と経験の深まりが人間性を高め、人柄を決めると言ってよい。どのように深い知識と経験を持っていても、相手のことをすべて知ることはできない。自分の考え方の枠を押し付けないで、相対的な考え方、つまり寛容さが大切だ。
絶対的に正しい人はいないし、皆から非難されていようともその人なりの理由はあるものだ。例えば『世の中の人はどうして認知症問題を理解しないのだろう。家族はこれほど苦しんでいるのに・・・」と思う気持ちは分かるが、むしろ、「数年前までは自分も全く関心を持っていなかった。以前と比べれば、社会的関心は高まってきた。『認知症の人と家族の会』の活動を通して、もっと社会に訴えていこう」と考えたほうがよい。
認知症の人の介護に当たって、理解不足からくる二つの大きな混乱がある。一つは認知症の人と介護者の混乱、もう一つは、介護者と周囲の人との間の混乱である。認知症の人は知的機能の低下によって、介護者の誠意や説明・説得を理解できないし、介護者もまた、この連載で取り上げてきた認知症の特徴を理解できないでい。るそのために介護では、大きな混乱が生じている。
多くの場合、介護者の人たちは、「認知症の人はいつも世話をする最も身近な人に対してひどく出て、時々会う人には軽く出る」という「認知症の症状強度に関する法則」を知らない。そのため、周囲の人達は自分達が観察できる症状がその人の普段の状態であると思い込んでしまい、介護者の本当の苦労が理解できないという問題が存在する。
こうした理解不足を解消するにはどうしたらよいだろうか。まずは必要に応じて知識を得ようとする姿勢が大切だ。十数年前と比べたら信じられないくらい認知症の関する書物や、記事、ラジオ・テレビの特集が増えているので、気持ちさえあれば、正しい知識を得るのは容易だ。しかし最も重要なことは、認知症の人を「二度童(わらし)として、赤ちゃんと同じように理解して受け入れてあげられる社会全体の寛容な雰囲づくりであろう。「思いやり」の気持ちで、「お互いさまです」と言い合えるような人間関係をつくり上げたいものである。
<ホーム長のつぶやき>
いいですね。「お互いさま」の精神で思いやる気持ちを持ちたいと思います。私がこのブログを始めたのも、自分も学びながら成長し、多くの方に認知症の知識を得ていただき、少しでも認知症の人の気持ちがわかる介護をしていただきたいためです。それには少しでも知識を得ることだと思います。認知症が進行していきますと、先生のいう「わらし」に戻ってしまいます。赤ちゃんはどんどん脳の細胞が成長していきますが、認知症の人は脳が萎縮することにより脳細胞が減り、後退してしまいます。
認知症の症状は、いつも世話をしてくれる最も身近な人に対して、周辺症状がひどく出てしまいます。症状が特にひどくでてしまう対象の人はお嫁さんや我が娘や息子です。こんなに世話をしているのに「情けない」と思わないで下さい。お辛い気持ちはよく分かりますが、一番頼りにしているからこそ周辺症状(物取られ妄想、嫉妬妄想などの被害妄想)が出現します。頼られているのだと思ってください。私を見捨てないでと思う気持ちが表と裏逆にあらわれてしまうです。それは認知症という病気がさせるものです。過去記事の「症状の出現強度に関する法則」をご覧下さい。もう一度学んでみましょう。
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2011年07月13日
2011年07月13日
おやつの買出し・小規模ではランチの手伝い
マックスバリューへおやつの買出しに行ってきました
きうりりの酢のもの・本日のメニューは混ぜご飯・生鮭のムニエル・マカロニサラダ
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2011年07月13日
朝一番蓮興寺の水蓮を見学に・境内はとってもきれい!
