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2009年12月17日

死なないで!殺さないで!生きよう!メッセージ集

認知症の人と家族の会






いま、介護でいちばんつらいあなたへ、思いとどまった介護者からの渾身のメッセージ集の中からお届けします。



超えるー乗り越えるほど自分が強くなるー



「殺すか、死ぬかだ」まで、ありったけを日記に
                             (埼玉県・女性・38歳)

独身の私のところへ直腸脱を患った母を呼び、3年が過ぎました。心の病をもつ母は当初「エボを切ってくれ」といっていました。直腸脱をイボだと思ってのことです。



認知症のケアには、それまでの親子関係の善し悪しが影響すると聞きますが、“普通のお母さん”とは少し様子が違う母とは、子どもの頃から深い会話ができませんでした。小・中学生の頃は精神病の母が本当に重く、なぜ先に他界したのが父だったのか、なぜは母は結婚できたのか、と答えの出るわけもない疑問をいつも心のどこかにかかええてきました。今はもう私も開き直って、七四歳の母を年寄り扱いできるので、かえって楽な面もあります。



今でも殺したい、死にたいと考えることがあります。仕事は朝から深夜まで、終電かクシーでの帰宅です。土・日は休みのはずが必ず一日は出社し、残りは家事・・・・・母は体が動きますので簡単な家事をしてもらいますが、仕事で疲れはてた私は、倒れてしまいました。診断は「うつ状態」です。それでも入院はできませんから、最低限の家事をして、母にはデイサービスとヘルパーさんをお願いしています。




娘、女性は力もないのに必ず親の面倒を見ることになります。独身なら仕事、妻であれば家事一切をしながらの介護は、よほどうまく立ち回って気分転換もしないと終わりのない深みにはまってしまいます。



叔父・祖母が最後まで心配したこの母を預かった以上、できることはやろうと思います。が、いつでもホーム入居を考え、辛いときには、“いのちの電話”をかけようかと番号を控えております。また、日記も書きます。ここには、ありったけを書きます。「殺すか、死ぬかだ」まで、すると気持ちが落ち着きます。





“今日1日を生きる”
今はこれだけの日々です。



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