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2009年12月10日

クリスマスのオーナメント作り



今日の午後はクリスマスのオーナメント作り

天井からつるします 顔02


















 







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Posted by 2人3脚 at 17:08Comments(0)2人3脚の日常

2009年12月10日

杉山Drのやさしい医学講座

第1章 高齢者の疾病と主な症状 
                    (認知症の人と家族の会 副代表 杉山孝博Drより)

3.白内障

「物がはっきり見えるようになりました。色彩が鮮やかにおなり、世の中がが明るくなった感じです。テレビを見るのが楽しみになりました。」私が訪問診療をしていて、1ヶ月前に白内障の手術をされたばかりの患者さんの言葉です。



人は、すべての感覚情報のうちで約80%を視覚情報として得ているといわれています。そのため、視力障害は日常生活のうえで大きな支障をきたします。白内障は、カメラでいえばレンズの役割を果たしている水晶体が濁ることにより起こります。加齢に伴って水晶体に変化が起こって濁るのが老人性白内障です。糖尿病や肝臓病などの全身疾患により白内障が出現することがあります。これを併発性白内障と呼びます。外相によって水晶体が傷ついても白内障は起こります。




白内障は、原則として徐々に進行していきますから初期には自覚症状はありません。濁りが進行していくにつれまぶしさやかすむ感じが出現します。昼間に強い光を受けると水晶体の濁った部分で光が散乱するため、非常にまぶしく感じて視力が低下することがあります。すりガラスを通して物を見るのと同じですから、かすんで見えにくくなります。以上のような症状が出てきたら白内障を疑うべきでしょう。さらに進行すると失明に至るほど進行します。


白内障の症状は濁りの程度や分布などによってかわりますので、治療の仕方も視力だけでなく、生活上の障害をもたらす様々な症状を考慮して決められます。白内障の進行を遅らせる効果を持つ点眼液による治療も行なわれていますが、ある程度進行した白内障では効果が期待できません。そのような場合には手術が行なわれます。




白内障の手術は、濁った水晶体を取り除いて、眼内レンズを移植する方法が基本的になっています。白目と黒目の境を切開するだけで、安全に短時間で実施できるようになっています。眼科医院によっては入院しないで外来手術をしているところもあります。



糖尿病や高血圧症などの合併症を持っている人や、ブドウ幕炎などの眼疾患を持っている人は、硝子体や網膜などに病変があって、白内障になっている水晶体を除去しても視力が回復しない場合があります。眼科の主治医から術後の機能回復がどの程度期待できるかしっかり説明してもらっておくことが大切です。



かって、眼内レンズの健康保険の適応がなかった時代には、片眼デ20数万炎の費用がかかりましたが、現在は健康保険で認められておりますから、経済的な心配をしないで手術を受けられるようになりました。冒頭の患者さんの言葉にあるように視力が回復することは、生活の意欲を高めるものです。白内障の手術は前向きに考えたいものです。








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Posted by 2人3脚 at 09:00Comments(0)医学講座