2011年07月12日
今日はケアビクスで軽い体操をしましょう
2011年07月12日
若年認知症患者と家族の実態を追って
若年認知症
患者と家族の実態を追って
(H. 23.7.12付 聖教新聞・作家ジャーナリスト 藤本美郷氏)
初期症状を見落とさない
私の祖父は生前、認知症で、食事をしても「飯を食わせない」と怒り、財布を捜しては「誰が盗んだ」と家族を泥棒呼ばわり。こうした65歳以上の高齢者の認知症は「老年性認知症」と言いますが、64歳以下で発症した場合を「若年性認知症」と呼びます。全国200万人を超す認知症患者の中で、若年性認知症の患者は少なくとも4万人。本人が気付いていないケースもあり、推定10万人とも。
働き盛りの40代、50代男性の発症が多く、夫が患って主な収入源を失うと、家計への影響も計り知れません。認知症は、脳の神経細胞が損傷することにより、物事の認識力や記憶力、思考力、判断力が衰え、日常生活に支障をきたす病。がんと同様に、早期発見・早期治療が重要です。しかし、初期症状を見落としやすく、「夫の異変を、会社からの連絡で初めて知った」という妻もいます。
認知症に気付くきっかけは①同じ事を何度も言ったり聞いたりする②物の名前が出てこないなど。ところが、夫が家で多少おかしな行動をとっても、妻は「「ちゃんと気を付けてよ」と言うぐらいで、まさか認知症だと思わないケースが少なくありません。中年男性Yさんは、職場のパソコンのパスワード、会議の時間や場所などを忘れ、何度も周りの人に尋ねて、部下に「おかしい」と思われていました。本人も「何か変だ」と思い、メモを取るなど工夫を重ねますが、ついに社内で迷子に。症状は初期から中期に入っていました。患者の中には、仕事でミスが続いて退職に追い込まれた方も。普段やっていた簡単な作業を出来なくなった場合、周囲の方は若年性認知症を考えるべきです。
愛する人、大切な命に変わりはない
認める勇気と準備
認知症は生活習慣の見直しで、ある程度予防が可能です。また、“治らない病気”と思われがちですが、中には、早期治療で、症状を抑えたり改善できる場合もありますので、早めの受診を。精神科や神経科、老人科のほか、「もの忘れ外来」」「認知症外来」などで診てもらえます。ただし、周囲が受診を勧めても本人が断るケースも。自尊心を傷つけられたと感じる場合もあり「健康診断の一環だから」「あなたの年齢では誰でも受診するから」など、診察を受けやすくする配慮が大切です。
万一、初期の認知症と診断されても、将来のへの備えが出来ます。また、怒りっぽくなった夫に、「愛情が薄れたのでは」と勘違いをしていた妻が、診断で夫を支えていく決意をした例もあります。ともあれ、認知症の告知は、本人も家族もすぐに受け入れることは困難です。今後どのようなことが起こり得るのか、病気を知ることが“受容への第一歩”となります。
中期になると家族や、医師らを判別しにくく、化粧水を飲んだり、ズボンを頭からかぶるなどの寄行も。診断を受け入れがたい家族も、“認める勇気”が必要になります。そして、本人が分かるうちに備えておきたいことは、①預貯金や医療・介護費用、障害年金の申請などの経済的準備②遺言などの意思の表明③旅行など家族との時間を大切にする、などです。
愛する人が変わっていく姿に、、家族の不安は尽きず、言い出しにくいと思いますが早めに本人と話し合いましょう。また、日常生活での支障が大きくなり近隣の方を困らせる行為も。病の公表も考えざるを得ませんが、正しい理解と協力を得てトラブル回避につなげたいものです。
支援体制を知ろう
若年期認知症になるのは、つらく悲しいことですが、夫婦に新たな絆が生まれたように感じる方もいました。50代後半に認知症を患ったある夫は、やむなく会社を廃業。出来ること・わかることが少なくなる不安と葛藤を胸に、妻に言いました。「これからどんなにつらいことがあっても、乗り切っていってほしい」と。やがて妻の顔も分からず、「社長」「師匠」と呼ぶ夫。妻は途方にくれながらも、夫の言葉を支えに奮闘する中、若年認知症家族の会を知りました。家族会での情報交換は、本人や家族にとって有効です。参加者からは「同じような境遇の人々からアドバイスをもらい、今後の不安が軽減された」などの声を伺います。
受診直後や本人への告知前でも症状が進んだときのことを考え、早期に家族会との連携をお勧めします。また、妻が若年性認知症になった場合、夫が“主夫”となり、仕事に家事に介護にと、その苦労も甚大です。患者の余命は発症後およそ6年~8年ともいわれますが、10年以上生きられる方もおり、人により異なります。家族での介護が限界に達する前に、介護保険や介護サービスなどを利用しましょう。
支援制度については各地の社会福祉協議会や地域包括支援センター等でも、聞けますが、「家族会で同じ経験者に相談する方が、精神的に安心できた」と語る人もいます。廃業した先ほどの男性は、その後、就労を支援する認知症サポートセンターで洗車や草取りの仕事を、中年で発症した認知症患者の多くは、就労意欲が高いのも特徴です。若年期認知症になっても、愛する人、大切な命に変わりはない―妻は毎晩、寝る前に、「『お父さん、今日も一日、無事に過ごせたな。ありがたいな』と言う時に見せる、夫の笑顔が一番の支え」と語ってくれました。
<ホーム長のつぶやき>
私が認知症の人家族に入会したのは10年以上前になります。家族の方のご苦労や辛さを知らなければ 良い看護が出来ないと、当時思ったからでした。そんなおり私が勤めていた老人性認知症疾患療養病棟に若年性認知症の男性が入院してきました。家族は疲弊しきっていましたので、家族の会の入会を勧めました。今では、私と一緒にコールセンターや家族の会の世話人として活躍されています。家族でなければわからない悩みや成年後見制度も使っていますので、成年後見制度をこらから利用する方や今現在、成年後見制度で悩まれている方の良き相談相手になっています。
昨年から認知症の人と家族の会・静岡県支部では若年性認知症の集いを開催し認知症の本人さんからの講演や若年性認知症の家族の方からの講演会も開いています。また、今年は若年性認知症のチラシを作成し、医師との連携や一般の方の理解を深めていただくために広報活動も積極的に行っていきます。また、フィランセにおいて、毎月第3土曜に認知症サポーター養成講座を開催する予定で動きだしました。富士市介護保険課に申し込みをしますと何人からでも認知症講座を90分くらい学ぶ事が出来ます。是非参加し、認知症という病気の理解やコミュニケーションを一緒に学んでみませんか。

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患者と家族の実態を追って
(H. 23.7.12付 聖教新聞・作家ジャーナリスト 藤本美郷氏)
初期症状を見落とさない
私の祖父は生前、認知症で、食事をしても「飯を食わせない」と怒り、財布を捜しては「誰が盗んだ」と家族を泥棒呼ばわり。こうした65歳以上の高齢者の認知症は「老年性認知症」と言いますが、64歳以下で発症した場合を「若年性認知症」と呼びます。全国200万人を超す認知症患者の中で、若年性認知症の患者は少なくとも4万人。本人が気付いていないケースもあり、推定10万人とも。
働き盛りの40代、50代男性の発症が多く、夫が患って主な収入源を失うと、家計への影響も計り知れません。認知症は、脳の神経細胞が損傷することにより、物事の認識力や記憶力、思考力、判断力が衰え、日常生活に支障をきたす病。がんと同様に、早期発見・早期治療が重要です。しかし、初期症状を見落としやすく、「夫の異変を、会社からの連絡で初めて知った」という妻もいます。
認知症に気付くきっかけは①同じ事を何度も言ったり聞いたりする②物の名前が出てこないなど。ところが、夫が家で多少おかしな行動をとっても、妻は「「ちゃんと気を付けてよ」と言うぐらいで、まさか認知症だと思わないケースが少なくありません。中年男性Yさんは、職場のパソコンのパスワード、会議の時間や場所などを忘れ、何度も周りの人に尋ねて、部下に「おかしい」と思われていました。本人も「何か変だ」と思い、メモを取るなど工夫を重ねますが、ついに社内で迷子に。症状は初期から中期に入っていました。患者の中には、仕事でミスが続いて退職に追い込まれた方も。普段やっていた簡単な作業を出来なくなった場合、周囲の方は若年性認知症を考えるべきです。
愛する人、大切な命に変わりはない
認める勇気と準備
認知症は生活習慣の見直しで、ある程度予防が可能です。また、“治らない病気”と思われがちですが、中には、早期治療で、症状を抑えたり改善できる場合もありますので、早めの受診を。精神科や神経科、老人科のほか、「もの忘れ外来」」「認知症外来」などで診てもらえます。ただし、周囲が受診を勧めても本人が断るケースも。自尊心を傷つけられたと感じる場合もあり「健康診断の一環だから」「あなたの年齢では誰でも受診するから」など、診察を受けやすくする配慮が大切です。
万一、初期の認知症と診断されても、将来のへの備えが出来ます。また、怒りっぽくなった夫に、「愛情が薄れたのでは」と勘違いをしていた妻が、診断で夫を支えていく決意をした例もあります。ともあれ、認知症の告知は、本人も家族もすぐに受け入れることは困難です。今後どのようなことが起こり得るのか、病気を知ることが“受容への第一歩”となります。
中期になると家族や、医師らを判別しにくく、化粧水を飲んだり、ズボンを頭からかぶるなどの寄行も。診断を受け入れがたい家族も、“認める勇気”が必要になります。そして、本人が分かるうちに備えておきたいことは、①預貯金や医療・介護費用、障害年金の申請などの経済的準備②遺言などの意思の表明③旅行など家族との時間を大切にする、などです。
愛する人が変わっていく姿に、、家族の不安は尽きず、言い出しにくいと思いますが早めに本人と話し合いましょう。また、日常生活での支障が大きくなり近隣の方を困らせる行為も。病の公表も考えざるを得ませんが、正しい理解と協力を得てトラブル回避につなげたいものです。
支援体制を知ろう
若年期認知症になるのは、つらく悲しいことですが、夫婦に新たな絆が生まれたように感じる方もいました。50代後半に認知症を患ったある夫は、やむなく会社を廃業。出来ること・わかることが少なくなる不安と葛藤を胸に、妻に言いました。「これからどんなにつらいことがあっても、乗り切っていってほしい」と。やがて妻の顔も分からず、「社長」「師匠」と呼ぶ夫。妻は途方にくれながらも、夫の言葉を支えに奮闘する中、若年認知症家族の会を知りました。家族会での情報交換は、本人や家族にとって有効です。参加者からは「同じような境遇の人々からアドバイスをもらい、今後の不安が軽減された」などの声を伺います。
受診直後や本人への告知前でも症状が進んだときのことを考え、早期に家族会との連携をお勧めします。また、妻が若年性認知症になった場合、夫が“主夫”となり、仕事に家事に介護にと、その苦労も甚大です。患者の余命は発症後およそ6年~8年ともいわれますが、10年以上生きられる方もおり、人により異なります。家族での介護が限界に達する前に、介護保険や介護サービスなどを利用しましょう。
支援制度については各地の社会福祉協議会や地域包括支援センター等でも、聞けますが、「家族会で同じ経験者に相談する方が、精神的に安心できた」と語る人もいます。廃業した先ほどの男性は、その後、就労を支援する認知症サポートセンターで洗車や草取りの仕事を、中年で発症した認知症患者の多くは、就労意欲が高いのも特徴です。若年期認知症になっても、愛する人、大切な命に変わりはない―妻は毎晩、寝る前に、「『お父さん、今日も一日、無事に過ごせたな。ありがたいな』と言う時に見せる、夫の笑顔が一番の支え」と語ってくれました。
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私が認知症の人家族に入会したのは10年以上前になります。家族の方のご苦労や辛さを知らなければ 良い看護が出来ないと、当時思ったからでした。そんなおり私が勤めていた老人性認知症疾患療養病棟に若年性認知症の男性が入院してきました。家族は疲弊しきっていましたので、家族の会の入会を勧めました。今では、私と一緒にコールセンターや家族の会の世話人として活躍されています。家族でなければわからない悩みや成年後見制度も使っていますので、成年後見制度をこらから利用する方や今現在、成年後見制度で悩まれている方の良き相談相手になっています。
昨年から認知症の人と家族の会・静岡県支部では若年性認知症の集いを開催し認知症の本人さんからの講演や若年性認知症の家族の方からの講演会も開いています。また、今年は若年性認知症のチラシを作成し、医師との連携や一般の方の理解を深めていただくために広報活動も積極的に行っていきます。また、フィランセにおいて、毎月第3土曜に認知症サポーター養成講座を開催する予定で動きだしました。富士市介護保険課に申し込みをしますと何人からでも認知症講座を90分くらい学ぶ事が出来ます。是非参加し、認知症という病気の理解やコミュニケーションを一緒に学んでみませんか。

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2011年07月11日
今日の午後は小規模多機能のセンター方式基礎研修
今日の午後はは富士北まちづくりセンターにおいてセンター方式基礎研修を行いました。
小規模多機能型居宅介護の職員さんたちが学びました。今日で3回シリーズ最終回。
皆様お疲れ様でした。
Q:センター方式って何ですか
A:認知症の人のためのケアマネジメントツールです。
認知症介護研究センターでは開発に取り組みセンター方式シートが
H15年出来上がりました。センター方式では共通の5つの視点を
重要な指針としています。困ったときには、この共通の5つの視点
に立ち戻って皆で話し合っていきます。
① その人らしいあり方
② その人にとっての安心、快
③ 暮らしの中での心身の力の発揮
④ その人にとっての安全、健やかさ
⑤ 馴染みの暮らしの継続(環境、関係、生活)
Q:どうしてセンター方式が認知症の介護に良いのですか?
A:本人の人格を尊重し、
その人らしさを支えられるツールなのです
認知症高齢者の特徴として記憶障害や見当識障害が進行
していく一方で、喜びや悲しみなどの感情や思いやり自尊心
などは、認知症が進行しても残っています。これらの特性を
周囲の人が十分に理解し、本人の人格を尊重し、その人らしさを
どう支えるかが大切です。生活支援のためのツールとして
開発されました。
今そのツールの良さが現場に浸透してきています
認知症ではない高齢者の方にも使用しています
Q:センター方式の目指すものってなんですか?
A:利用者中心の継続的なケアの実現に向けて
認知症の初期から終末期に至るまで高齢者一人ひとりの尊厳
支えるこれからの認知症ケアの考え方に基づき、在宅や施設
を通じた利用者中心の継続的なケアの実現をめざしています。
Q:センター方式のねらいは何ですか?
A:チームケア全員で取り組むことがねらいです
ケアマネージャーやケアに関わる方、利用者、利用者の家族が
一体となって、関係者がもつ情報や気づき、ケアの具体策を
利用者中心に考え、とらえ良質なケアを提供すると共に
その過程を通してケアチーム全体の成長を促していくことが
ねらいです。
センター方式ツールを利用しながらチーム皆で
認知症の方本人をいつでもどこでもその人らしく
暮らし続けるための支援をめざしています。
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